2021年07月17日
一度は聞いたことがある脚本家
昭和平成のトレンディドラマ、そのドラマは観たことはある
この本は、1985年に単行本として発行され、2013年に再文庫化されたもの
35年も前に書かれたもの、物語の背景に時代を感じさせるが、そのストーリーは、さすが、引き込まれ、読み応えもある
基本的には、大人の男女の破滅に向かうストーリー
ドラマの脚本化らしく、詳細な背景の描写は多めで邪魔、そこを読み飛ばしながら
令和の時代に合わせた背景にするだけで、今でも十分に通用する、そんなストーリー
Posted at 2021/12/31 09:05:31 |
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読書 | 日記
2021年07月10日
バイク乗りとして目を引いたタイトルから、手に取った1冊
期待せずに読み始めると、思いのほか引き込まれ面白い!
登場人物のキャラも、背景も、設定も、現実観から少しズレていて
物語ならではの世界観ではあるのだが、こんな生き方をしたら面白いだろうな・・・と思わせる
バイクの、ハーレーの描写はリアルで楽しめる
作者はバイク乗りというより、ハーレーのタンデムを経験したに違いない、実体験的な描写が微笑ましい
ハーレー乗りの祖父と、悩み多き女子校生の孫
学校にハーレーで乗り付け、孫をさらって行く、挙句の果てにラブホに連れ込む(当然なにも起こらない)
その後、じじいと接することで彼女の人生観が変わって行く・・・
自分にはまだ先の話しだが、孫とこんな接し方が出来るジジイに憧れる、そんなことを想わせる1冊
★★★★
Posted at 2021/10/23 06:54:25 |
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読書 | 趣味
2021年07月10日
好きな作家の1人
話題作は読みつくした感があったが、久しぶりに東野圭吾を読みたくなって手に取った1冊
登場人物である、加賀恭一郎のシリーズ第7弾とのことだが
自分は初読、彼に思い入れがない分、贔屓なしに読破
もともと、スカッと晴れやかな作風の作家ではないが
この作品は、殺人事件に家族問題を絡めて、どんより暗いミステリー
小説だが実話のようなストーリーで、テーマが現実的
最後の結末は予想外、そこが東野圭吾
★★★
Posted at 2021/12/15 15:57:53 |
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読書 | 趣味
2021年07月03日
本来、この手の本には興味がないのだが
心の迷いが生じたときになのか、たまに手に取ってしまうもの
基本、この手の本は、自身の成功事例の紹介、書き方によっては自慢話にしか読めない、嫌みな内容が多く、辟易してしまうもの。
特に、自分の友人が・・・などで始まる文章があると、人の話かい!ってそこで打ち切り。内容も信用できない。
大抵は、そんな事は判ってるよ!あんたの成功事例で誰もがで来てりゃ苦労してない!ちゅーの!! でお終い。
いや、捻くれてるのは判っているのだけど、人の自慢話読んで素直に真似するほど、素直でも単純でもないし。
その点この本は、著者の自慢話でもなく、他人の体験談でもなく、ひとつの考え方として、素直に読むことが出来た。
要約すると、嫌なことをやらない好きなことをする、
このままで良いんだ・・・と再確認
ほかにも記載されていることも、参考には、なる
読みやすく、心に軽く届く、そんな1冊
重く悩み人生のバイブルとはならないが
自分の年齢を考えたときに、軽い気持ちで読んでみたいときにお勧め。
★★★
Posted at 2021/11/06 08:05:15 |
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読書 | 趣味
2021年06月27日
自衛隊三部作のスピンオフ
甘々なラブストーリー集、有川浩ワールド全開
それぞれの主要な人物の、その後(恋愛に関する)が描かれている
文庫本のなかでキャラが勝手に走りまわり、ストーリーを進めていく
スピンオフでも有川浩ワールド全開
いやスピンオフだからか、本編にとらわれず自由気まま、そこがまた楽しく読める
特に「海の底」で印象的だった高校生だった彼女が、大人となり、大人の恋愛模様を描かれている『有能な彼女』、ストーリーも良ければキャラクターも最高
ひとつのストーリーで二度楽しめる、そんな1冊
★★★★
Posted at 2021/11/13 13:47:56 |
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読書 | 趣味