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2017年09月11日 イイね!

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:3

NEW HOKKAIDO GT 2017 Rd:3 シーズンも終盤に差しかかっているというのに、思えば今年はクラブマンコースをあまり走っていないことに気付く。
 5月に開催されたNHGTの開幕戦は走ったけれど、そのあとのEuro&World Cupではジュニアコースの走行でタイヤが終了したため満足に走れなかった。

 そこからはクラブマンに縁がなかった。
そんな中でエントリーしたNHGT第3戦。
清々しい秋空の下、シーズン終盤らしい熱いレースとなった。

 ただ、個人的な事情もあって、いつものように・・・というわけにはいかなかった。
家内が今回欠席ということもあり、(過去を振り返ると家内がいないと、色々と不測の事態に見舞われる)ひたすら無事に終えるということを念頭に置いた。


【フリー走行&予選】

 全開でアタックする前に、チェックしておかなくてはないけないところがある。
ストレートで5速に問題なく入れられるか?
ブレーキング時の挙動はどうか?
この2点をまずチェックすることに。

 ギアはまったく問題なかった。
開幕戦で5速に入らなかったというのは、単純にオイルとの相性の問題のようだ。
やはりASHやNUTECのオイルは優秀だ。

 ではブレーキング時の挙動はどうか?
これについては大いに問題アリで、かなり深刻な状態と言わざるを得ない。
強くブレーキを踏むと、クルマが暴れる。
今まではメインストレートからフルブレーキングで進入する、
1コーナー手前でこの症状が出ていたが、
今回は他のコーナーでも症状が出始めた。

 恐らくフロントにウレタンブッシュを入れた影響で
さらにその症状が顕著になったと考えている。

 結局フリー2本走って、ベストは1本目で出したタイム。
自己ベストの1.3秒落ちと、かなり悪い。

 予選でもこの条件の中で走り方を模索するが、
どうにもならないというのが正直なところ。
しかしなんとかクリアが取れるタイミングを狙ってこの日のベストを出す。
それでもフリーのベストより、わずかに0.1秒更新したにとどまった。

 Aグループ22台中16位。


【決 勝】

 今回のレースはただただ無事に終わることを目標にしていたものの、
実際始まってみればやる気満々だった。
そのせいで、これまでやったことがないフライングをやってしまった。
1分前・・・30秒前・・・5秒前・・・カウントダウンされ、レッドシグナル点灯!
ここで勢い余ってクラッチミートしてしまった!
レース前のドライバーズミーティングで、あれほどシグナルの確認をしたというのに
なんとも恥ずかしい限りである。

 すぐにブレーキを踏んで停車。
その2~3秒後にブルーに変わってスタート。

 予想通り、スタートと共に大混戦となった。
普通なら3コーナーを抜けたあたりから、
おおよそのポジションが決まってくるのだが今回は違う。

 オープニングラップの最終コーナーまで
あちこちで誰かと誰かがポジションの入れ替えをしている。
そういう私もまずは1コーナーの大渋滞の混乱に乗じて2つ順位を上げる。
しかし、ということは、予選タイムは私よりも速い人が後。
当然、後方からのプレッシャーは覚悟しなければならない。
2~3コーナーも前後左右にクルマがいる状態。
続く4コーナー進入ですぐ前を走るロードスターがフルブレーキング。
恐らく前のAP1に追突しそうになったと思われる。
4本のタイヤからスモークが上がり、車体が不自然に左に触れる。
しかしロードスターは追突せず、見事にリカバー。
こちらも回避すべくアウト側いっぱいまで逃げる。
(レース後、ロードスター氏はピットまで訪ねて来てくれた)

 後ろにはセリカ氏がピタリと付いて来る。
こっちは前を追うのもあるが、後にも気にしなくてはならない。
ワンミスで順位は大きく変わる展開だ。
ほぼ数珠繋ぎで周回は進んでいく。
途中、前のクルマでコースアウトなどがあり、やはり波乱のレース。

 終盤、私の前はRX-8氏となった。
ストレート終わりあたりで並ぶくらいにはなるが、
前に出るところまでは行けない。
それに自分のクルマはブレーキングで勝負できる状態ではない。
徐々に引き離したとはいえ、ミラーにはまだセリカ氏が写っている。

