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イイね!
2012年10月30日

「第3のエコカー」来たる。

「第3のエコカー」来たる。  6年前からディーゼルエンジン搭載の下駄車を乗り倒している身にしてみれば、「第3のエコカー」と言われてもナンノコッチャ、な気分ではありますが。。。

 家族の次期下駄車はダイハツ九州にてラインオフを済ませた頃ですが、そこから海路で東日本に運ばれ、ディーラに陸送されてOP装着・各種手続きとなります。
 買い換えの発端となった駐車場問題に関しては、来月から軽自動車に乗り換える旨を管理者に連絡済みであり、納車待ちの間くらいは大目に見てくれたと思います。しかしディーラのご好意により代車を出していただける事になり、お言葉に甘えさせて頂きました。

 タイトルでお解りの通り、代車はミライース。
 パワートレインは先日試乗したミラココアと共通の筈ですが、乗り出してすぐミラココアとはかなり制御が違っているのに気付きました。ミラココアはアクセル開度を変化させてからドライバーの真意を測るかのような妙な「間」があり、MTに慣れた私は正直かなりのもどかしさを覚えました。
 しかしミライースはアクセル操作に対する状態遷移が素早く、言ってみればCVTがいま何をしようとしているのかが非常に解り易い。アイドリング+αでトロトロ巡航している状態から、アクセルを離せば即座にシフトダウンして燃料カット+オルタネータ回生(音で判ります。)をかけにいき、それが停車直前まで続く。また踏めば直ちにシフトアップして要求駆動力ギリギリのところまでエンジン回転を下げにいき、ドライバーにブルブルというトルク変動を(僅かではあるが)伝えてくる。そして更に深く踏み込めば、徐々にしかし速やかにシフトダウンしてエンジン回転数を稼ぎ、少しずつ確実に駆動力を増してくる。。。

 ご覧の通りミライースにエンジン回転計は備わりませんが、(絶対的には充分静かではあるものの)それなりに音・振を伝えてくる事もあって全くその必要性を感じませんでした。ダイハツさんの英断を称えたいです。余談ですが全車ATの初代オデッセイが、「安っぽい」というユーザークレームで途中から回転計を追加させられた事を思い出しますね。。。
 何も考えずにアクセルをパカパカやる人には煩雑かもしれませんが、右足をじわりと動かしている間にもきちんと応答が返ってくるので、目標アクセル開度でピタリと止める運転がごく自然に出来ます。たぶんガツガツと燃費を稼ぐためにレスポンス良くCVT制御を切り替えている事が奏功しているのでしょう。その点ミラココアは若い女性ユーザが多い事などを考慮したのでしょうか?現車が手元に来たらもっと距離を走って確かめたいと思います。

 代車のミライースは初期型?らしく、停車前アイドルストップは備わらない様でした。したがって「ふんわりブレーキ」(カックン停車回避)してもエンジンが再始動してイライラさせられる事がありません。停車後にエンジンが停止しない場合でも、ほんの少しブレーキを踏み増せば停止してくれました。
 ディーラでアイドリング状態のまま操作系のレクチャーを受け、その後混雑した街中を10km程走っただけで燃費計は15.3km/Lまで伸びていました。借り物なんでアレですが、機会があればもうちょっと距離を乗ってみたいと思っています。
ブログ一覧 | 試乗記のようなもの。 | 日記
Posted at 2012/10/30 23:13:21

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この記事へのコメント

2012年10月30日 23:22
ココアとイースでは車重が違うので制御も違うんじゃないでしょうか。
コメントへの返答
2012年10月31日 0:23
コメントありがとうございます。
確認したら同じFF車同士で800→730kgと一割程も違っていました。より背が高いタントやムーヴはともかく、ココアとの比較でもこれほど違うのかとびっくりしました。
私が感じたドライバビリティの差が、単にイースの方が燃費的に「攻めた」セッティングだから、だけではない事は明白ですね。(汗
しかし重たいココアの方が動力性能重視のセッティングという訳でもなさそうで、ちょっと不思議な感じがしました。
2012年10月31日 8:10
もげ.さんのは第2.5のエコカーですかね?

