
MX406Sをオーバーホールするつもりなので、代打のデッキを用意しました。
ひょんな縁でみん友のてっこ@さんより譲っていただいた(正確には購入した)kenwood k-cd01クロック改造機です。
いつもの儀式で、端子やヒューズもろもろの清掃とヘタっている箇所の更新をしていきます。
アースの端子が無かったので、丸型端子をパパっと取り付けます。
電源部のヒューズはスペースの関係上、平10Aを取り付け。
ここでケチって管ヒューズを付けると通電が鈍ります。
少しでも音を飛ばすため、接点の面積は極力大きくしたいものです。
デッキ側のヒューズは未使用のミニ平10Aを取り付け。
本当は付いているギボシは全てニチフの差し込み型に替えたい所ですが、あまり時間も無かったのでそのままです。
さくっと取り付け後。
mcintoshのMPM4000がそのまま。
もはや異様な光景ですが、これを外すと子どもたちから何故か大ブーイングを喰らうので二度と外せなくなったという事情があります。
肝心の音は、上から下まで過不足なく出ており特に高域の艶が凄まじい。
ボーカルも得意。録音された音をそのまま出すという点にかけては今まで使ってきたデッキの中で最高峰だと思います。
まさに「ヴァイオリンは歌う。フィドルは踊る。」という名言(迷言?)を地でいくような音です。
Danny Mossの様な暑苦しい、蒸気の出るようなサックスもそのまま。むせ返りそう。
もう少しだけ低音が鳴ってほしいと思うのは、前回のMX406Sの中低音が太過ぎたせいだと思います。あれはあれで病みつきになる音ですが。
ちょうどウーファー出力があるので、今後は再度サブウーファーを乗っけてみようと思います。
一つ難があるとすればソースの切り替え毎にリモートが一旦オフの信号を送ります。
そのせいでPHASSのRE 2.65は起動に10秒かかるのでその間リアが鳴らなくなります。
何より驚いたのが、落語。
歌丸師匠の竹の水仙を流してみましたが、もはや車内は寄席の最前席よりちょっと上。
ボンネットの上に師匠がちょこんと座ってらっしゃる!!
代打にするには勿体ないレベル。
てっこ@さん、ありがとうございました!
良い買い物をしました。
Posted at 2020/06/22 11:44:58 | |
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