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夕焼けスライダーのブログ一覧

2024年02月03日 イイね!

節分とプログレ

みんなぁ、撒いてるかぃ~!
清志郎ならこう叫んでいただろうセリフを吐いてしまいました(笑

豆まきの掛け声は、福わ内・鬼は外…ですね。
鬼といえば思い出すのはこの画像。



キングクリムゾンの有名な「クリムゾン・キングの宮殿」のジャケットです。
逃げ惑う鬼の表情のような、イッテしまった感じ。
今でもBS織田裕二の番組(ヒューマニエンス・クエスト)で「21世紀の精神異常者」が使われるほど名曲揃いですが、何より一度観たら忘れないインパクトのあるジャケットが有名です。

何でこの時期にこんな誰も興味ない
スキマ音楽ジャンルをログってるかと言うと
YouTube先生がやたらとおススメしてくる、変なお色気ババアのサムネが目障りで何でだろう?一度観てみるかと覗いたら
キングクリムゾンの主宰で、マジメ変態の祖
御大ロバートフリップと奥様のトーヤだったという…

「オバちゃん、ハジケ過ぎだろ。。。」


何でもコロナ禍で塞ぎこんでる世間を憂いて始めたらしい。
https://www.youtube.com/@Toyah

プログレ と聞いて
みんカラ諸氏が真っ先に思い出すのはコイツ。

トヨタがブレビスと共に売り出した小さな高級車です。
ま、今じゃ現存個体がどんどん減っているようですが…
何度か乗せてもらいましたが、確かに造りが良く
革シートよりファブリックシートの方が好みでした。

さて本来のプログレはプログレッシブ・ロックという
ビートルズ後に流行ったジャンルでして
ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、ELP(エマーソンレイクパーマー)などが有名どころで、ロックというよりは音の本質と対峙する音楽みたいな、ちょっと小賢しいような気難しい感じの変態音楽です。

例えば私の敬愛?するピンク・フロイドなんかは
牛とか耳とかブタとかがジャケットになっていて
ベルの音やキャッシャーの小銭の音で音楽を作ったりしています。


狂気(The Dark Side of the Moon)

もう日本語盤タイトルネーミングもやっちまった感が(笑

この時代の英国ロックははビートルズ解散ショックの余韻が残る時代で
R&Bのガンガン系は、ヤードバーズやクリームなどを経て愛しのレッドツェッペリンやディープパープルなどのハード系へと変貌し
ポップス系は、ロッドスチュアートやT-REX、ボウイやクイーンへと流れ
はぐれたシニカルな奴がプログレに走った時代でした。

最初は訳わからないプログレだったものの
ベトナムで病みきった国アメリカでウケた事で、後にオルタナティブ系のフォロワーを生んだ内省的かつネクラ~な音楽です。

そのピンクフロイドの中核メンバーRウォーターズが爆発したのが
壁(ザ・ウォール)


ま、これでバンド自体も爆発しちゃうんですけど(汗
アルバム制作とほぼ同時にアラン・パーカーが制作した映画を観れば
イギリス野郎がいかに狂っているかが判ります。

ホントは聴きたくないし観たくない・・・・
それでも何故かリピートしつつこんな誰得ブログを記してる
しかも真夜中過ぎ(笑

豆まきで追い払いたいのは
本当は自分自身の心の闇なんだな・・・・と
ひとりゴチたんで、良い子は寝るとしよう。
Posted at 2024/02/04 05:39:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2023年09月27日 イイね!

我が道をゆく秋。

朝晩ずいぶん過ごしやすく、すっかり秋の夜長を感じる日々です。
パパパパ・パフィーで乗り切った夏も
耳に優しいフォーキーなミュージックが恋しい季節になりました。

今回ご紹介するのは
折に触れては40年以上聴いている大好きな女性アーティスト。
そ…ですんで今じゃ結構ババアという事になります(笑

年齢順に行きましょう。
まずは、キャロル・キング(Carole King)
「つづれおり(Tapestry)」



キャロルと言えばコレ、コレに限ります。
何せベスト盤やコンピ盤もほぼこのアルバムの曲だらけ。
それくらい名曲揃いというか、捨て曲がない、聴くたびに沁みてくるメロディーです。