制御の話はわかりませんが、意外に燃費が伸びないんだなという印象があるのですが、もっと伸びていくのかな?

それなら我が家の街乗り専用FITといい勝負です・・・・。
コメントへの返答
2012年10月31日 21:09
こんばんは。
欲しい駆動力を得るのにアクセルをどこまで踏んだら良いか解らないコンニャクの如きCVT車が非常に多い中、イースには非常に好感を持てました。

燃費ですが、乗り出す前にアイドリング状態で長々と説明を受けたのを書き忘れました。帰宅ラッシュの中でも走るほどに数値は伸び続け、さぁこれからという頃には家に着いてしまいました。。。
2012年11月2日 0:47
お邪魔します。

相変わらず!擬似体験が容易に妄想可能なその試乗インプレッションには毎度ながら感心させられます。

ドライバーとマシンとのやり取りの間に、制動・操舵・変速とその全てに渡ってCPUによる制御やアシストが介在する様になり、スロットルに於いてはもはや一切の機械的な繋がりさえ皆無に・・・つまりその車の特性の決定には、その物の機械の良し悪しとは関係なく、プログラムする人間の感性とか車に対するその人の解釈とかいった感覚的な要素がかなり多くの割合を支配してしまう様になってきた…という事なのでしょうか?

何れにせよ、今の風潮では運転者の意識やスキルは下がっていく一方な気はしてます。燃費性能にしろ安全性にしろ、ハードウェア側がいくら努力工夫しようが、肝心のそれを操る側の意識やスキルのレベルがそれに伴わなければ意味がないし、むしろそれが為に操る側のスキルが下げられているのだとすれば、正に本末転倒かと・・・

最近の車には殆ど乗ったことが無いんですが、、イース‥是非とも一度乗ってみたいです。。

コメントへの返答
2012年11月2日 21:33
毎度です~。

 MT乗りなら、トルクの出方を探りながら右足に力を込める行為は誰でもやっている(やっていた)事だと思います。
 しかし最近こうしたドライビングが通用しないクルマが珍しくなく、「もしかして、世間一般とズレているのは自分の方じゃないか?」と思ってしまう事すらあります。文章にするのは簡単ですが、実際にこうして共感してコメントを頂ける事は非常に心強いです!

 ミライースに関して全開加速に近い走りや高速走行は試せていません。しかし一般路走行に於いては、(例えば車間調整の為に)ゼロトルクを跨ぐような微小なアクセル開閉操作の頻度が非常に高いと思っています。
 私がMTに拘る最大の理由はこのゼロトルクを跨ぐ領域のアクセル操作に対する駆動力のリニアリティがトルコンは×××だからなのですが、そんな私でもミライースは市街地を転がしていてもまったく嫌らしい感じがありませんでした。
 某N社(車)のちょっと踏んでもまるで反応せず、徐々に踏み加えているうちに二次曲線的に駆動力が増加して、気付いた時にはもう手遅れになっている(カーナビに「急加速です。安全運転でお願いします」と怒られる!)CVTに嫌気がさしていた私ですが、定常での伝達効率云々はともかくとして、結局は制御次第なのだなと思いました。

 ABSや横滑り防止装置の様に「いざと言う時」のみ介入するシステムであれば、安全が担保されればフィーリングは二の次で良いのでしょうが、EPSやCVTの様にドライバーが手応えを探りつつ操作する部位に常時制御が介入している場合のプログラムの造り込みは、自由度が高いだけにたいへんな苦労があるのでしょうね。。。
 軽量コンパクトで低コスト、単純構造で信頼性も高く何よりドライバビリティにも優れるMTって本当に大した変速機だよなぁ!と再認識させられた次第です。(笑

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何シテル?   04/02 21:22
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