日常のDIY整備での参考として私が実践している方法をご紹介させて頂きます。
尚、整備工場での正規の方法ではありませんので自身の車両整備では自己責任でお願い致します。
当方では責任を負いかねます。
整備小ネタ① はブレーキパッドやブレーキローターの交換時に必ず必要作業になるブレーキキャリパーピストン戻し。
通常では専用のピストン戻し工具、ブレーキピストンツールを使用すると思います。
しかしこれが思いのほか作業性が悪いのです。
作業画像があれば良いのですが、このみんカラを始める前にW204後期のブレーキパッドとブレーキローターは交換してしまいましたので作業画像はありません。
ブレーキピストンツールは小さなネジをクルクルと回してブレーキピストンを押し戻します。
これが結構時間が掛るのです。
そこで代用する工具がFクランプです。
本来は物を挟んで固定する工具ですがこれを使用してブレーキピストンとブレーキキャリパーを挟み画像赤部分をクルクルと回すとブレーキピストンが戻ります。
Fクランプのネジピッチのほうが荒いので圧倒的に作業スピードは速くなります。
また画像の上から2番目の黒い部分は簡単に移動出来ますので開口幅も自由に決められます。
すなわち、どにような車両にも使用出来ます。
このFクランプを使用してブレーキピストンを戻す時は必ずブレーキピストン面にあて木又はあて板を付けて戻して下さい。
ピストンを傷付けない為です。
あと、ブレーキフルードは必ずMINライン上まで抜いておく事を忘れないで下さい。
ブレーキキャリパーが小さい軽自動車等はウォーターポンププライヤーで挟む方法がFクランプよりも早いですがブレーキキャリパーが大きくなると首部分が短くて使えません。
幅広い車両に使用するならFクランプですね。
このFクランプはこれ以外のDIY整備での使用方法も多々ありますので2本ワンセットで用意すると良いと思います。
2本で2000円程度でホームセンターで購入出来ます。
Posted at 2020/09/21 21:01:55 | |
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