
かつて私の崇拝していた
決定的瞬間に全てを賭けた写真家
アンリ=カルティエ=ブレッソンは言いました。
「写真を撮るということは息を止めるということである、そのとき撮影者はつかの間の現実を捕らえるために全精力を傾ける。撮影が身体的、知的な喜びになるのはまさにその瞬間だ」
いい写真を風景や実景の中にブツを置いて実現しようと思うと写真家は総じて早起きすることが出てきます。
ぐーたらなぼくはその時点で失格です(笑)
なぜ早起きするのかまたは夕方写真を撮って暗くなって家路に着くことになるのか?
太陽が印象的だから…
光源自体が印象的なのも確かですが…
巨大な光源の斜光がそこにあるからに尽きるからと思っています。
斜めの光線は地球の自転により刻々とその角度を変え一瞬たりとも同じ表情を見せません。
ある時は被写体の輪郭を鮮明に浮き彫りし、陰と光のコントラストをまるでスタジオのライティングのように調節し、影は好きな長さと色濃さを短時間で選ぶことができます。
色さえもエモーショナルに書き換えてくれます。
いわゆる自然の恵みでドラマチックでエッジの効いた写真を撮ることができます。
写真学校の教科書にまず最初に出てくる大原則があります。
「太陽はひとつ!」
これの意味はその人の力量によってめちゃめちゃ深くて写真を学ぶものは、何度も何度もここに戻ってくることになります。
物を置く、どこからどう一個の光が当たれば美しいかと想いを馳せる、またはその瞬間に出会す!
それだけのことなのですが…
巨匠のスナップ写真の決定的瞬間とは
神経系統の連鎖のsystemを修練によって組み替えてシャッターを押せるようにならないと満足できる写真の的中率は上がらないと私は解釈しています。
これはちょっとした人体改造です(汗
A10神経接続!
エヴァの中で庵野さんは神がかったことを言ってると思います。
優れたスナッパーの脳味噌は例えればボクサーのチャンプの神経伝達と似てるような気がします。
私が昔に苦労の末見つけた
スナップ写真の奥義はこれです。
A10神経接続!
Feel and Don’t think push !
Posted at 2022/08/29 09:50:53 | |
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