今日は久しぶりにケミカルの実験をしました。
なお、プロではない個人が施行した結果で手順などの間違いもあるかもしれませんので、この結果が全てとは思わないでください。
今回確認したかったのは、納車時からコーティングされていたガラス系コーティングの耐性確認と、新たに購入した、いなかの洗車屋さんのケミカル類の使い勝手の確認になります。
ディテールテストパネルを用いて確認しました。
まず右側にベースとして神風コレクションさんのANTI-AGING CLEANSINGで軽く洗い、元々実車にコーティングされていたGFコートのコーティング剤を塗布しました。
左側はいなかのグレイズで洗い、いなかのクイックディテイラーを塗布するつもりでしたが、ここで少し思っていた結果と違ったものがあります。
まず、いなかのグレイズは傷つく可能性があるように思いました。
研磨剤入りと思っていたので力を入れず、撫でるように塗布したつもりでしたが、テストパネルが傷だらけになっていました。
神風コレクションのANTI-AGING CLEANSINGは相当緩い使い方が記載されていたらから、傷はほぼ見当たりません。
いなかのグレイズは施行方法通りで濃色車に使う場合は注意が必要かも知れません。
ちなみにいなかのグレイズで付いた傷は、いなかのQDを塗布しても傷が埋まる事はありませんでした。
これで1週間、野外に放置しました。
わかりづらいですが、ホコリ、染みなどでかなり汚れています。
次に確認したかったのが、いなかのシトラスと、オートフィネスのダイナマイトでどれぐらい汚れ落としとして違うものなのかと言う確認です。
いなかのシトラス中性で、ダイナマイトはアルカリ性です。
施行する前までは、ダイナマイトの方が汚れだけでなくコーティングも剥がしてしまう予想でした。
どちらも10倍希釈での確認です。
いなかのシトラスとダイナマイトはどちらも、いなかのQDとGFコートを塗布したところに両方かけて1分ほど置いて水で流し汚れ落ち確認すると、どちらも同じぐらいの汚れ落とし具合でしたが、ここで想定外の結果が出ました。
いなかのQDにいなかのシトラスをふりかけた箇所だけが、コーティングがパリパリ剥がれたような状態になりました。
ですがダイナマイトの方はいなかのQD、GFコートのどちらも特に問題ありません。

わかりづらいですが、LEDの反射しているあたりに水染みのような跡が見えると思いますが、こんな感じの染みのような剥がれたような跡がちらほら見当たりました。
これまで単純に中性の方が、コーティングなどの攻撃性が弱いと思っていましたが、ある意味覆された感じです。
何より、同じメーカーさん同士の相性が悪いようにも見えて、少し驚きました。
偶然が重なっただけかも知れませんが、中性だから安心、アルカリ性だから危険というのは浅はかな考えであったと認識しました。
今回の件は気になるのでいずれ再度確認してみたいと思います。
なお、いなかのQDはリンレイの水アカスポットクリーナーでは落ちづらくケミカル耐性が強いと言われていましたが、スパシャンのアイアンバスター10倍希釈をかけて1分ほど置いた後スポンジで洗っても問題なかったものの、水垢バスター2の10倍希釈をかけて1分ほど置いたあとスポンジで洗ったところ、8割りがた落ちたように思います。
もちろんGFコートも綺麗に落ちました。
いなかの洗車屋さんのケミカルは今後も様子を見て行きたいと思います。
なお最初にも言いましたが、この結果はメーカーさんをdisりたい訳ではなく、あくまで個人的興味からくる実験の結果に過ぎない事をご理解ください。
会社の大小関係なく、ケミカル類を発売されている全てのメーカーさんにはリスペクトしています
Posted at 2021/11/21 14:01:08 | |
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