新型アウトバックの先行予約が始まりましたね。
外見は、パッと見では、先代アウトバックを少しブラッシュアップした感じなだけですが、中身はSGPを採用しているので、別物といったところでしょうか。
ただ、お値段が400万円オーバーのようで、フラッグシップとはいえ最早手の届く存在ではなくなってしまいました。
しかも、搭載されるのは、CB18ターボエンジンらしいですね。
う〜ん、大排気量は流行らないとはいえ、もう少し優雅なエンジンにはならなかったのでしょうか?と思ってしまいます。
思い返せば、名機EJを長いこと使い続けてきたスバルさんではありますが、次世代ボクサーFB(フューチャー・ボクサー)エンジンを開発します。汎用型のFBエンジンをベースに、ハイパワーに耐えられるFAエンジンの開発に成功します(軽量化しちゃった)。
しかしながら、スバルがFB/FAエンジンを短命にしても、CB型エンジンを導入してきた(条件はあるものの、かなりの軽量化に成功)ということは、生き残りをかけたそれなりの理由があるものと考えます。
ここでラインアップを見て見ましょう。
インプレッサ FB16,FB20
XV FB16,FB20ハイブリッド
レヴォーグ FB16ターボ/FA20ターボ→CB18ターボ
BRZ FA20→FA24
フォレスター FB20ハイブリット/CB18ターボ
アウトバック FB25→CB18ターボ
燃費走行が求められる時代となったため、分が悪いボクサーエンジンは頑張ってスバルのアイデンティティーを保ちつつハイブリッド化に努めますが、結構厳しい状況といえます。
WRX S4/レヴォーグでは、ダウンサイジングターボorハイパワーターボにも挑みましたが、FB16ターボとFA20ターボではあまりスバリストの心を掴むことはできなかったという結果だったのではないかと思われます。
営業さんが言っておられましたが、「1.5Lエンジンではスバルの求める性能が得られないので1.6Lにしたとエンジニアが言っていました」とあったのですが、ユーザーが求めるものでもなかったということだったのかと想像します。
この辺は、マツダは思い切ってきたと思います。
プリウスがそうであるように、結局は燃費と性能を求めると、1.8Lという排気量なのではないかと思えたりします。
EJの事実上の後継機は間違いなくFAといえるでしょう(なんてったって、ロングストロークではなく、スクエアですし)。
1.8Lという排気量の限度はあるものの、CBエンジンは排気量を小さくすることもできるようで、もしかしたら1.4Lというのも出てくるかもわかりません。
ともあれ、レガシィのスポーツワゴンの後継者としてはレヴォーグであり、アウトバックはアウトバックとして存在していくということになって、良かったのだと思います。
しかしながら、B4という存在がなくなってしまったのは非常に残念です。世の中にセダンはクラウンとLS以外は全く認められていない(しかも法人が中心)というのは、寂しい限りです。
FA24ターボを乗せたWRXに期待です。
が、個人的にはFA20またはCB14ターボのWRXの廉価版があったらいいなと思っています。
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Posted at
2021/09/03 22:00:07