
ずっと前から気になっていましたが、
ポイント還元に釣られて
ロングセラーの
「SHURE SE535LTD」をポチりました。
初めてのBA機です。
開封直後の印象は「高中音が前に出ていてとても明るい音」
いうような感じを受けましたが、
エージングを30時間ほど行ったところ、
すこしフラットに落ち着いてきましたので、
レビューをしたいと思います。
イヤピースはスピンフィットMサイズに
ケーブルは、ALO audioのリッツワイヤーイヤホンケーブル
に交換しています。
手持ちのモニター系イヤホンのDD機
「IE400pro」との比較をしたいと思います。
こちらは、ノーマルのままです。
音源はCDをFLACに変換してウォークマンA55で聴いています。
イコライザー等の音響設定はすべてオフにしてあります。
始めはジャズ、フュージョン系から
デイブウィックルのライブを
まずSE535で聴いてみると、
オープニングのスティックのカウント音が生々しく、
シンバルの音がキラキラしていて、
特にハイタムのアタック音の響きが最高に気に入りました。
低音もすっきりしていてバランスよく聴くことができます。
次にIE400で聴いてみると、
いつもはクリアに聞こえていた曲が、
少し膜が掛かった、くぐもった音に聞こえました。
また、低音が前に出ていてあまり曲調に合わないと感じました。
ジャズ、フュージョン系はSE535に軍配が上がりました。
次にハードロック系?です。
聴いたバンドは「Doom」です。
ハードロックではなくスラッシュメタルですね。
自分は低音(特にバスドラムやベース)の
音質を比べる指標として、
よく使う音源です。
はっきりいって。
SE535に期待はしていませんでしたが、
バスドラとベースの音の粒がしっかり分離していて、
聴きごたえがありました。
高中低音がフラットですが、
解像度が高いため各音域がバランスよく聴こえて、
これはこれでアリだと思いました。
IE400は低音が効いていて
パンチのある元気な音を聴くことができます。
好みとしてはIE400ですね。
最後に女性ボーカル系です。
同じ女性ボーカルでも音源によって相性がありました。
浜田麻里ではSE535の方が気持ちよく高音が伸びて
聴きごたえがありました。
IE400では高音に薄い膜が掛かったように
くぐもって聴こえてしまいます。
また、八神純子ではSE535は高音が耳に付き少しうるさく
感じました。
一方IE400では艶のある心地いい音に聴こえました。
今までDD機のみで楽しんでいましたが、
SE535ltdを入手して、
同じ曲でも、違った聴こえかたがして、
音楽を聴く楽しみが、
また増えました。
購入してよかったと思います。
長くなりましたが、
最後までお付き合いしていただき、
ありがとうございました。
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Posted at
2021/02/21 09:33:24