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2011年01月30日 イイね!

Q: 国の借金が1000兆円の大台に迫っていて、日本国債が格下げされて、菅首相がその問題に「疎い」と発言したとかで、連日ニュースになっています。

Q: 国の借金が1000兆円の大台に迫っていて、日本国債が格下げされて、菅首相がその問題に「疎い」と発言したとかで、連日ニュースになっています。ところで、そんなに多額の借金って、どこから借りているのでしょうか?

A: 答えはズバリ、あなたから借りています。

Q: えっ? 私は国にお金を貸した覚えはありませんけど?



A: あなたは銀行や郵便局にお金を預けていますね。それに毎月、保険や年金を支払っていますね。銀行・郵便局・保険会社・年金基金などは、そのおカネで運用をしています。ところが、現在、日本は不景気で良い運用先が少ないこともあって、大半のおカネが国債で運用されています。つまり、私たち日本国民の預貯金・保険・年金などあらゆる個人資産が、勝手に国債購入に充てられており、言い換えれば、私たち国民の個人の財産が、国の借金の肩代わりをしています。


Q: ということは、もし国が破綻したら、私たちが肩代わりしているおカネが返ってこないのでは?

A: その通り。預金封鎖や新円への切り替えなどで、預けたおカネや積み立てているおカネが返ってこない可能性はありますし、そこまでいかなくとも、破綻危機時の経済環境の激変に伴い今ある私たち個人の資産価値が大幅に目減りするリスクがあります。


Q: コツコツ貯めたお金なので、そんなの困ります。破綻しないようにしてください。

A: 破綻しないようにするには、増税しかありません。だから今、政府はムキになって増税しようとしているのです。


Q: 破綻すれば私たちの財産が激減するし、破綻を防ぐには増税されるし、どっちにしても最悪じゃないですか!?

A: その通りです。だから大変だと大騒ぎになっているのです。


Q: 私たち一般人がとれる防衛策ってないんですか?

A: 今すぐ、現状と将来どうなるかのシナリオについて勉強して、対策をじっくり練りましょう。まだ時間はありますから、くれぐれも落ち着いて今すぐ取りかかってください。

Posted at 2011/01/30 23:05:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年01月27日 イイね!

とあるネイティブアメリカンの老人が、小さな事業を始めるためにお金が必要だということで、銀行にお金を借りにいきました。

とあるネイティブアメリカンの老人が、小さな事業を始めるためにお金が必要だということで、銀行にお金を借りにいきました。

老人 『事業を始めたいんだ。すまんが、お金を少し貸してくれんかね』

銀行員『事業ですか。で、いったいどのくらいご入用ですか?』

老人 『$1000ほど貸してくれんかな?』

 銀行員は所定の用紙に、いつものように書き始めました。

銀行員『$1000ですね。おじいさん、それで担保になるものはお持ちですか?』

老人 『ん?担保とはなんだね?』

銀行員『担保は貸すお金の代わりになるだけの価値があるものの事ですよ。家や車はお持ちですか』

老人 『家はテントだからな。車は馬が引いとるやつがあるぞ』

 銀行員はため息をついて頭を振りました。

銀行員『じゃあ、家畜はどうです。馬なんかは飼っていませんか』

老人 『おお、いるとも。ちょうど全部歯が抜けた馬が一頭いるよ』

 などなど、いろいろすったもんだのあげく、老人はなんとか$1000を借りる事ができました。

 数ヶ月後、老人が銀行に現れます。その財布には大量の紙幣が入っていました。

老人 『おお、久しぶりじゃな。どれ、借りたものを返しにきたぞ』

 老人は金利分とそれから$1000を返しました。しっかりとお金を受け取った銀行員は、老人に尋ねました。

銀行員『おじいさん、余ったお金はどうするんですか?』

老人 『そうだな。家に帰って壷の中にでも入れておくよ』

銀行員『どうですか?うちの銀行に預金されるというのは』

老人 『預金?預金とはなんだね?』

銀行員『私どもの銀行にお金の管理を任せていただくという事です。お金を使いたい時にはいつでも引き出せますから』

 ネイティブアメリカンの老人は、カウンターに身を乗り出すようにして銀行員に尋ねた。

老人 『それであんたのとこにはどんな担保があるのかね?』

関連情報URL : http://hachigo.tumblr.com/
Posted at 2011/01/27 22:33:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年01月24日 イイね!

