2020年10月11日
小説 言の葉の庭
初めて読んだのは、映画の地上波を見た後、それ以降、もう何度読んだだろう。それほどのお気に入り。
新海ワールドの映像に魅せられて、映像の再掲のための購入だったが、良い意味で裏切られた。
映像は映像の良さがあり、それは背景や音楽や彼らの仕草だったり、小説には描き切れないもの、小説では表現しきれないもの。
小説には、小説でしか伝えられないもの、文章によって想像力をかき立てるもの、活字でしか伝えられないもの。
ビニールの透明傘を勢いよく開き、雨のなかに踏みだす。
とたん、傘が全天のスピーカーとなって雨音を奏ではじめる。
新海ワールドの二面性を楽しめる。
ストーリーは、甘く切ない男女の恋愛を描いたもの
小説は、映画よりも、よりしっかりした物語に仕立て上げられている。
否定的な評価も多いが、それは人それぞれ、好みや感性の違い。
★★★★★
Posted at 2020/10/11 14:32:28 |
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読書 | 日記