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哲学のインプちゃんのブログ一覧

2025年10月31日 イイね!

クルマ好きに自転車を買い与えるな

クルマ好きに自転車を買い与えるなカスタム費用がクルマと比べて異様に安く済むので、際限がなくなります。

折り畳み自転車を買いました。割かし都心近くのマンションに住んでいるので、新宿・渋谷・神保町くらいなら自転車圏内になるからです。レコード屋や古本屋へ行くのにいちいち電車賃を払うのも癪だし、何ならサーキット内でのちょっとした移動にも使えるし、今まで持っていなかったのが不思議なくらいです。

20年近く前にホームセンターで買った激安 MTB ルック車が実家に眠っています。中学生から高校生にかけてフレーム以外の全てを自らコツコツ交換し、ブルホンバーのクロスバイクに作り変えた思い出の1台です。これに跨って 800km 超のロングライドをしたこともあり、近所の山のダウンヒルで 80km/h 近くを叩き出したこともあり、思えばクルマを持っていないその頃からスピードやグランドツーリング、DIY カスタムにのめり込む素地があったんだと思います。

とはいえ今は昔、時は令和。ガチ勢のようにピチピチのレーパンを履くつもりは毛頭なく、今回は普段着のままサッと乗れるミニベロです。そもそも今回の用途はちょっと近所へ行くママチャリ程度のアッ! ホイールをポチるな! コンポ一式全部買うな!! フルカーボンのサドルなんか要らんだろ!!!

というわけで、ものの1ヶ月も経たない内にフレーム・フォーク・ハンドル周りとブレーキ以外は全て取っ替えられてしまいました。クロモリフォークの20インチ折り畳み自転車でペダルレス 9.37kg は頑張っている方じゃないでしょうか。まあ結局車体込みで10万近く注ぎ込みましたが…

* * *

私がどっぷり自転車趣味に漬かっていた当時、シマノのフラッグシップロードコンポ・デュラエースはリア10速でした。魔改造クロスバイクに載せた SLX というコンポは MTB 系で、これは同系フラッグシップの XTR と同じリア9速でした。私の自転車知識はこの頃で途切れているため、今はデュラも XTR も12速、しかも電動だと知った時は呆気にとられました。今回載せた中級ロードコンポのティアグラは当時の9速から10速化しており、もういよいよついていけません。

とりわけ驚いたのは変速のスムーズさです。カチャンカチャンというイメージだったものがカッカッと決まります。間違えてアルテグラあたりを買ってしまったのかと錯覚したほどです。シマノの性能はグレードより年式を重視しろとはいいますが、まさかここまでとは思いませんでした。

スポーツバイク界隈の変化にも驚くことばかりです。先述した電動変速をはじめ、ロードバイクにもディスクブレーキが当たり前。エントリークラスの完成車にカーボンフレーム。カンパニョーロの凋落。全部15年前には想像もしていなかったことです。光陰矢の如し、諸行無常、技術の進歩は早いものです。

クルマはもう電子制御の塊になり果てつつありますが、自転車さえも人工知能による自動変速が実用化されています。ケイデンスなどペダリングの知識がなくても、誰でも適正なギアで快適に走れる――文句なしに素晴らしいことですが、同時に自らの知識や技術を高める意欲を削いでしまわないかと、少し寂しくもあります。いつか人類は火を起こせなくなるかもしれませんね。
Posted at 2025/10/31 22:56:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味
2024年06月29日 イイね!

これがロールゲージだ!

これがロールゲージだ!
言葉は難しいよねという話です。

たまに「ずつ」ではなく「づつ」という書き方をしている人を見かけます。「づつ」と書くのはある意味間違いではないんですが、それはかういふ仮名遣ひをしてゐる場合に於いてのみ「正しい」といへるものであり、現代文では原則として使用しません。「ちぢむ」とか「つづく」みたいな単語に引っ張られてるのかな?

クルマ用語にも「惜しいなあ…」と感じるものはよくあります。エキマニに巻くアレは「バンデージ (bandage = 包帯) 」であり、「バンてージ」という言葉は存在しません。Bondage と綴ると、ガチな意味での「縛りプレイ♡」になってしまうので注意が必要です。ロールケージは乗員保護用のジャングルジムですが、「ロールげージ」は何だかよく分からない計測器です(どうやら存在はするらしい)。Cage はカブトムシとか文鳥とかライオンが入っている籠や檻ですが、gauge はメーターとか計測器具のことです。

ブレーキローターを挟むアレは「パッド」と濁りますが、組み直されたエンジンは「リビルト」エンジンなので清音です。Pad は当て物や詰め物(マウスの下に敷くアレとか)、pat は軽く叩くこと(ゴルフのアレとか)で、rebuilt は事実上の形容詞(厳密には動詞の過去分詞形ですが…)、rebuild は動詞です。つまり「エンジンをリビルドする」といえば濁音になるわけですね。

