2020年04月26日
Volkswagen Up!。
今回の乗り換えで、一番最初に候補脱落したんです。本当は。
マツダのプレマシーからAudi A1に乗り換えて、「車両重量」の軽さはこんなにもドライブの楽しさにつながるのかと感動したのがきっかけで、軽いくるまを求めるようになりました。
しかしある事情から荷室の広い車が必要になり、一旦ゴルフヴァリアント乗り換えることになって、車両重量1.3トンが、どうしても重く感じていたところ、その事情もなくなって、じゃあ!と次の乗り換え車両を物色。
輸入車では、Twingo, FIAT500, Up!, Smartを試乗し、国産車では、FIT、Yarisと念のため軽のラパンとトコットも試乗。
これまでがゴルフだったせいで、よくなった国産車でも「普通」で感動もなく、むしろトコットのできの良さが(軽と割り切っての感想)よろしかったぐらい。
Twingoも悪くない、チンクエチェントも、Smartもいい感じだった。むしろUp!のトランスミッションの息継ぎがもう、最悪な印象で「これはないな」とドロップ。
モンデオ、A1、ゴルフで感じてたドイツ車のあのリジッドな感触と圧倒的に疲れないシートとそのポジションが自分には合ってて、Twingoも、チンクエチェントもややポジション高めで走らせるくるまなので、せっかくのフランス車、イタリア車なのだけどちょっと選択出来なかった。
結局、Smartかトコットかの二択になったんだけど、このコロナで所有車両の下取りがありえない低価格。乗り換えは諦めようかと考えていたときに、ふとUp!のWeb記事が目に入ってきた。
「ASGは、マニュアルでのればいい、むしろその方が楽しい」とまで書いてあった。
そういえば、試してない。じゃあ、試そうと再びディーラーに試乗させてもらうことにして、マニュアルで乗ると
「え、いいやん」
どちらかと言えば、マニュアル好きなのもあって、なんか自分で車を操っている感があって、全く印象が変わってしまった。
しかも、「フォルクスワーゲンのディーラーだったら、下取りある程度期待できるかも・・・」
というのもあって、そのまま商談。
あれよあれよと、話が進んで、結局その2回目の試乗のタイミングで契約。
なんか、運? なんでしょうかね。
今回、感じたのは、車って確かに性能がいいとか装備がいいとか色々な選択基準があるんだけど、いつだってどこかに足りなさを感じてたりするもの。
装備を競い合うのもいいけど、そんなことよりもクルマの個性を楽しむのもありだなと。
装備充実したクルマを選びながら、どっかに不満を感じるより、どっか足りないというような個性を楽しめるクルマを、つまりクルマ自体を「面白いやつだな」と感じられるクルマを買うのって、結構満足度高いし、贅沢なのかもと思った。
運転してて面白い、ついついニマニマしてしまう、UP!はそういうクルマですね。
Posted at 2020/04/26 23:11:17 | |
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