くまぷぅのブログ一覧

今週末の土日は富山県で学会(地方会)があります。

名古屋や三重など近場で開催されるときはほとんど出席いたしませんが、せっかく遠隔地で開催されるのですから、これは是非とも出席しないといけません(爆)。

しか～し、天気予報を見るとひたすら"傘マークが"・・・。
まぁ、梅雨だから仕方がないのですが。

帰りは福井経由、大学院時代のお友達と遊んでくる予定です。

おっと、その前にちゃんと予習をしておかないと(汗)。

Day49にて人工授粉した雌花は、約10日間でここまで成長しました。

現在のところ、雄花は毎日10輪ほど咲きますが、雌花は合計3輪のみ、しかも1輪は咲いたのを見落としていて人工授粉出来ておりません。

もう少し成長したら、雌花の割合が増えていくのでしょう(祈)。

普段、活字といえば、コンピューター上もしくは印刷物で科学論文を読むことと、教科書・実験雑誌類に目を通す程度のワタクシであります(恥)。

が、何人かの作家に関しては、その作品をon timeで読んでおります。

そのうちの一人、村上春樹氏が"アフターダーク"以来、約5年振りとなる長編小説"1Q84"を発表し、発売から1月間で10版を超えるという特需を引き起こしており、遅ればせながら読んでみました。

あまり内容を書いてしまいますと、まだ読んでいない方に怒られますので、ちょっとだけ・・・。

段落構成は、いままでにもよくあった通り、2人の人物を主人公として、交互に段落が構成され、物語が並行して進んでいきます。

1984年の日本社会に即した世界となっており、戦争、大学紛争などの史実や、DV、カルト等の社会問題も描写されているのも、いままでの長編小説に比較的類似しています。
（これに関しては、どこかの批評記事で目にしましたが、"ノーベル文学賞"が念頭に置かれているのではないか、とか・・・）

物語の進行に関して、ありえない偶然さを感じることはそれほどありませんでしたが、やはり最終的にハッピーエンドとは感じられず、ある種の喪失感というか、やるせなさのような、そんな後味が残り、この点に関しても今までの小説に似通っているような気がしました。

ということで、なんか、あまり目新しさを感じませんでした、というのが正直な感想。

次回作はどうなるのやら・・・(気が速い)。