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どこんJガイルのブログ一覧

2020年05月24日 イイね!

PHASSのRE-50がやってきた。

PHASSのRE-50がやってきた。機材の構成をトップ画像の様に大幅に変更しました。
割とシンプルな構成へ。

ちなみに前回までの編成はこんな感じです。
ややこしいですね。




前回の機材の特徴、問題点は
特徴
1.アンプを直列に並べているため、全体でハイボルテージ転送を行なっている。いわゆるハイ受けロー出しの状態。
2.後段のアンプが非常に優秀なので歪みも少なく、かつアンプ一台一台の仕事量が低下。アンプ本来の性格が顕著に出る。
3.前段のCEa-100.4millennium editionのHPF、LPFが使えるため、簡易的なフィルタリングが可能。
4.epcによる言うなれば「アナログタイムアライメント」。
デジタルのタイムアライメントとは根本的に異なる設計思想により、音痩せを感じさせない左右の位相調整が可能。
位相の統率が完全に取れた際、ギターやベースをチューニングした時の様な、綺麗な倍音が全音域に乗る。

問題点
1.場所を取る。配線がしっちゃかめっちゃか。
2.実はMX406Sとの相性があまりよろしくない?ただこれはスピーカーの問題なのかも。
3.各アンプのメーカーが異なるため、音の性格がバラバラ。もっと突き詰めればゲインの可変抵抗に統率が取れていないため調整が極めてややこしい。

というわけで、一旦アンプは全てPHASSで統一してみます。
ついでなので他の諸先輩方が書かれていない細かい点を幾つか。

1.近年のPHASSのアンプは寸法や端子の差こそあれ、外見は全て同じデザイン。
裏面はホットのステンレス。それ以外はコールド。
側面はヒートシンクで、トップはヘアライン仕上げによる、並べてインストールした際のこの美しさよ。
2.REアンプに関して言えば、向かって右が電源系統、中央が出力、左が入力。対面の端子は一切無し。と統一されています。
レイアウトがやりやすい上に、電源と入力を極力離すことによりノイズの混入防止に寄与しているのではないかと予想。
実際、電源内部は二重にケーシングされていました。
3.ゲインのツマミが重い。
ホームに付いてる、昔ながらの巨大な金属削り出しアナログボリュームを思わせる重さです。
色々アンプ触ってきましたが、ここまで重たい可変抵抗を搭載してたのはPHASS以外だとluxmanだけでした。
4.電源端子
RE-50に関して言えば、プラスとマイナス、リモートの他に「G」と書かれた端子があります。
他のRE-50をお持ち、または車載されている諸先輩方の記事を読んでもこの「G」に関しては触れられていませんし、写真を見てもここに何か付けている方もまずおられません。
なぜか?
普段は取り付ける必要の無い端子だからです。
では、これは何か?
どうしてもノイズが乗る場合に限り、デッキのアースを直結させるための端子です。
……eijuのアンプ関係の製品を触った時と同様に、また聞いたこともない様な仕様が出てきた……

と、まあ。
面白い。良くできてるなーと感心しながらRE-2.65とRE-50を並べて設置してみまして。



肝心の音ですが、全音域が暴れ回りとにかく音が飛ぶ。
特に低域の出音が異常で、よく言われることですがスピーカーが見たことのないストロークをしています。

あれ、たしかランブルフィルター入れてたよね?
と、よくよく考えると。
RE-50は一般に出回っている定電圧アンプとは異なる定電流アンプなので、スピーカーの抵抗を完全に無視します。
ということは。
直流に割り込ませるコイルやコンデンサーは大雑把にいえば抵抗です。
そう。これらフィルターを安易と貫通していたのです。
そのため、定電圧アンプ、それに準ずるスピーカー用に作られたLPFとHPFも同様に機能していないことになります。

