こちらも、私の好きな漫画「シグルイ」です。
この作品は、実話を元に書かれた作品です。
第3代将軍 徳川家光 の実弟で駿府領城主 徳川忠長 という人がいます。
この人が、超ドSの暴君で 生きた妊婦の腹を裂いたとか
千頭以上のサルを、射殺したとか
暴虐伝説は、数々有りますが
その中でハッキリと、史実として残されているのが
駿府城で行われた「御前試合」です。
盲目の剣士と、隻腕の剣士が 木刀では無く 真剣 で立ち合いを行っているのですが
「シグルイ」はその「御前試合」に至るまでの二人の剣士
虎眼流 藤木源之助
無明流 伊良子清玄 の壮絶な生き様を描いています。
ラストの 立ち合い は圧巻です。
「シグルイ」とは「死狂い」なのです。
写真の通り迫力の有る絵が、リアルに再現しているので かなり 癖が強い です。
なので、血とか内臓系がダメな人にはお勧め出来ません。
ですが、受け入れられれば絶対に引き込まれて行くでしょう。
「封建社会の完成形は、少数のサディスト(殿様)と
多数のマゾヒスト(家来)によって構成されるのだ。」
本編中の一文ですが、この気質は 現代の日本においても
未だに、脈々と受け継がれている様にも思えますね。
「武士道は、シグルイ なり。」
昔の人は、スゲーなぁ と思った作品でした。
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Posted at
2020/08/13 22:24:38