「ブレーキ」というカタカナ語も不思議な単語です。本来 brake は break と同音なんですが、日本語ではブレーキとブレイク(あるいはブレーク)と書き分けますね。これは日本に渡来した時期が古いからだそうで、似た例にジャッキ (jack) やデッキ (deck) があります。

ブレーキ繋がりだと、キャリパー内でピストンが収まっているアレは「ポット」です。円筒形の容器が pot なので、カップ麺を作るときに使うアレもそう呼ぶわけですね。カタカナ語としての「ポッド」はあまり一般的な語ではなく、多連装ロケット砲の発射機や宇宙船の緊急脱出時に使うアレを指します。

表記揺れが激しいのはリインフォースメント (reinforcement) でしょうか。前半部分はリーンだったりレインだったり、後半部分はフォではなくホになったり。挙げ句の果てには略してホースメントと呼んだりします。まあこれは「マニほールド」の例もあるので、誤りではなく訛りの範疇でしょうし、マニュアルトランスミッションのことを「ミッション」と略すようなものなので、正確性を求めるのは筋違いな気もしますね。英単語の音節としては re-in-force-ment という区切りになります。

冷却水を走行風で冷やすための洗濯板のことを「ラヂエーター」と表記するのも、先述した「づつ」と通じるものがあるかもしれませんが、えも言われぬ風情があって私は好きです。これは元の単語が "raDiator" なので、かつて蒸溜酒の一種であるアレを「ウヰスキー」と表記していた例と同じですね。ちなみに奈良時代くらいまでは「ぢ」を「ディ」、「づ」を「ドゥ」と発音していたようです。コーヨーラドも最近まで「江洋ラヂエーター製造」でしたし、老舗メーカーの社名に使われているのをよく見ます。

思いつくままつらつらと書いてみましたが、こうしたカタカナ語以外にも元旦の昼下りに若干10歳の確信犯がおもむろにコーナーへ侵入して馬から落馬するような話しもたくさんあり、多少言葉に関係する仕事をしていた人間としては気になって仕方がありません。濁点が付いたり取れたりするのも転訛の一種だったりしますし、歴史の長い言語はどんどん単純化されていったりするんですが、できれば正しい言葉を使いたいものです。
Posted at 2024/06/29 15:18:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月27日 イイね!

インプちゃんに乗るということ

インプちゃんに乗るということBMW も良いけど、やっぱり私には25年前の2ドアセダンが性に合っています。

実のところ、留学中は本当にBMWを転がしていました。左ハンドル・オートマの 320i セダン (E36) でしたが、信じられないくらいポンコツだったのを覚えています。クルマ自体が悪いのではなく、前オーナーのメンテが極悪だったこと、そもそも先天的に高温多湿なシビアコンディションだったことが主な理由ですが、フラットから大学までの足としては贅沢なクルマでした。石でも踏んでいるのかというようなオルガンペダルを頑張って踏み込めば駆け抜ける歓びを感じられたし、抜けかけの足でも高速巡航時はビシッと安定していたし、これぞ腐っても鯛というようなクルマでした。甘い匂いのションベン漏らしや、てるんてるんのトルコン、エンジンの食欲がガソリンだけでなくオイルにまで向かうことがなければ、なかなか良いクルマだったと思います。

ただ、私はその時すでに初代インプちゃんを知った身体でした。留学前に乗っていたのはアプライドA型のWRXでしたが、STi Ver. II のエンジンを換装してドッカンな260psに衝撃を受けた私にとって、駆け抜ける歓びなんてジジ臭く生温い戯言でしかなかったのです。今ならその良さも理解できますが、当時はただひたすらプラスGに飢えていました。BM乗りの皆さん許して下さい。

帰国後に紆余曲折あって大学5年生で手に入れたのが、今の三代目インプちゃんです。自分のクルマが無い間は、ホンダレンタカーで S2000 を振り回したり、シビRを峠に突き刺したりしていましたが、例えサスとドラシャをあらぬ方向へひん曲げたのに2万円の免責で済んだとしても、私の心が満たされることは決してありませんでした。

究極的には自由がなかったのです。自分の都合だけでいつでもどこへでも行ける、自分の好きなように何をどう変えてもいいクルマ。「今夜ヒマだな」というだけで伊勢参りに行けたり、「最近日本海見てないな」というだけで笹川流れに行けたり、「復興進んでるかな」というだけで双葉町に行けたり。ミラーやシートのポジションをいちいち変えずとも、いつも自分専用のコックピットだったり、ファーストアイドルからレッドゾーンまで耳に染み付いたエキゾーストノートだったり、ノーズの入り方からテールの流れ方まで手に取るように分かったり。古いクルマなので不自由なことも多々あるのが矛盾していて面白いんですが、私はこのクルマから自由を与えられています。

それだけなら別に BMW はもちろんプリウスだろうがタントだろうができることなんですが、クルマ好きにとって最高の自由は「好きなクルマに乗ること」だと思います。これ以上の自由はないでしょう。私にとってインプちゃんに乗るということは、自由になることだと思っています。
Posted at 2023/05/27 08:19:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年05月10日 イイね!