 しかし残り2周、後方のクルマが明らかに近づいている。
良く見るとボディカラーはシルバー。
ロードスターである。
先ほど2コーナーでコースアウトし、順位を落としたはずなのだが
驚異的なペースで追い上げている。
ファイナルラップ、ついにピタリと後方に付かれた。

 しかしなんとか抑えきってそのままフィニッシュ。

 Aグループ12位 EURO2クラス2位


スターティンググリッドに並ぶ0541RACINGの2台。
誘導してくれたのは「カミソリ走法」Kちゃん!
GTV Cupのどぅーさんには予選で2秒以上も差をつけられてしまった。
Photo by good-eyeさん


 順位もレース中のタイムもまったくパッとしたものではなかったが、
レース内容は実に充実したものだった。
こんなにレース自体を楽しめたのはいつ以来だろうか、と思えるほど。

 クルマの状態は大いに問題アリだが、実はほぼ原因は特定できている。
問題はいつ対処するかだけ。
もちろん、それで100%改善できるとは限らないけれど、
かなりの確率で良い方向に向かうと予測している。
それに、おかしな言い方になるが、
今回のクルマの挙動で自分の求めている感覚がよく分かった感じがしている。
どうしてタイムに繋がらないのか?ではなく、
ここがこうで、こうだから遅いんだな、というのは分かっているつもり。

 明るい材料もある。
エンジンは確実に良くなった。
僅かではあるけれど、それは体感できた。
特に下のトルクが感じられたのは嬉しい。

 予定としては来週のEuro&World Cupも走ろうと思っていたのだが、
さすがに今の状態で走っても得るモノは何もない。
それなら次はどうするか?

さてさて・・・・
Posted at 2017/09/11 21:44:06 | コメント(9) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年09月08日 イイね!

笑って終わる

笑って終わる ひとつの出来事がきっかけで、大きく考え方が変わったりすることがある。
自分自身、そんな経験はまだないけれど、ここ数日は少々考え方に変化が起きたことは確かだ。

 自分にとってもっとも血の濃い人間がこの世を去ったのだから、平静ではいられない。
とはいえ時間の経過と共に、徐々に心は落ち着きを取り戻している。

 NHGTの第3戦が今週末に迫った。
やはり今年もこの時期からエントラーが目に見えて増えた。
GTクラスはなんと18台!
これはかつてのGT-200Rを思い出させる盛況ぶりだ。

 そして今日、当日のクラス分けが発表となった。
私とどぅーさんのEURO2はGTクラスと同グループに。
これはなかなか楽しめそうだ。

 そこでふと考えた。

 0541RACINGを立ち上げた11年前、チームの合言葉は
『笑って終わる』だった。
タイムや順位といった結果にこだわらず、
自分たちのスタンスでサーキットを楽しもうという意味だった。
数字に執着するならデルタやアルファのようなクルマには乗らない。
それをあえて「好きなクルマだから」という理由だけでサーキットに持ち込むのだから
結果にこだわるのはちょっと違うと思った。

 それが時間の経過と共に、少しずつ状況が変わってきた。

 特に私の場合、レースを始めた当初は常に「最下位一人旅」のようなものだった。
それが経験を積み、良い人たちと出会い、少しずつ結果にも結び付くようになった。
そうなると人間、欲が出るもので
やがてタイムなり順位なりに執着するようにもなった。
 
 それはそれで自然な流れであり、今もって悪いことではないと思っている。

 ただ、同時に自分の足元が良く見えていないという心境にもなる。
私はアマチュアとしてレースをしているのだから、
物理的にも精神的にもすべてを注ぎ込むことはできないし、やるつもりもない。
にもかかわらず、結果という目に見える数字にキリキリしていないか?

