2021年01月16日
昨年末にモーガンプラス8のクラッチが抜けました。突然の寒さにしリーダーのゴムが経年劣化でオイル漏れとなったようです。暖機すればつながっていたのでおそらくシリンダーゴムの硬化です。
この年式のプラス8にはリリースシリンダーにいくつかの種類があるとのことで画像を送り注文しました。英国パーツを扱っているパーツ屋さんは個人でしている方から専門会社まで多数あります。私は、隣県の個人のパーツ屋さんにお願いしています。いつもであれば6日ほどで英国から届きますが、今回は10日ほど過ぎていますが、届きません。コロナの影響で遅れていると聞いていますので、これも仕方がありません。モーガンは、年式と車種によってさまざまなエンジンを載せています。プラス8は、ローバーv8メインです。キャブのV8、インジェクションのV8、排気量も2つです。3500と3900です。実際は3500と少しです。この少しで税金が上がります。ローバーの次はBMWのエンジンを載せています。3900は、かなり水温が上がるのか大きなラジエターに交換されている方が多いと聞きます。私のモーガンは3500の最終です。インジェクションです。冬場もキャブと違って一発始動です。ただ、このインジェクションのコンピュータはよく壊れてミスファイヤーを生じたり、壊れて不動となります。この点はキャブでしたら調整ができます。インジェクションは、英国に送って修理となりますが、修理しても元々古い設計ですので同じことを繰り返すことも考えられます。当時のスーパーカーやポルシェなども、インジェクション車は壊れて不動となりガレージの肥やしとなっているものもあると聞いています。このインジェクションとコンピュータは、修理するより移植してしまうことが多いのです。ただ、費用がかかります。スーパーカーやポルシェであれば、移植しても価値がありますが、モーガンは中途半端なのです。高価でもなく、さりとて安くもなく。費用をかける価値があると考えるかどうかです。
私が今回購入するにあたって、この点が気になっていました。何台かを検討しました。やはりショップでもレンジローバーからのコンピュータの移植をしているものもありました。ネット検索では、MOTECのコンピュータに取り換えているものも紹介されていました。プラス8だけでなくローバーのプラス4/4もMOTEC制御にしているものもありました。今回購入のプラス8は、MOTECに交換されていました。本体だけで数十万取り付け調整まで含めるとかなり高額だったと思われます。車体の程度も上でした。運転席の床板は張り替えられてメンテナンスもされていたと思われます。好みのハンドルも付いていました。ノーマルのハンドルは太くてブサイクなのです。安心して乗っていましたが、突然のクラッチ抜けです。中古を買うとしばらくはこのようなことは生じます。部品が到着すれば次の報告をいたします。
Posted at 2021/01/16 11:12:36 | |
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