
クルマのOBD2から色々と情報を拾い上げて、RealDashというアプリに表示させてみたいと思います。
データを拾い上げる方法は、他の方々が挙げられているアイテムを同様に使います。僕はiPadへ表示させたいので、ELM327のWi-Fiモデルを選択しました。
OBD2の接続端子の場所は、改めて説明するまでもないかもしれませんが・・・一応画像を撮ったので。
アクセルペダルの上、ボンネットを開けるレバー辺りの白い端子に差し込みます。
大体の車種はハンドルの下を覗き込めば見つかるかと思いますね。
RealDashには、予めいくつものスキンが収録されています。
無料のものから、有料のちょっとかっこいいものまで・・・200~800円弱の幅で購入することが可能です。ただし、有料の場合は一つのスキンそれぞれの値段である他、アプリの有償バージョンを買ってもすべての有料スキンが解除されるというわけではないという情報もありますので、注意が必要です。
僕は自分でメーターをカスタムしていくつもりですが、とりあえず目指すスタイルに一番近いスキンを選択して、そこから設定などを進めて行きましょう。
スキンを選んだあとに、画面をタップすると上の方にメニューバーが出てきます。SETTINGSアイコンをタップして、まずは単位系を設定しましょう。
デフォルトがMILE表記や華氏°F表記なので、見慣れたkmや℃の方が良いですよね。
左の一覧からUNITS & VALUESから単位を変更していきます。
見慣れた単位を選択していってください。
僕は画像のように単位を変更しました。
次に車両諸元を入力していきます。
先程のメーター画面に戻って、GARAGEアイコンをタップしてください。
既に設定済みの画像になっていますが、、、
”AXELA 2.2XD”のクセして、すんごいアメリカンマッスルカーのようなルックスには突っ込まないでくださいww
クルマの種類(VEHCLE TYPE)を選ぶこともできるんですけども、なんせCOUPE以外を選ぼうとするとアプリが落ちてしまって変更できないんですwwww
※初めて設定するときには選べたのかもしれませんが、後から変更しようと
するとアプリが落ちます(汗)
車両諸元を順番に入力していきますので、まずは上に表示された車両名をタップしてください。
VEHICLE NAME
:愛車の名前をお好きなように。ただし、日本語はうまく入力できません。
例)「アクセラ」と打とうとすると、「akuseraアクセラ」
変換前のキー入力が先に入ってしまいます。そもそも日本語対応のアプリ
ではないので、そのへんは諦めた方がいいかもしれませんね・・・。
これは他の入力フォームでも同様です。
VEHICLE WEIGHT (kg)
:カタログ値でいいでしょう。
ODOMETER (km), TRIP (km)
:残念なことに、OBD2から距離数を拾えないっぽい?です^^;
メーター表示させたい方はこちらから入力を。でもアプリを
常時接続しながら走行しない限り、どんどん表示がズレてしまうでしょう。
ちなみに、ここで入力したTRIPは”TRIP A”として表示されます。
MAX SPEED (kph)
:最高速度を入力しておくと、メーターが自動反映されます。
FRONTAL AREA (m2)
:前面投影面積。ざっくりで良いと思います(笑)
全幅(m)×全高(m)で算出可能。
DRAG COEFFICIENT
:抵抗係数Cd。空気抵抗。一般車ならば0.25~0.35くらいだと思います。
ROLLING RESISTANCE
:転がり抵抗。タイヤの種類や路面状況等によって変わってきますが、
一般車なら0.02くらいで無難かな?
MECHANICAL EFFICIENCY (%)
:伝達効率。とりあえず95%で(笑)
FUEL CONSUMPTION CORRECTION FACTOR
:燃料消費補正係数。・・・?わからんとりあえず1。(笑)
VEHICLE TYPE
:COUPE, SEDAN, PICKUP, BOAT, AIRPLANE ←!!
船や飛行機なども行けそうなことにびっくり!
でもこれを弄るとアプリが即落ちます(笑)(笑)
VEHICLE COLOR
:クルマの色をRGBで設定できます。テンプレカラーはなし?
次は、ボンネットをタップしてください。するとエンジン諸元の設定ができます。
色々設定を問われますが、エンジン屋ではないので詳しいことはわかりませんのであしからず・・・
ENGINE TYPE
:V型、直列、対向、ロータリー各々気筒数もしくは電動車を選択
ENGINE SIZE (cc)
:排気量。
MAX RPM
:エンジン最大回転数。
IDLE BELOW RPM
:アイドリングよりも下の回転数ってことですが、単純にアイドル回転数
を入力すればいいと思います。
※以下は数値がわからずそのまま触らずにしてしまっている項目です。。。
何かしらの計算をしてメーター表示させるものだと思いますが、
そんなコアな表示はさせないと割り切ってしまいました♪
INJECTOR SIZE (cc/min)
:インジェクター容量。毎分何ccの燃料を噴射できる能力があるのか
ってことですね。エンジン最大出力値や燃調マップに関わってくる値っぽい
NUMBER OF INJECTIONS PER CYCLE
:一回の燃焼サイクルで何回燃料を吹き込むかってこと?
