今日は 夜勤明けのお休み。休みでないと出来ないことをしようと まずは銀行へ。駐車場から店内入り口へ向かうと自動ドアのところで 偶然 むか~しの彼に遭遇。若かりし頃、1年余り 一緒に暮らした人。若さゆえ 私の我儘で 家を出て行き 私から別れを告げた。別れたあと 数年経ってから 彼の気持ちを理解できるようになって 傷つけてしまったことに 後悔の念が 心の奥底に残っていた。今日、偶然 ばったり出会った。でも、声をかける勇気は出なかった。うぅん、あまりに 突然の遭遇で 声が出なかったというべきか。二人で可愛がっていた猫も 別れたあと数年して亡くなり、それと共に 二人の思い出も風化しつつあったけど。十数年ぶりに 見かけた容姿は 時の経過を物語る。少しふくよかになって 白髪混じりになっていた。服の趣味も変わってないね。歩く姿や 何気ない仕草が 懐かしい。笑顔で「あれから どうしてる?」声に出せなかった。彼は 私に気付かず 立ち去ってしまったけど。私も歳をとりました。元気で暮らしています。『今 貴方は幸せですか?』心の中でつぶやきながら 後ろ姿を見送った。そして また 心の思い出の扉を そっと閉じました。何故だか 玉置浩司の『手紙』という曲が 頭の中で流れきました。思い出とは・・・・美化されていくものなんですね(笑)