…弱った。どうしよう。
むしろPHASS純正のネットワークはこの問題をどう解決してるんだろう。

大体、bewith のc-130がこの状態ですでに底付きしています。
ゲインを最小限に絞り、音源を選べばなんとかなりますが。それもそれでストレス。
また、エージングが進んでないためか、はたまた底付きしているスピーカーのせいなのか理由は様々ですが、低音がダマになって聴こえます。

ただ、それらの欠点を吹き飛ばすほどのこの音飛びは病みつきになります。
平たく言えば、聴いてて滅茶苦茶楽しい。

手持ちの究極のアンプ、eijuのOD-160.4 limited editionとは完全に毛色が違います。
これは「聴こえなかった音が聴こえる。」という点に関しては超一級。言うなれば楽譜の休符まで完全に鳴らし切る忠実さ。
これにより、元々解像度が低いとされていたmcintoshのデッキさえ、超絶解像度のalpine、F#1statusレベルまで楽々に鳴らします。
もちろん、最早このレベルのアンプは手に入らない上にレビューに書いた通り神からの贈り物だと思っているので手放す気は無いんですが、それとは別にアンプの頂点をRE-50から見た気がします。


調整地獄という、長い戦いが始まりそうです。
Posted at 2020/05/24 23:30:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | システム変更 | 日記
2020年05月14日 イイね!

デジタルアナログコンバーター(DAC)比較実験。

デジタルアナログコンバーター(DAC)比較実験。先のブログの後に実験。
このためにストックしていた大御所、第一phase のmodel5.1を引っ張りだしてきました。
目的は

・各ヘッド搭載のdacチップにおける音質の違い。
です。

今回は
bewith mm-1d(スマートインターフェースのアナログ出力)
第一phase model5.1
mcintosh MDA5000
の3機種での比較をしてみます。
音源の再生機器はmm-1dを使用しますが、model5.1とMDA5000へはスマートインターフェースのデジタル出力を利用します。
また、既存のヘッドMX406Sは現在のシステム通りMDA5000とペアで使用します。

といっても、手持ちのヘッド、またはdacで分かっているのはMDA5000のみ。
MX406Sは英文の説明書に20bitとしか書かれていなかったので、詳しいことはわかりません。

他の
bewith mm-1d
第一phase model5.1
は調べ方が悪いのか、分かりませんでした。
なので、実際の音で判断します。シンプルイズベスト。

因みにmcintosh MDA5000に搭載されているdacチップはTI(Burr-Brown)社PCM1704(マルチビット方式)の選別品Kランク×2
…dacチップに詳しい方ならお分かりでしょうが、もはやこれが載っているだけでスペック上の勝ちは見えたも同然です。

が。
mm-1dはひと昔前のハイエンドヘッドユニットの代表格。
model5.1は軍事技術SRSを巧みに利用し立体音響を車内に再現させる、唯一無二のアナログプロセッサー。
実際に聴いてみるまで結果は分かりません。

では、まずはmm-1dのアナログ出力。




因みにアナログ出力でのみリモコンのボリュームが使えるようになります。
あれ?音量マックスにしても音、小さいな。
アンプのゲイン上げざるを得ません。

……なにこれ。
抑揚が一切ありません。ただ音が鳴ってるだけ。音楽ですらありません。
めちゃくちゃ良く言えばフラットな音質。
これ同社のSTATEを使う前提で設計されてて、アナログ出力はオマケみたいなものなんでしょうか。
詳しいことは触ったことがないので分かりませんが、STATEて調整のためにbewith 取扱店の専用ソフトが必要だったはずです。
にも関わらずオクでSTATEにはコンスタントに入札される理由がなんとなく分かった気がします。

気を取り直してmodel5.1。





dacチップの性能を知るためには、本機の角形光デジタル入力を使います。
みんカラでもこの入力使ってる方見たこと無いけど。

うわー!楽しい!!
これまでmodel5.1はアナログ入力しか使ったことが無かったので初めてのデジタル入力です。
アナログだとfocus、trubass、front、rear、subwoofer、centerそしてメインボリュームが一つでも狂うと聴こえる音が一気に崩壊しますが、デジタル入力だとそれが無い!!
幾らでも好き勝手に調整出来ます!!