若者が搾取される理由

若者が搾取される理由社会保障から雇用にいたるまで、日本の若者は搾取されている。
日本の最大の格差はいうまでもなくこのような世代間格差だ。
アゴラでも様々な識者が冷遇される若者の問題を取り上げてきた。
しかし政治はいっこうにこの問題に取り組もうとしない。
政府は様々な予算を削ってでも、社会保障費は死守するといっている。
社会保障費というと聞こえはいいが、要は高齢者の年金、つまり生活費である。
一方でこれらを負担している若者は、そういった手厚い年金を将来受け取ることは絶望的だろう。
雇用にしても、大企業の正社員の解雇規制を厳しくすることにより、日本での新規採用を難しくしている。そのツケは求職中の若者に回る。
なぜこれほど若者は冷遇されるのか。
それは次のグラフを見れば一目瞭然である。


第22回参議院選挙年齢別投票率

出所:総務省

ただでさえ人数の少ない若年層だが、その多くが選挙にいかないのだ。
20~24歳では3人に1人も選挙にいかない。その一方で60歳以上の高齢者は人数も多いし8割が選挙にいく。
さらに最大で5倍もある「一票の格差」がこれに追い打ちをかける。選挙に落ちればただの人である政治家にとっては票が全てである。
こういうデータを見れば老人に手厚くするのは当然だろう。
若者は搾取するか、無視するのが合理的だ。

また前回のエントリーでは民主党政権がその最大の支持母体である労組に税制で優遇することにより政権を取らしてもらった「借り」を返そうとしてることを指摘した。しかし日本の税制を見て、筆者が改めて暗澹たる気持ちになったのは、このような政府によるアンフェアな労組への優遇だけではない。
実は労組へ税制で報いている現政権なんてかわいいものなのだ。農産物などに対する膨大な個別の関税リストや、さまざまな業界に対する税の例外的処置のあまりの多さをみると、この国の政治というものが嫌というほどわかってくる。

基本的に日本の政治の世界で起こっていることは次のようなことである。
なんらかの利益団体が特定の政治家を応援する。
それで応援する政治家が当選するとその政治家は補助金や税の特例措置を作ってその団体に報いる(もし十分に報いなければ次の選挙で干される)。
その結果、日本の税制は複雑怪奇になり、また税収も不足することになったのだ。
いうまでもなくこういった税制はゼロサム・ゲームであり、不当な関税や補助金などで得られる利益は、それ以外の人の犠牲の上に成り立っている。

それでも「若者」はまだ選挙権があるだけマシな方だ。
世の中にはもっと虐げられている人たちがいるのだから。
政治家たちはさらに画期的な方法で票を多く持っている層に利益を誘導することを思いついたのだ。
それは日本国債を使って未来の税金を先食いして、それを社会保障費として高齢者にばらまくことだ。そのツケは選挙権のない十代やこれから生まれてくる子供たちに回される。

「弱者にやさしい政治」「いのちを守りたい」などと素敵な言葉を囁きながらTPPに反対する政治家たち。政治家というのはなんとも素敵な職業のようだ。
Posted at 2011/01/24 21:23:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年01月24日 イイね!

これからの10年

これからの政府の方針は明確だ。

財務省は今年4月から実施する富裕層向けの増税、特に個人資産1400兆円が次世代に移動する際に相続税という名目で個人資産の50%以上を持っていく。これが国家が今まで抱えていた1400兆円余りの長期負債の返済原資となる。

次に返す刀で消費税の増税である。毎年の税収が法人税に頼れない現在、国はどんな人間からでも巻き上げられる消費税に軸足を移す。消費税はどろぼうからでも外人からでも回収できる税金だ。

これで毎年の国家予算を黒字化させる。

そして大事なのは国民総背番号制度である。今までは個人がゆうちょ銀行などを利用して資産を分散していたが今後は個人の資産すべてを政府が把握することになるから税金の支払い漏れはなくなる。

