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時として、脚本家でも書かないような出来すぎたドラマが起こることが競馬にはある。

今日の菊花賞でオルフェーブル号が三冠を達成した。
今までにいわゆる三冠馬と言うのは６頭しかいなかった。
全てのレースがワンチャンス。
三冠達成は容易なことではない。

前述の６頭のうちの１頭が先日亡くなった。
日本競馬における最強馬との呼び声も高いシンボリルドルフである。
この三冠達成は彼への餞にも思えてくる。

出来すぎだ。


今年、日本競馬史に残る名門オーナーブリーダーがその歴史に幕を閉じた。
その名はメジロ牧場。
メジロ牧場の生産馬ではないが、そこの代表所有馬として挙げられるのがメジロマックイーン。
オルフェーブルの母の父に当たる馬だ。

やはり出来すぎている。


ちなみにメジロマックイーンはある記録を達成している。

「親子３代天皇賞制覇」

すでにマックイーンは他界しているため４代制覇はほぼ不可能であるが、マックイーンの孫であるオルフェーブルがおそらく来春、天皇賞に挑戦するだろう。

競馬はしばしばブラッドスポーツと言われる。

こんなつながりを紐解いていくのが競馬の醍醐味の１つでもあったりする。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とはいうんだけどね・・・ボク、２着のウインバリアシオンが大好きなの！！

いやぁ、超悔しい。

３戦連続オルフェーブルの２着。天敵。

次こそはがんばれよ！バリアシオン！！


photo by JRA