
6日午後2時50分ごろ、栃木県大田原市紫塚3の県立大田原高(藤田一夫校長、720人)から「倉庫内に不発弾がある」と県警大田原署に届け出があった。同署員が、校舎北側の学校敷地内にあるブロック製平屋建ての倉庫内で、長さ約55センチ、直径約20センチの砲弾を発見、陸上自衛隊朝霞駐屯地の不発弾処理隊に撤去を依頼した。処理隊は同日撤去を終え、駐屯地に持ち帰った。
処理隊は、旧日本軍の21センチ砲弾であることを確認、火薬は全体の4割程度残っていたが、強い火気を近付けるなどしない限り、爆発の恐れはなかったという。
同校などによると、倉庫には清掃道具などが置かれている。施設管理職員の男性2人が2日朝、用具を取り出す際、立てかけてある砲弾を見つけたという。県教委に報告した上で6日、同署に届け、撤去作業の前に部活動や補習を中断し全生徒を下校させた。
倉庫は1974年に建てられた。職員は普段から倉庫を使用していたが、物陰になった場所にあった不発弾に気付かなかったという。藤田校長は「(不発弾が)いつごろ置かれたものかは分からない。生徒に何もなくほっとしている」と話している
Posted at 2008/10/07 09:05:50 |
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