SKYACTIV-Dエンジンでは5~8回に分けて燃料を吹くっていうのをどこかで
見かけた気がするんですが・・・正直良くわからないのでこれもデフォルト
の「1」のままにします(笑)
VOLUMETRIC EFFICIENCY
:体積効率?単位はないので多分%?これもナンノコッチャ
DISTANCE BETWEEN SERVICES
:きっと整備してからどれくらいの間隔か、ってことでしょうか。
エンジンOHがそれにあたるのか?うーむ・・・(わからん)
TWO STROKE ENGINE
:2ストエンジンの場合はこちらにチェックを入れてください(笑)
例)235/40R18の場合↑
次はホイールをタップして、タイヤサイズを入力します。
履いているタイヤのサイズをそのまま入力していけばいいでしょう。
TIRE WIDTH
:タイヤトレッド幅
TIRE ASPECT
:扁平率
WHEEL DIAMETER (INCH)
:ホイールサイズ
車体の後ろに回り込んで、トランクをタップします。
すると貧相なポリタンクが!(←あぶねぇ)
こちらで燃料の種類とタンク容量を設定します。
FUEL
:油種を選択します。ガソリン車なら”GASOLINE (AFR 14.70)”を、
ディーゼル車なら”DIESEL (AFR 14.50)”を選択すればよいでしょう。
他にはエタノール混合”GASOLINE (E10, AFR 14.65)"や液体プロパンガス
”LPG (AFR 15.50)”、電気”ELECTRICITY"などが選択できます!
ちなみにAFRが空燃比、Eがエタノール混合率を示しています。
FUEL CAPACITY (L)
:燃料タンク容量。
さて、次にドアをタップしてください。
すると車内の画面になるのですが、こちらではトランスミッションとOBD2通信の設定を行います。
まずはシフトノブの辺りをタップして、ギヤ比を設定しましょう。
GEAR 1~8
:1速からギヤ比を入力していきます。7速とか8速がない場合は、0と入れて
おきましょう。
FINAL DRIVE RATIO
:最終減速比、ファイナルギヤ比。
もしOBD2から車速ないし回転数、シフトインジケーター等の情報が読み取れない場合、計算式からメーター表示させるといった代替の方法もありますので、面倒くさがらずに入力しておくことをおすすめします。
最後に、OBD2の設定です。
先程の車内の画面に戻って、インパネメーターやハンドルの辺りをタップしてください。”CONNECTIONS”という項目が立ち上がってきます。
最初は何も登録がされていないはずなので、”ADD”をタップして接続方法を追加します。
色々と種類がありますが、冒頭のELM327を使う場合は”OBD2”を選択します。
一覧はアルファベット順に並んでいます。
選択したら右端に現れる”>”をタップして進みます。
次は接続手段として、BluetoothもしくはWi-Fi/LANを選択します。
”>”を押して次に進むと、アダプターIPアドレスやポートの名前が出てくると思いますが、画像は割愛します。
確認したら、また”>”で進んでください。
最後のページは特に触らなくてもいいかと思います。
※ただ内容を解読するのが面倒くさくなっただけw
自分はこれで接続できましたので・・・。
さぁ!お疲れさまでした!
これで長い長い車両諸元の設定ができました。
右上の✕ボタンを押して、ガレージそしてメーターまで戻りましょう!
GALLERYの無料スキンにこんなメーターも収録されています。
大変な数値を指し示していますが、これはメニューバー内の”SETTINGS”→
”DATA SOURCE”から”SIMULATION”を選択しているためです。メーターがどんな感じに動くのかの確認をするために使うと良いでしょう。
実際にOBD2に接続して使用するときは、”CONNECTIONS”を選択してくださいね。
このアプリの醍醐味である、EDITモードからメーターをカスタムして、知りたい情報を1画面に集約させてみました!!
次回はカスタム方法について書いていきたいと思います^^
p.s.
長編ブログって大変ですね・・・(汗)
認識が誤っている箇所もあるかもしれませんので、もし発見された方はどうぞコメントで教えていただけますと助かります!ブログの方も修正します。