車の運転中はマスクをはずすので、後輩のS2000でのオープンドライブは、コロナ禍の唯一の気分転換だった。しかし、コロナもオミクロン株による第6波に突入、仕事柄後輩との接触を控えているため、それも叶わなくなった。一層のこと、私もS2000を購入しようとネットを覗くと後輩お薦めのAP2はとんでもない値段になっている。
友人の車のバタフライドア、マクラーレン的にはディヘドラルドアと呼ぶそうだ。ドア全開の開き幅が大きいため通常ドアより数倍乗り降りがしやすく腰に負担もない。また、隣接車との側面距離が70㎝あれば全開できるため相手にドアパンチを与えるリスクも無い。問題は立駐が不可能な事と乗り降りの際に周囲の視線に耐えられるか否かだが、我々のような還暦過ぎのスポーツカー乗りには必需品かも知れない。
カーボンニュートラル達成に向けた策の一つである『R51-03騒音規制』。フェーズ３が発動されれば、化石燃料エンジン高性能車の新車販売は無くなると憂えていた友人は、『あがりの車』に、あえてV8 twin turboを選択し、現在、せっせと慣らし中。コロナが収束したら、我が独軍機と彼の英軍機で空中戦を交えてみたいと思っている。
友人が企んでいる還暦後の車遊び。私は彼に992ターボSカブリオレを薦めたが、マッハGOGOGO世代の彼が選んだ車は私にとって意外な車だった。その車、乗り心地が良くエキサイテンィングな走りも安全に提供してくれるらしいが、キャラクター的にはこの先も手放す事はないと言う彼のS2000の延長線上にあるという。今後の爺の車道楽にどのような刺激を与えるか今から楽しみだ。
『新型コロナ感染は2021年春から爆発的に拡散するかも？』と旧友の医師が昨年から危惧していたことが現実になってきた。医学に明るくない上に経済界との忖度で身動きの取れない政界の重鎮たちに舵取りができるはずがないから致し方ない。