定位が決まり音が立体になる。
聞こえなかった音が聴こえる。

よく、レビュー見てると目にする文面ですが当にその通り。

しかし、悲しいかな音が細い。
アナログ入力だと、もっと太い音が鳴ってた記憶があります。
取扱説明書には

「ツィーターが付いている場合、切断するかミッドの近くに限りなく寄せよ。また、ツィーターを切断する場合、ネットワークが付いているなら丸ごと切断するべし。」

「ミッドにもネットワークが付いている場合、外すこと。フルレンジで鳴らすべし。」

の旨が書かれていますが、model5.1とスピーカーの間はアンプ以外のものを設置すると音が痩せるので、今回の実験では宜なるかなという気がします。

やっぱり質の良いハイローコンバーター使って純正のシステムに組むのが最適解だと思います。
または社外デッキのRCAより入力後、model5.1の内蔵アンプで鳴らす。
更にどうしても外部アンプを通す場合は機材の選択がかなり重要になってきます。
ローコストの名の下に生まれたアンプはまず鳴りませんし、すぐに歪みます。それほどまでにmodel5.1内蔵のアンプが優秀です。


最後にいつものMDA5000。(+MX406S)





やっぱり安心します。
濃厚なマッキンの音、と言えばそれまでなんですが音が柔らかいので聴き疲れしません。そこ重要。


あらかた予想通りの結果にはなりましたが、使用した機種が機種なだけに滅多に聴く機会の無い編成で実験できたことは非常に楽しかったです。

恐らく今後もmm-1d>MDA5000>MX406Sの組み合わせで鳴らし続けると思います。

サブウーファーも前の記事で外したことだし次は低音補強のためスピーカーの実験をしてみようかなと思います。
ざっくり予定しているのは
ネオジムとフェライト、そしてアルニコの比較です。
Posted at 2020/05/14 15:17:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ記録 | 日記
2020年05月14日 イイね!

サブウーファー取り外し

サブウーファー取り外しRE-2.65とFD0496のエージングが進んできました。
私の良い音の理想はざっくりと「聴いてて楽しいか」なんですが、目標に近づく様な変化がエージングではっきり分かるようになってきました。

加えて、前回のブログでやたら複雑なシステム概要図を載せました。

私の機材の組み方は、基本的に過剰に載せた後の引き算です。

1.手持ちの機材を載せるだけ載せる。
2.(調整>機材の組み換え)×n
3.不必要な機材を降ろす。
4.調整。

手間も時間もかかりますが、音の変化がすぐに分かりますし、こんな音が出せるのかなど色々発見もあったりして楽しい時間でもあります。

そして今回。
冒頭のエージングにより、全体的にタイトでキレのある低音が鳴りはじめてきました。

正直、サブウーファーいらないのでは?

前後のバランスを弄ってもそこまで影響は無さそうです。
…外してみよう。
ついでにフロント出力から分岐させていたリアスピーカー経路をリア出力としてヘッドユニットから接続し直し聴いてみます。


うーん……サブウーファーなし!決定。

おそらくガチガチにデッドニングしてたらここまで低音鳴らないんでしょうが、このジムニーはデッドニングをほとんど施工してません。
これは単に車が「鉄でできている」ことを生かせるようオーディオを組んでいるので、敢えて施工していない結果なのですが幾つか気をつけている点もあります。

1.音を飛ばす。そのために不必要なデッドニングはしない。
2.天井を巨大な一枚の鉄板とし、最大限に利用する。
3.音は低音の上に中音が、更にその上に高音が乗る。
4.スピーカーの構造を常に意識する。
5.ハイ受けロー出し。

またハイレゾ音源再生させる時にサブウーファーは考えます。
次はエンクロージャー使わずにトランクに埋め込みかなあ。
Posted at 2020/05/14 10:26:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | システム変更 | 日記
2020年04月29日 イイね!

