
「やめろと言われてもー♪(ヒデキー!!)今では遅すぎた♬」
ベッタリとWAKO'SのGM(ガスケットメイク)使ってしまった事を後悔しつつあります。
一度硬化すると剥がしにくい、とにかく痕が残りやすい。
そんな劣化がハゲしいをGM、何とか剥がしてみようと調査した結果、ヘキサン(ベンジン)の福音に巡り合う事となりました。
前回の実験・考察はパーツレビューにまとめています。
「WAKO'S GM-T / ガスケットメイク 」
https://minkara.carview.co.jp/userid/3253911/car/2937255/10697059/parts.aspx
今回、実験に使ったのはコレまた懐かしい“フロッピーディスク”です。
適当に塗って1週間ほど放置プレイ決めた奴です。
まずは事前にシリコンリムーバーを吹いてみましたが、
残念ながら堅さはあまり変化していません。
次に内装剥がしでコソゲ落としてみます。
ピロッとめくれる部分は1㎜もなく、非常に落としづらいです(涙
まるでホットメルトのグルースティックのような硬さで、削るのが非常に難儀です。
もうちょっと根気を入れて丹念にコソゲてみます。
ここで「ベンジン」を投入しました。
吹き掛けてすぐに柔らかさが出てきました。
削るのもチカラ要らずになってきた感じです。
山も無くなり、残るは細かな凸凹です。
それに付着痕もクッキリ残っています。
別なフロッピー試験体では剥離カスが見られます。
この被膜はシリコンリムーバーを吹くまでもなく剥がれ落ちました。
・・・・が、厚塗りの部分は強力な付着力で剥がれません。。。
あらかたコソゲ落とした後に、ベンジンをかけて布で擦ってみました。
その後にエタノールで仕上げると
何てことでしょう! すっかりキレイになりました。
やはりシリコンを侵す、というか
溶解するチカラがあると考えられます。
続いて今回新たに入手した液ガスと比べてみます。
このフロッピー試験体に塗ってあるのは
スリーボンドの1209です。
ペロッと剥がれて痕残りが少ないです。
GMと比べると、明らかに簡単に除去できました。
左がスリーボンド、右がWAKO'SのGMです。
このGMの残りカスも、ベンジンとエタノールで
ほぼ痕がわからないようになりました。
やはり化学のチカラは凄い!
扱いやすいニトリルゴムの接着には、
似た成分のスリーボンドの1209がイイ感じです。
適度な弾力感と一体感が素晴らしい。
剥がれにくさは一緒でも、イザ剥がす段になっても簡単ですね。
他方のGMは施工時は扱いやすいものの
硬化後の剥がし難さと、薄い被膜の剥がれやすさの両極を持っています。
薄く塗った部分は時間と共に剥がれたり、劣化したりします。
しかし厚塗りした部分は非常に剥がれにくく、除去が難しい。
そんな特性を確認できました。
結論
シリコン系液ガス剥がしには『ベンゼン(ヘキサン)』‼
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実験と考察 | 日記
Posted at
2021/04/23 01:02:49