これで日本のお金はすべて政府が管理することになるので政府資金は安心安泰である。

経産省は官民一致の日本株式会社政策で古き良き時代の産業政策を取る。戦後すぐに行ったのは鉄鋼などに資金を集中投入して成長産業にする戦略だ。

今回は日本の技術を品質を世界に向けて売って行こう、これが新幹線鉄道、原子力発電、水処理などである。 しかし面白いことに官僚が主導権を取って成功した政策はほとんどない。

鉄鋼などは大過去の産業であり結局は韓国や中国と競り負けしている。

実際に日本を引っ張っていった自動車産業や家電業界は経産省はあまり力をいれてなかったし本来は国を挙げて引っ張っていくべきだったコンピューター産業は無策の結果米国に完全に支配され今に至る。

たとえばIJPC,イラン・ジャパン石油化学という一大事業。政府のエネルギー政策としてイランの石油開発を主体的に行うことで1970年代に日本政府と三井物産によって運営されたがイランイラク戦争とイラン革命て頓挫、結局1989年に当時のお金で1300兆円の清算金を支払って撤退した。

しかし政府はいまだ持って自分たちの方が民間より賢いと信じ込んでいるから今回も官僚主導の国策を進めていくだろう。

官僚主導がうまくいかないのは当然のことで、ビジネスにはリスクがあるのにそのリスクを理解しない、つまり成功すれば自分の手柄、失敗すれば国民の金で埋めるということを繰り返してきたためにリスクの怖さを理解できない人々がビジネスをやってもうまくいくわけがない。

またビジネスはスピードが勝負なのにお役所間の書類のたらいまわしでもたもたしている間に他国にビジネスを取られるのは目に見えている。

民間企業でやる気のある連中が常々言ってるのは「補助金などは不要、政府は口出しをせずに邪魔をせずにいてくれればよい」である。

厚生労働省は今まで積みあがった年金の処理のために人生90年の時代になった、だから年金支給は70歳からで良い、なんてことをやろうとしている。

そして企業に対しては定年を65歳以上にさせて、使えなくなった人々でも民間企業が給与という形で国民の生活保障をさせる。

本来なら民間企業は利益が出なければ人を採用する意味はない。だから不要となった人員は切るしかない。

その結果として発生する失業者を保護するのが厚労省の役目である。 ところがその本来目的を民間企業に押し付けているのだから大したものだ。

現在は多くのブロガーの間で雇用の自由化が訴えられている。日本を再興するためには個人の力でリスクを取ってどんどん起業させるべきだ、そのためには現在の雇用慣行を改善すべきだと訴えている。

だが厚労省からすれば自分たちの仕事は厚生と労働であり起業や日本再興は関係ない。厚労省が最高なのだ。

法務省はこうやって政府が進める政策の後付けであれ法律的な正当性を与えるためだけに法律を作る。

その法律が国民のためになるかなんてどうでもよい、政府がやってることに法律的に文句を言わせないための作業をするのだから。

法務省が白い猫を黒いといえばそれは黒いのだ。一般市民が「これは白いじゃないか!」と訴えても無意味、何せ法律で白い猫は黒いとなってるのだ。

そして多くの日本人はホーリツ大好きである。それがなぜ存在するのか、だれの利益のためにあるのかなんて全く考えずに、とにかく宗教団体のように「ホーリツなんです、決まってるんです」を繰り返して自己陶酔にひたる。

ほかの官庁についても右に倣えであり政府が政府自身の肥大化のために「国家政策」という名目のもとに、国民から直接選ばれたわけでもなく責任は取らないけど権限だけは全部取ってしまうという奇妙な団体として活動していくわけだ。

つまりこれからの10年間は政府と官僚による民間支配がますます進んでいき、政府と官僚や彼らに近い立場の人間だけが国民の生み出す利益の多くを得て、利益を生み出した肝心の国民の手元に残るのはわずかしかないとなる。

ここまでくれば江戸時代の五公五民を思い出す人もいるだろう。

だから日本政府の仕組みを外国から見れば意外とわかりやすいほど、政府による国家運営とそれにぶら下がって何も考えずにひたすら働くけど自分の頭でものを考えようとしない一般国民が見えてくる。

