
みんとものhyperspaceさんから、古傷のような変なツボを押されたので
三脚のことをまとめてみます。
カメラマンでもないので素人解説ですが、写真好きの方々の一助になれば(汗
カメラ好きの俎上にあがりがちな三脚。
マンフロットが、ハスキーが、ジッツオが・・・などの名前を出して
SLIK(スリック)やVELBON(ベルボン)はどうこうと良く聞きます。
最近では、バンガードやレオフォト、ベンロなどの大陸系がメキメキと力をつけて信頼性でも市場を席捲しつつあり、
そこへザハトラーなどの動画大型系やライトスタッフなどの新興系、エツミ、ハクバなどの用品系が隙間を埋めるという
渾々沌々、魑魅魍魎が潜むカオスな世界です。
私が使っているのは
GITZO(ジッツォ)3型3段Crémaillère3(クレマイエール)
アルミと鋳物で出来た、銃台座メーカーだった威信が光る
フランス由来のイタリアメーカー(現在はマンフロット傘下)
金属バリバリの堅牢な三脚です。
エレベータが付いているので、高さの位置決めが簡単です。
難点はやや重いことで5キロくらいあります。
VELBON(ベルボン)El Carmagne 640(エル・カルマーニュ)
早くから軽さを求めたカーボンを使い、堅牢性と携帯性を追求した
国内メーカー(現在はハクバ傘下)
圧倒的に軽く使いやすい三脚です。
そこそこの耐荷重性もあって、パッとセットできて汎用性が良いです。
難点は軽い事(2キロ弱)で、中型機以上は載せられない事
伸ばした時の高さは似ていますが
縮めた時の携帯性が段違い
また、脚を広げてどれくらい下から撮影できるかもポイントです。
以上は決して良し悪しではなくて
撮影条件や上に乗せる機材(カメラ・レンズなど)にどう対応するかです。
普通のデジカメなら何でもいいのですが
レンズ交換式の一眼レフだと、コレが非常に重要です。
まして旧い世代のフィルムカメラや大型・中型カメラ
レンズに大きく左右されますがハイアマ向けのデジタルなどは
軒並みシステム重量が3~5キロになりますので
安定性を考えた場合は三脚も重め
ウチで言えばジッツォの出番になります。
JRA施設やドーム球場などでは三脚が禁止のところも多いので
必然的に1脚の出番となります。
他にも木々が生い茂った林の中などに重宝しますが
滅多に使わないのでアダプターを含め持っていません。
大陸系メーカーは、最初から1脚として使える三脚も
手ごろな値段でラインナップされているので
もし必要になったら買ってみようと思っています。
また、操作性を大きく左右するものに
雲台(うんだい:三脚とカメラを繋ぐ台座)があります。
これも様々なものがあって選ぶのが大変ですが
手順が複雑でガッシリした大きいもの(3ウェイなど)のほうが
重い機材に向いていますし
感覚的に使える自由雲台は、保持力はそこそこですが
フレームの位置決めが簡単です。
エレベーターも便利、あるに越した事はないですね。
これらは全て機材の重さによります。
脚がシッカリしていないと三脚が倒れますし、風の影響も大きい。
雲台がシッカリしていないと基材が傾いて(いわゆるオジギ)しまいます。
手持ちで全て撮影するなら問題ありませんが
キッチリとした写真を撮るなら、この辺りもこだわったほうが楽しいですよ。
私は素人DIY専門で、クルマいじりは間に合わせのモノばかりですが
「本格整備の工具選び」みたいな感じですかね。
こんな偉そうに書いて、本人はとんと一眼レフとは無縁の生活(笑
このみんカラももっぱらスマホ撮り・・・
面倒な事より手軽さですかねぇ(涙
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Posted at
2021/02/02 14:05:44