Bピラー下部内張の異音対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
これまでDに何回お願いしてもなかなか完治しなかった右Bピラーからのポツポツ音でしたが、どうやらこのBピラー下部の内張パネルが発生源であるらしいことを突き止め、対策を行いました。
停止時からの発進と同時に「ポツ」、カーブを曲がると「ポツ」、普通に走っていても「ポツ」と、もうヤんなるくらいに鳴りまくっていたのですが、試しにこのパネルを力一杯押してみたところ、その「ポツ」と全く同じ音が出るじゃありませんか。
助手席側のBピラーの異音対策の際に、クリップを折ってしまった苦い経験があるので、Dにお願いしようか逡巡しているうちに2ヶ月経過してしまい、運転するたびに不快な思いをするのも嫌なので今日思い切って取り掛かってみました。
2
以前、国際ケーンさんから教えていただいた手順に従って、パネルを剥がしていきます。
まずは、運転席入り口のパネルを剥がします。バキバキっと。なんか怖いですが、思いっきり。先ずこれを外さないと目的のパネルが外せないんです。
3
Bピラー下部のパネルは、下端と真ん中辺りそれぞれ2箇所のクリップで止まっています。まず下端のクリップから外していきます。下の隙間から指を突っ込んで思いっきりバキバキ引っ張ります。そして横にできた隙間に指を突っ込んで真ん中あたりのクリップを外す、と。上端はBピラーの内張の内側に差し込まれているので、下方に引っ張るようにして外します。
4
これがその外したパネルの裏側。いろんなところにテープが貼ってあります。これはDでやっていただいた対策の跡で、これを見た時には一瞬途方に暮れました。
以前にDがやってくれたのはBピラー上部の内張パネルだけだと思い込んでいたので、下部パネルにまで対策がしてあると、自分が手を施す余地がないのではないかと思ったのです。
そこで、パネルを外したまま近所を何周か走ってみました。すると何のポツポツ音も発生しないんですね。とても気持ちがいい。やっぱりここが異音の発生源なのだと確信しました。
5
ではどうするか。パネルは一見、怪しいところには隙がなくテープが貼られているようでした。が、隅々まで見ていくと、パネル下端両端の補強フィンにはテープが貼られていないのを発見。しかも、そのフィンには白いボディの塗料も付着してます。発生源はここかもということで、テープをペタペタ貼っていきます。
6
そして、クリップにはシリコングリースを塗りたくり、更に念には念を入れて90度回してボディ側の穴との干渉に変化を与えました。
あとは外した時の逆の手順でパネルを戻していきますが、クリップを折ることもなく無事に現状回復できました。
そして再び近所を何周かテストラン。ポツポツ音が完全に消えてます。
ボディが引き締まったような感覚があり、こんなに気持ちのいい車だったのかと感慨ひとしおでした。
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