そう、つまり日本のやってることは江戸時代から何も変わっていない、国民が作り出したコメを政府が召し上げていく、その配分比率は他国に比べて国の取り分が異常に多いのだがその代りに国民が自分の頭で考えて自己責任で行動するというめんどくさい作業を国が引き受けますよってことだ。

なぜニュージーランドや北欧のようなちっちゃい国家で人々が幸せに生活できているか。それは国民が自己責任を理解して自分でできることは自分でやる、政府の再配分が必要な部分だけを委託する、政治家も官僚も自分の役目をよく理解しているから国民のために何が一番利益になるのかを考えて行動するからだ。

そのかわり国民の一人一人が自分の頭で考えて行動することを要求されるので子供のころから自発的発言や自分の考えを理論的に説明するような教育を受けている。

つまり現在の日本を北欧やニュージーランドのように自分たちの取り分を出来る限り増やすような仕組みにしたければ政府を解体して教育を根っこから変更して江戸時代から慣らされてきた「長いものには巻かれろ」を捨て去る必要が出てくる。

自分の稼ぎの半分を国家に持っていかれてもいいや、だって自分で考えて何かをする必要はないんでしょ、って考える人には日本は住みやすい国であろう。

いつもいうことだが、だれにも移動の自由はあるので日本政府が大好きで稼ぎの半分を差し出しても気にしない人はそれで全く問題はない。

これから10年の日本の方向性は見えてきた。「長いものには巻かれろ政策」だ。

しかし断言するがこれからの10年は政府がやりたい放題でその政策は21世紀の世界の動きに追いついていけずに失敗する。

外国に住んで外国がどのように変化しながら世界の中で自国の地位を確保しようとしているかを見て、翻って日本が何をやっているかを見れば答がよくわかるのだ。

そして政府は失敗する度に国民に責任を押し付けて増税したり社会保障を削減したりするが政府だけは自分たちの給料と年金を確保しておいて被害から逃れる政策である。よくできた仕組みだ。

関連情報URL : http://tom.livedoor.biz/
Posted at 2011/01/24 20:54:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年01月19日 イイね!

銀が金よりまぶしい5つの理由

銀が金よりまぶしい5つの理由【ロックビル(米メリーランド州)】最近の金の人気にはいくつかの理由がある。ドル安見通しや、コモディティー相場の高騰に由来するインフレへの懸念、最近の最高値更新(1オンス=1430ドル超)などが挙げられる。

 とはいえ、金投資一途で銀など眼中にない投資家がいるとすれば、もしかするとより旨味のある絶好の投資機会を逃しているのかもしれない。数字を追ってみると、ここ暫くの間、銀の需要とその運用実績は金を大幅に上回り続けていることがわかる。さらに、銀用途の広がりや供給不足への懸念などから、2011年の銀相場は金にはない伸びが期待されている。

 昨年12月31日以降、銀は5%、金は3%下落したが、多くの投資家は、コモディティー相場は再上昇する前の調整局面にあるとみている。

 金の輝きに欺かれることなかれ。銀の方が魅力的な投資ポートフォリオになり得る5つの理由と、銀相場の上昇の波に乗るための投資商品をいくつか紹介しよう。

銀の運用実績


金・銀相場の推移(1オンス当たり価格、青:銀・オレンジ:金)
 昨年、金価格は24%上昇したが、銀価格は約79%も上昇し、金の3倍以上の伸びとなった。銀は長期の投資対象としても有利で、過去20年間に金の3倍の運用実績を記録している。銀は09年の出だしからこれまでに約637%上昇しているが、同時期の金は255%でしかない。

 もちろん過去の運用実績は将来を約束するものではない。

 とはいえ、過去20-30年間のどの期間を取り出してみても、銀の運用成果は金を上回っているのだ。年間約79%の上昇をさらにもう1年望むのは無理があるのかもしれない。しかし、もし貴金属が上昇基調にあると判断するのであれば、金ではなく銀に投資するのが得策だろう。

銀産出量がネック

 歴史を振り返ると、1世紀前には約120億オンスあるといわれた銀埋蔵量も、コモディティー調査会社CPMグループによれば 1990 年には22億オンスにまで目減りしている。それが今日では、地上の精製銀10億オンスさえも下回る量になり、それでも日々減少が続いている。銀は通常回収・再利用されているのだが、なんといってもネックは埋蔵銀の供給の減少だ。