現在のカーオーディオ 記録。

現在のカーオーディオ 記録。実験的にRE-2.65を導入してみたので、エージングの記録も兼ねてアップしてみました。

トップ画像は少々分かりにくいですが、現在のシステムの概略図です。
サブウーファーのc-180はCEa-100.4から。
リアスピーカーのFD0496はepc>CEa-100.4>OD-160.4から。
フロントのスーパーツィーターTS-ST910、ツィーターc-50、そしてミッドのc-130は、epc>CEa-100.4>OD-160.4>RE-2.65とそれぞれ鳴らしています。

また、各スピーカー直前には地元のタイヤ屋さん渾身のLPF、HPFの他にランブルフィルターとスーパーツィーター用の超高域特化HPFをそれぞれ取り付けています。


Posted at 2020/04/29 14:34:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ記録 | 日記
2020年04月23日 イイね!

スピーカー取り付け事情と課題

スピーカー取り付け事情と課題私のジムニーのドアにはl.v.monster 製のフロントドアスピーカーボードを取り付けています。
タイトル画像はキックパネルに埋め込んであるc-50です。



純正のドアポケットの取り付け穴を利用して装着する密閉型のエンクロージャー+アウターバッフルですが、これで17cmまでのスピーカーをドアに取り付けることができるようになります。
ヘッドの内臓アンプだけなら、これと適当な17cmのスピーカーだけでかなりの音質改善になる、非常に良く考えられた製品だと思います。

しかし私の現在のシステムですと、いかんせん低音が弱い。
密閉型のエンクロージャーなので、スピーカーの背圧を可能な限り駆動に変えることはできるのですが、内張に取り付ける構造なのでボディへの振動がほとんど使えない。
これでデッドニングなんてもってのほかです。
余計に低音が死んでしまう。

加えてアンプ群の最終段に取り付けているOD-160.4limited editionの中低音はMX406Sと相まって元気が良すぎる。
そのまま鳴らすと極めて低いところの音が共振してしまいます。

共振は地元のタイヤ屋さんからの提案で、かなりの低域から効くハイパスフィルター(もう使われなくなった言葉なのでしょうか。いわゆるランブルフィルター)を作成してもらって取り付け、対策しています。
※最近はサブソニックフィルターというようです。

しかし、せっかく車は鉄板でできてるのに利用できないのは本当に勿体ない。
ドアの鉄板にスピーカーが付いてないということは、折角の振動を伝えことができない。結果低音が弱いということになります。
ボクシングでいえば、下半身を使っていないパンチ。
いわゆる手打ちなので芯には響きません。

ドアを改造するにも技術が無いものですから、可能な限りローコストで出来ることを考えます。

…純正では付いてなかったけど、そういえばリアスピーカーの穴があったな…

とりあえず構造上なんとかポン付けできるサイズでphassのFD0496を試しに装着してみました。念のためMDFで9mmのバッフルも同時取り付けです。
アンプはOD-160.4の余ってた2chを使用します。



まあ、直径10cmだけど少しくらいは低音の補強になるだろうと思っていたら。
思っていたら。

ドアミラーが揺れ始めました。

フィルターを一切かけていないフルレンジスピーカーなので、程度の差こそあれ音は全域出てるはずなのにこの低音。さらにこの音数。
これ、サブウーファーいらないのでは?
と思いましたが、試しに切断してみると全体の艶がなくなったので再接続。

リア側はこのままエージングして様子見です。
フロント側のエンクロージャーにはリアのエージング後に吸音材を入れみてひとまずこちらも様子見ようと思います。
Posted at 2020/04/23 13:20:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スピーカー | 日記

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「@てっこ@ さん 車体と同じ黒に緑の刺し色がCOOLですね!」
何シテル?   05/04 22:59
どこんJガイルです。よろしくお願いします。
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