 楽しめればいいなどと、軽薄な表現ではなく、
自分が納得したスタンスでレースをやり、サーキットを走る。

 タイムが出なくても、レースで負けたとしても
その結果を受け入れ、走れることの幸せを見失なわないようにしたい。

 そう、走れるということは、この上ない幸せなことなのだ。
それに勝るものはない。
そのことに気が付くと「笑って終わる」でいいじゃないか!と思えてくる。
 
 もちろん走るからには真剣に走る。
チーム発足の11年前もレーシングスーツやヘルメット等の装備はちゃんとしよう、と確認した。
今年HANSを導入したのも、そういう考えがあるからだ。
しかし真剣に走るというのと、どんな手を使ってでも前に出るというのとは違う。
今週末、Aグループは混戦になるのは間違いない。
それでも胃袋が締め付けられるような緊張と興奮はない。
いつも通りの集中と、少しばかりの経験と、
そして結果に縛られない気持ちのマージンで「笑って終わる」レースにしたい。

 そんなわけで、当日走るみなさん、よろしくお願いします!


Posted at 2017/09/08 21:06:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | NHGT2017 | 日記
2017年09月03日 イイね!

クルマ、我が人生

クルマ、我が人生 「あなたにとってクルマとは?」
そんな問いをあちこちで見かけた。
ずっと思い悩んでいたというわけではないけれど、その問いかけに対する答えを時々考えたりしていた。

 そんな中、我々0541RACINGが主催する走行会0541MEETINGが行われた。
2014年に第1回目を開催し、今年で4回目。
そうなると主催のこちらとしても、だいたいの要領が分かってきており、
準備も滞りなく進めることができた。

 ただ、白状すると自分自身は少々苦しい面があった。
過去3回の準備段階で、手探りの部分があったり、どうしようかと考え込んだりしたことはあったが、それはそれで主催する側の「面白さ」と感じていた。
さらに今回は4回目ということもあり、迷ったり考え込むといったこともなかった。

 それでも今の自分は心身ともに「普通」ではなかった。
そんな中での0541MEETINGだったので、ただただ無事に終わってくれれば、という心境だった。

 そして迎えた当日。
心配された天候は、願ってもないほどの最高のコンディション。
うす曇りでクルマにも人にも優しく、既に秋を感じさせる風はひんやりと気持ちのイイものだった。
 
 受付開始早々から、早くもこの0541MEETINGらしさが見られた。
なんと、午前11時からの受付開始から、わずか10分足らずで
全エントラーの受付完了!
そしてMCカクちゃんの声が秋の空に響く・・・
手際のよいコースマーシャルの進行は今年も健在。
(マーシャルはこの走行会レベルにはオーバークオリティな顔ぶれ!)
そして今回も、赤旗中断、イエローなし、とまさに「大人の走行会」となった。
このあたりは、エントラーのみなさんのマナーの良さに心から感謝!

 十勝スピードウェイが、早くもHPに詳細をUPして下さった。
是非、こちらをご覧いただきたい。

 前述の通り、回を重ねるごとに準備や進行には慣れてきたことは確か。
しかし、同じようにやっているつもりでも、
今年は何か違うと感じた。
それは自分自身の問題ではない。
閉会式で感じた、あそこに集まってくれたみなさんの「空気」でそれを実感した。

 ただ、ここまで書いておいて申し訳ないけれど、
それを言葉では上手く表現できない。
もうなんと言うか「イイ雰囲気だった・・・」としか言いようがない。

 そして今、冒頭の問いに対する答えが自分の中でハッキリとしたものになった。

 私のとってクルマとは、人生そのもの。

もちろんクルマが人生のすべてと言えるほどの生活はしていない。
ちっぽけなことに一喜一憂し、日々あくせくと働いている。
やりたいことより、やらなきゃいけないことのほうが圧倒的に多い。
しかし人生50年も過ぎ、気が付けば振り返るにはなかなかのボリュームになった今、
自分の人生には必ずクルマがあった気がする。
それは紛れもなく幸せなことだと思う。

 人生は感動的であるべきだ。
とはいえ、何もドラマのような劇的なそれを指すのではない。
年に一度、ほんの数時間でも、それもひとつの感動じゃないか。
昨日ジュニアコースにいたすべての人達が、一日を終え眠りについたとき
いつもより少しだけ心地よいものであってくれたら、と願っている。

 十勝スピードウェイのHPにUPされた昨日の記念撮影のワンショット。
エントラーのみなさん、ホントに「いい顔」で笑ってる。

 関わって下さったすべてのみなさん、本当にありがとうございました!
来年もまた、お会いしましょう!

0541RACING
T Hata
Posted at 2017/09/03 20:04:26 | コメント(10) | トラックバック(0) | 0541MEETING | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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