銀需要の高まり

 さらに銀保有者の変化もネックとなっている。何十年もの間、銀の地上在庫の大半は、ニューヨーク商品取引所(COMEX)指定倉庫の在庫として貯蔵されてきた。

 また、その在庫は、実需による保有が大半で、それにわずかな投資目的の保有が加わる程度であった。その量は、テッド・バトラー氏のリポートをみると、90年代初めのピーク時には約2億8000万オンスであった。

 その後、奇妙な現象が起きた。銀上場投資信託(ETF)の出現により、世界の銀地上在庫の貯蔵場所や構造が大きく変化したのだ。実需の貯蔵よりも、投資目的の銀保有が大半を占め、投資目的の銀が通常用途の銀を4対1の比率で上回るようになった。

 とはいえ、ETFが長期保有を目的とすることや、近頃の銀人気を考えると、銀価格が下に向かうことは考えにくい。チャートは上向きにバイアスがかかっているとみている。

銀は驚くべき元素

 ここでは、あまり科学について語るつもりはないのだが、実際、銀は驚くべき元素である。

画像を拡大する


Bloomberg


 銀は、銅を含めたあらゆる金属の中で最も電気伝導性が高い。そのため、最高級のスピーカー・ケーブルからコンピューターの回路基盤まで電子機器で用いられる。また、酸化銀電池や銀亜鉛電池は、寿命が長く、エネルギー対重量比率が高いので電子機器で多用されている。すなわち、銀は役に立つのだ。一方で、金も電気伝導性が高く、限定的に工業用途や電子機器に使われているが、値段が高く、いろいろな意味で銀の電気伝導性に比べると見劣りする。

 調査会社シルバー・インサイツによれば、年間採掘量約7億オンスの内75%が工業用や実需に使用され、写真フィルムだけでもその15%を占めている。20%は、宝飾品や銀食器などの製品に用いられ、最後に残ったわずか5%が硬貨、投資や「投機」の対象となる。このように消費者や企業からの本来的な需要が高いため、多くのコモディティー投資家は、銀は金よりも底堅いとの見方をしている。

過去の大相場から学ぶ銀の動向

 直近では、79-80年のインフレ環境下で、銀相場は高騰した。79年は原油などを含むコモディティー価格が急騰し、年初から9月までに年率10%を超えるインフレ率となった。その結果、銀も金も大幅高となった。

 ドル安や増大する財政赤字、その他マクロ経済の視点から、経済が先行きインフレ傾向にあるようだとの一般的な見方に同調するのであれば、ぜひ、過去の高値や金銀比価をみて欲しい。

 ピーク時の水準までの上げを見込むなら、銀には30ドル台前半を放れて上昇する十分な余地がある。

 次に、金銀比価から検証すると、金価格が横這いになっても銀には伸びしろがある。すなわち、現在の金価格をもとにして37対1の比価を計算すると、銀は今より22%高い37.50ドル付近になる。

 たとえ、目標価格を達成したとしても、高値で手じまうタイミングを読めなければ意味がない。事実、ハント兄弟は30年前に銀市場を操作し、銀価格を不当に釣り上げたが、結局、失敗に終わった。

 それでも銀の原材料価格や金銀比価をみると、過去の高値にはほど遠い水準にあることがわかる。ちなみに、これらの数字はインフレ調整前のものである。これを現在のドルの価値に直すと、銀の最高値は約130ドルになる。

銀投資の方法

 もちろん、銀貨を買う現物投資も可能だ。ただし、前述の通り銀価格は安価なため、まとまった金額の投資をするには、退蔵するための広いスペースが必要になる。

 この他には、現物で裏付けられた銀地金に連動する銀ETFなどの代替的投資手段がある。

 それ以外には、シルバーコープやパン・アメリカン・シルバーなどの資源会社への直接投資や、グローバルXシルバー・マイナーズETFなどもある。

(ジェフ・リービス氏は、インベスタープレース・ドット・コムの編集員。本稿の執筆時には、文中に記載された銘柄の株式やファンドを一切保有していなかった)

Posted at 2011/01/19 00:14:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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