ゑーランドのブログ一覧

私はツイッターを良く使っていますが、時々ここに来てみると、平和だなぁ…と思います。
誰かにマウントを取ったり、晒し上げて叩いたり、そういう面が顕在化しにくい場所なのかもしれない。もちろん、そういう一面を持つ人は多いと思うけど、そういったものが加速しない、増長しにくい場所ではある気がする。

ブログに反応するのは少し面倒くさい。コメントを書くのもツイッターよりは手間がかかる。コミュニケーションのキャッチボールに時間がかかる。でもその手間があるからこそ、ツイッターに比べたら穏やかな世界に見えるのかもしれません。
昔は、「ブログ炎上」が今では「SNS炎上」。ブログが平和に見えるようになるなんて。

ブログを書きました。というのをブログに書くのも可笑しいですね。
https://ruland-ruland.com/astonmartin/1381/


記事にもあるとおり、マクラーレン570SとDB9GTを運転する機会に恵まれました。
570Sはさておき(本当はさておいていられない程の車ですが)、DB9GTです。V12ヴァンテージと全く味付けが違い、本当に驚いてしまいました。その驚きが今も尾を引いています。
同じエンジン、同じプラットフォーム…というだけで、乗ったフィーリングは一切、別です。走りに共通項がほとんど無いのです。

エンジン：
アイドリング中も比較的静か。どちらかと言うと(V12ヴァンテージに比べれば)760iの12気筒みたいな、いわゆる一般的イメージにおけるV12エンジンの使い方をしていると感じました。それでも、ややスポーティーですが、V12ヴァンテージに比べればGTカーのためのクルージングV12エンジンといった印象です。
V12エンジンを載せてスポーツカーにしてしまう、それって…もしかして…凄い事なの…？と思い始めました。

ステアリング：
車速感応式サーボトロニックのせいでしょうか？低速域だと初期の電動パワーステアリングのような、微細なモーター感のようなものを感じたのですが、油圧か電動かは分からず。
速度を上げると重くなりますが、それでもどっしりと、ドライバーに意識的にステアリングを握らせるV12ヴァンテージとは異なります。
DB9GTは、一般的なパワステの車という感じで、これなら一般的な車からの乗り換えでも困らないでしょう。しかし、V12ヴァンテージに慣れた私にはダルく、物足りなさを感じてしまいます。これは良し悪しではなく、好みですね。

車両の挙動：
DB9GTは明確に、ステアリング操作に対してワンテンポ遅れます。もちろん悪いのではなく、そういうゆったりとした味付けだということです。V12ヴァンテージのように、ステアリングを切ると遅滞少なく反応するのとは大違いです。
サスペンションのセッテイング、ステアリングの応答性、車重…様々な要素が複合的に作用し、ゆったり穏やかな反応になるのでしょう。

トランスミッション：
DB9GTは6速AT、タッチトロニック2です。なので当然クリープもあり、MTに比べればダイレクト感では劣ります。なのですが、パドルシフトでシフトダウンすればブリッピングをして回転を合わせてくれますし、ATはATなりに頑張っている印象で、ドライバーの意志に応えてくれそうです。

その他：
フロントの視界が良くない(ヴァンテージ比)
フロントウインドウの高さが少ないのは同じなのですが、DB9の方が前が見えないなあという感じがしました。ここは慣れかもしれませんが。

総じて：
DB9GTのセッテイングは、GTカー、スポーティーなクルーザーのような方向性。
V12ヴァンテージは、スポーツカー。
両者、全く目指す方向が違いました。DB9GTも走りが悪いのではなく、穏やかに味付けしてあるので、それに合わせて運転すればそれに応えてくれるのではないでしょうか。サーキットでタイムを‥みたいな話になれば、それは当然DB9の方が分が悪いと思いますが。

乗る前からDB9はある程度ゆったりしている車だろうとはなんとなく想像していましたが、実際はその想像以上でした。
全く別の車と言って差し支えないレベルでした。見た目がちょっと似ていて、同じ様なエンジンを積んでいるけど…別です。ゆったり音楽でも聞きながら高速道路を平和にロングクルージングをするなら間違いなくDB9GTでしょう。走りの性能を求めるなら間違いなくV12ヴァンテージでしょう。

