HYPERION CVS1.5 アルミホイールリペア&カラーチェンジ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
20インチを中古で入手しましたが、スポーク及びリムに傷があるので補修が必要です。このホイールはマットブラックのカラーリングですが、個人的にパールホワイトの車体色に対して存在感がイマイチだと感じたので、傷の補修ついでにカラーチェンジを実施します。
内側まで塗るのは大変なので、あまり大きくは変えたくない。グロスブラックか、黒に近いガンメタか、あわよくばハイパーブラック的な感じを想像。とにかくせっかくの20インチコンケーブなので凹凸がはっきりと認識できるようにしたい。
なので、
用意したカラーは、
ホルツ ホイールペイント ブラック 3本
ホルツ ホイールペイント メタルクリア 1本
イサム塗料 エアーウレタン クリア 3本
2
まずは補修。パテは2種類、自動車用品店ではなく模型店で購入。小量しか使用しないのでこれで充分です。
エポキシパテは粘土状に成形できますのでリムの大きなガリ傷を埋めるために使用します。ポリパテはペースト状なのでスポーク表面の傷に使用します。
模型用だけあって、どちらも非常に使いやすいです。
3
リムのガリ傷は、大まかにペーパーで削って
、陥没している部分はヤスリで形を整えた後エポキシパテを充填します。
4
スポーク表面の傷は、ポリパテをヘラで傷を埋めるように慣らしながら盛り付けます。1時間もあれば完全硬化します。
5
パテが硬化したらペーパーとヤスリで形を整えます。指先で触って違和感がなくなるくらいになればOK。ここでの仕上げが最終的な良し悪しに影響しますが、素人なので適当なところで妥協します。
6
スコッチブライトで全体的に足付けして、塗装に不要な部分をマスキングします。今回はホイール内側は塗らないのでしっかりとマスキングします。リムの部分はクリアファイルを短冊状に切ったものを差し込みました。
7
シリコンオフで油分を除去した後、アルミ地金が出ている部分にミッチャクロン、パテ補修部分にサフェーサーを吹きます。
8
サフェーサー乾燥後、パテ痕の目立つ部分を研磨、再度サフェーサーを吹いて問題ないようならシリコンオフしてベースのブラックを塗装します。
1台分で3缶使用しました。次の工程のためにできるだけ艶が出るように塗装します。
良い感じに仕上がってるのでここでやめても良かったんですが…
ハイパーブラックへの欲が抑え切れず、メタルクリアを吹くことにしました。
9
ベースを1時間ほど乾燥させたら、メタルクリアでコートします。クリア塗料の中にメタリック粒子が入っていて、ブラックベースにこれを塗るとカラーに立体感が出ます。
塗り重ねて濃さを調整しますが、重ねすぎるとベースのブラックが隠れてしまってただのシルバーになります。この辺りの加減が難しい。ちなみに噴射時に周りにメタリックの粉末が盛大に舞います。
10
4本でメタルクリア1缶を70%ほど使用しました。正面を重点的に、スポークの側面はあえて塗りにいってません。画像ではガンメタに見えますが肉眼で見ると黒みが強く渋い光を放っております。よく見るとメタルにムラがあります…気にしない。
最終ウレタンクリア塗装を施しますので、一旦このまま一日乾燥させます。
11
一晩置いてベースが乾燥したのでウレタンクリアで仕上げます。ベースとの干渉を防ぐため、初めにパラっと砂吹きして層を作り、しばらく待ってから本塗りを始めます。
12
離しすぎるとツヤが出ないし近づけすぎると白ボケや垂れになるし、なかなか難しいのですが、ゆっくりと一定速度でスプレーします。止まってスプレーしたり、同じ場所を何度も往復させると失敗します。
ホイール4本でウレタンクリアー2本使用。まだ1本予備があるのでもう少し追い込めばもっと艶が出るかと思いましたが、失敗が怖いので程々の艶が出たところで終わります。
13
センターキャップはグロスブラックに塗装。
14
画像ではハイパーブラックぽく見えますが実物はちょっと陰影のあるブラックメタリックとなりました。この後何日か自然乾燥させて完成となります。ブツやゴミは完全に乾燥硬化してから取り除きます。
15
完全乾燥後、#1500→#2000で水研ぎからの3Mコンパウンド ハード2にて研磨仕上げ。
微妙な差ですが、やっぱりこのクルマにはツヤありのほうがしっくりきました。
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