偉大なる凱旋

偉大なる凱旋昨年9月のエンジンブローから7ヶ月半が経ちました。皆さん「なんやかんやでもう降りたんだろうな…」「こいつのみんカラもこれまでだな…」と思っていたことでしょう。待ってください、もう一度インプちゃんの愛車紹介を読んでみてください。そうです、このクルマには「ちょっと引き返せない金額をかけてしまっている」んです。「片手片足が吹っ飛んでも」乗り続けようというクルマを、たかだか通算5回目のエンジンブローくらいで降りる道理はないってことです。

というわけで今月頭に帰ってきました、インプちゃんの偉大なる凱旋です。HAS Rally にて GRB ベースの新品ショートブロックを導入し、ヘッドもオーバーホール。路上で拾った粉塵やパワステオイルで黒くくすんだシリンダーブロックやロッカーカバーもアルミ輝く銀色になり、エンジン型式も EJ20K から EJ207 に変わりました。手組みエンジンは2基目ですが、私にとってはこれが初めての EJ207 になります。これでまたサーキットでシバきつつ10万km乗れますね!

既に 1,000km の慣らしが終わり、残り 500km ほどは徐々に負荷をかけていって高温時のクリアランスにアタリをつける予定です。300km までは 3,000rpm/0bar, 700km までは 4,000rpm/0.3bar, 1,000km までは 5,000rpm/0.6bar 縛りで走っていましたが、最初の 300km は街乗りでも我慢の連続でした。3,000km にわたって 3,000rpm 縛りの慣らしをやっている人は尊敬します、はい。現在 1,200km ほど走っているので、今後はしばらく 7,000rpm/0.7bar くらいで慣らそうと思いますが、峠でチンタラ流しているのを見かけても煽らないでください… ちゃんと直線で譲るので…

7ヶ月半もの間、たまにレコードを聴く以外は無趣味な廃人になっていたので、今は狂ったようにクルマを求めています。仕事が忙しすぎて1日 100km しか走れないので、明日から長めの休みを取りました。どっかの山越えを伴う遠出をしようかと思います。久しぶりに日本海でも見に行こうかな…
Posted at 2023/05/10 17:49:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年09月18日 イイね!

久しぶりに聞いた音

久しぶりに聞いた音メタルの打音です、はい。

金曜日に筑波を走ったら、逝ってしまわれました。エンジンルームからのカンカンという音を4年半ぶりに聞きました。ガラガラドカドカ言っているわけではなく、かなり軽めの音なので軽症ではありますが、それなりの時間と費用がかかりますね。

既にOH後10万kmを超えていたので、サーキットでブローしたら再OHしようと決めていた矢先の出来事でした。そりゃ逝きますわな。5回目のエンジンブローともなるともはや悲愴感はなく、諦念と供養の心しかありません。今までよく頑張ってくれた、ありがとう…

一度OH済とはいえ当時モノの EJ20K です。あらゆる箇所に疲労が溜まっているでしょうし、ボアアップしたり面研してハイコンプにしたりするような耐久性はもうないでしょう。EJ ならではのクソデカいピストンは灰皿に流用するなりして、腰下は新品の出る VAB を使ってみようと思います。驚くべきことにヘッドもまだ新品が出るようですが、バルブ周辺が製廃なのでこれも流用になりそうです。なんにせよ、純正ベースで耐久性重視の新エンジンを組む予定です。

やってて良かったエンジンブロー貯金。資金集めに東奔西走することなく済みそうですが、ブレーキシステム交換を初めボディのフルスポット、リアのワイドボディ化が遠のきましたね。まあいずれにせよいつかはしなきゃならなかった作業でもあるので、仕方ないと腹を括ってしっかりお金を使います。こういうクルマの場合、やろうと思った時にやっておかないと部品が出なくなったりしますからね…

というわけでしばらく走るのはお預けです。休日が暇になりそう…

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Posted at 2022/09/18 11:44:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「クルマ好きに自転車を買い与えるな http://cvw.jp/b/3236070/48730850/
何シテル?   10/31 22:56
家賃より駐車場代、食費よりガソリン代、交際費よりパーツ代。大人になれない社会人です。
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