これだけ性格が違うと、他のVHプラットフォームの子達はいったいどんなセッテイングなんだろう？と俄然興味が湧いてしまいました。
もしかして、V12ヴァンテージがものすごく異端なのか…？とか、もう、気になって仕方がありません。

今までのイメージでは、(以下、DBS等全てVHプラットフォームシリーズです)
ヴァンキッシュ：スポーツ
DBS：スポーツ
DB9：ラグジュアリー
ラピード：スポーティーセダン
ヴァンテージ：スポーツ
こんな感じでした（全部スポーツかよ）。
しかし、DB9に乗った今、このイメージが全てリセットされ、「？」になってしまいました。ヴァンキッシュとヴァンキッシュSでも違うのでは…？ラピードとラピードSも違うのでは…？V12ヴァンテージとV12ヴァンテージSも違うのでは…？(エンジン型式違うし)
乗った事が無くても、「なんとなくこんな感じだろうな」という想定はついていたつもりなのですが、その想定が全然的外れなのかもしれません。

私はヴァンキッシュのデザインが大好きで、いつか欲しい！と思っているのですが、予想以上にコンフォートだったらちょっとどうしよう…？みたいな事を考えてみたり、はい、DB9GTショックです。

結論：
色々なVHアストンに乗ってみたくなってしまった…

友人に誘われて、横浜で船のショールームのオープニングイベント(多分)に行ってきました。

幼少期に父が友人と共同所有するヨットの上で釣りを良くした思い出があるので、そんな事を思い出した。なので私にとってヨットは釣り船の印象です。
しかも湾に係留したままそこから釣り糸を垂らして過ごすという、一般的なヨットのイメージとは凡そ程遠い使用方法…。

もう随分行ってないんだけど、まだ浮いているんだろうかヨットは…。前にちょっと話を振ってみたらお茶を濁されたので、まあ船はあるんだろうけどまあ何か色々あったのかな。でも思い出の場所だから行きたいな。


そうそう、アトランティックカーズの系統だったので、ダラーラ・ストラダーレ、あとは売り物のV12ヴァンキッシュが置いてあった。


単純だからヨットがちょっと欲しくなった。船舶免許持ってないけど。船の端っこに座って足を放り投げてぶらぶらしてるのが好きです。

あけましておめでとうございます。

昨年、V12ヴァンテージも無事整備から戻り、今は元気にしています。

思えば昨年は色々と整備をした年でした。
クラッチに始まり、イグニッションコイル、バッテリー交換、そして年末にはマフラーの可変部分の経年故障による交換…整備費でそこそこの車が買える出費でした。
もはや愛とか気持ちが無いとやってられないレベルです。V12エンジンというだけでも非合理ですが、維持に関してもまったく非合理的な車です。
それでもこの車が好きだし、愛や気持ちがあるので今年も乗っていこうと思います。

次の整備は、UK仕様である私のヴァンテージに付いているセキュリティシステムの取り外しを考えています。これが付いているとどんどんバッテリーを消費してしまい、私のヴァンテージの場合は2年程度でバッテリーが完全に消耗してしまいました。
このセキュリティシステムを取り外せば、長い期間乗らなくてもバッテリーの心配が軽減されるので、故障ではないですが解決したい部分です。
今は3週間くらい乗らないとバッテリーが新しくてもスターターモーターの勢いが弱くなります。

あとは、ダッシュボードのレザーの浮きかな…。

人生、大した時間生きている訳ではない(多分、多くのアストンオーナーの半分程度ではないでしょうか)ですが、これだけ車に整備費をかけた、かけようと思った車は初めてです。


今年もよろしくお願いいたします。

YouTubeを見ていたら、なんだかどこかで見た覚えのあるDB9。

レッドのインテリアに、センターパネルには「007 CASINO ROYAL PREMIUM EDITION」の文字が刻まれています。
藤島知子さん、DB9を選ぶとは粋ですね。他の動画を見ていても車が好きである事が伝わって来ますし、知的な雰囲気もあり私の好きな方の一人です。

動画リンクを貼っておきますので、お時間のある時にでもご覧になってみてください。



https://youtu.be/1NSZxuuBS8U




https://youtu.be/RNJURP1bTvA




https://youtu.be/htVZETfr8Ug