レース終盤、ハミルトンはマクラーレンのランド・ノリスを抜けず、2番手を走行。そのまま2位でレースを終えるかと思われた。
雨が強まる中、ノリスはスリックタイヤで走行を継続。メルセデスはハミルトンを説得し、インターミディエイトタイヤに交換した。結果的にハミルトンとメルセデスの選択が功を奏し、ハミルトンが優勝、ノリスは7位でフィニッシュした。
チームのトラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、なぜメルセデスが正しい決断をできたのかについて、先にボッタスがインターミディエイトタイヤを履いていたからだと語った。
「天気予報をどう解釈するかがカギだった」
そうショブリンは説明した。
「ご存知のように、すべてのチームが同じレインレーダーを持っていて、雨が降ってくるのが見えていたし、雨が弱まっていく予定だということも分かっていた」
「我々が目の当たりにしたのは、雨がさらにひどくなっているところだった。我々が反応したのは、まさにその時だった」
「ある意味では、バルテリがポイント圏外にいて失うものが何もなかったことが、我々の判断を助けた」
「そして彼のクルマでタイヤがどう機能しているのかを見て、すぐにルイスにも同じことをした。レースをリードしていないからこそ、そういった決断を下すことが出来るのだと思う」
14番手を走行していたボッタスは、46周を終えたところでピットイン。大きく順位を上げて5位でレースを終えた。ハミルトンは49周を終えたところでピットに入っている。
メルセデスは、ハミルトンにピットインを指示したが、彼はスリックタイヤでの走行がベストだと確信し、その要請を無視。しかしチームは天候に関して重要な情報を加えた上、タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がピットに入ったことを説明したことで、ハミルトンを説得することができた。
「我々がハミルトンに伝えようとしていたキーポイントは、マックスがピットストップしたことだった」とショブリンは言う。
「マックスがストップしたことで、彼はたとえそれがランドの勝利への道を開くことになっても、我々の指示に従う気になったのだ」
「そして我々が伝えなければならなかったもうひとつのことは、我々は雨がもっと強くなると考えていたことだ。だから早くピットに飛び込んだほうが良かった」
「このように、ドライバーに適切な情報を伝えることが重要だが、我々は自分たちのやりたいことを明確にしていた。彼ら(ドライバー)はレーダーなどの設備は持っていないので、なぜ我々がそのような判断をしようとしているのかを理解してもらう必要があるんだ」
デイ4でも、ロバンペラは遺憾なく速さを発揮した。ボーナスポイントを得られる最終パワーステージを優勝。総合2位のタナクに対して42.1秒までリードを広げ、第7戦エストニア以来となる2勝目を挙げた。
また同じくトヨタで、現在チャンピオンシップ首位となっているセバスチャン・オジェが3位を獲得。タイトル争いにおけるリードを拡大することに成功した。
なお、トヨタのヤリスWRCを駆ってフル参戦している勝田貴元は、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムスが緊急帰国を余儀なくされる事態が発生した結果、今回のラリー・ギリシャを欠場している。
ロバンペラは優勝後、次のようにコメントしている。
「かなりプッシュした。でもあまり無理はせず、ドライビングを楽しんだよ。ペースノートや諸々が本当にうまく準備できていたと思う」
「マシンには良いフィーリングがあったからプッシュすることができた。序盤は思っていたよりもグリップがなく、ハードタイヤでは難しかったけどね」
次戦はラリー・フィンランド。昨年は新型コロナウイルスの影響によって開催中止となっているため、2年振りの開催となる。
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