ティーンエージャーの頃から活躍していた彼女が
元のご主人ジェリー・ゴフィンと一緒に作ったものの
イマイチだったファーストから一転
ルー・アドラーをプロヂューサーに迎えて作ったのがこのセカンドアルバム。
「君の友だち(You've Got a Friend)」がジェームステイラー、「ナチュラル・ウーマン」がアレサフランクリン、「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」がシュレルズやロバータフラックとカバーされまくりで
メロディメーカーの才能が一気に世に知れた作品です。
中でも「イッツ・トゥー・レイト(It's Too Late)」は、
下の写真の当時の恋人、ジェームステイラーとの別れを綴った曲。



♪手遅れなのよ~、ダーリン、私の中じゃ終わった事なの
と切々と歌うメロディは、彼女のサッパリとした部分が良く出ています。
ま、フラれた優男系ハンサムのジェームステイラーは
その後も付かず離れず、レコーディングやセッションで
キャロルキングをサポートし続けるわけですが・・・・。
悲しいのは未練に駆られたのか、
同じタイプのカーリーサイモン(少し若い)と結婚しちゃったせいで、距離が離れ四半世紀の間、縁がきれてしまった事ですね。(現在は共演多数)



続くサードは「ミュージック」
It's Going to Take Some Time なんかはカーペンターズもカバーしたし
Sweet Season も軽やかな名曲。
こちらも佳作揃いなんですが、いかんせんタペストリーの完成度が高杉クンでした。
他にもアルバムは数々あれど、私も聴いたことの無いものがほとんど。
しかしながら曲づくりに関しては相変わらず精力的で
映画サントラや、他のアーティストへの提供、リバイバルも。
ふり幅の大きさは意外なところでも出ていて
ゴールデンハーフがカバーした「ロコモーション」も彼女の作品ですね。
https://youtu.be/Sb4kmdlKMF0?si=4GEquAJdmpCGz-lu


続いてご紹介したいのが
リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)
「浪漫(Rickie Lee Jones)」



当時ツェッペリンだぜ、ボストンだぜ、イーグルスだぜとか言ってた私にも
セックス・ピストルズやニナ・ハーゲン以来の衝撃デビュー作でした。
軽やかなリズム、ジャージーな雰囲気。
バーの止まり木が似合う大人の世界が広がり、とにかくイキなんです。
「恋するチャック(Chuck E.'s in Love)」や「ヤングブラッド」もイイけれど
「ナイトトレイン」や「カンパニー」、「ラストチャンス・テキサコ」などスローで泣かせる曲も多い名盤です。



2年半ファンを焦らせて発表したセカンドアルバム
「パイレーツ(Pirates)」これも傑作。

ビニールLPに加えて、なぜかCDも2枚持ってるほど大好きなアルバムです。
1曲目の We Belong Together のイントロから鷲掴みにされるほどのクオリティ。
前作に続き、超一流ミュージシャン(TOTOとかスティリーダンとか)をバックに従えたアレンジは間違いないです。
シンプルながら、カネ掛かってんなぁ~と納得の音。
そう、これはメロディも良いが楽器の音そのものがイイ!
どちらも西海岸系のプロデューサーが関わっていて、抜けのイイ音に仕上がってます。

さてリッキー・リーと好い関係になってたのがトム・ウェイツ。
かのセルジュ・ゲンズブールと並んでダミ声ブサイクな2台巨頭の一角です。
ウェイツとはお熱なグルーピーという関係、完全にシトネ中心の交わりだったようで
コチラは何のクレジットもされず(あのダミ声じゃ無理か:笑
音楽的影響というよりは交友関係で影響を与えたようです。
コチラの写真が物語ってますね。



優れた女性アーティストの影にオトコ有り。
ジョニ・ミッチェル、パティ・スミス、シェリル・クロウ…
イロイロあっても我が道をゆく。
やっぱり秋の女性は強い。

画像の一部 pinterest より転載
https://www.pinterest.jp/
Posted at 2023/09/27 20:45:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2023年05月11日 イイね!

イーグルスと怒涛のAOR(長文)

Wラジカセが登場して、「ダビング」という習慣がFMの「エアーチェック」を上書きし始めた昭和54年。
西暦でいうと1979年、皆さんは何を聴いていたのでしょう。
早い人は出たばかりのウォークマン使ってエンドレスで聴く、みたいな楽しみ方が始まった頃でもあります。先輩も自慢してたなぁ~(笑

UKロックを聴き飽き、YMOやディスコ音楽にも飽き、ボストンの登場で興味は非打ち込み(Noシンセ)がスゲーだの・・・・
洋楽どっぷりだった私は、この頃嵐のように来襲したAORの波に飲み込まれていきました。
名盤・ホテルカリフォルニアで期待されたイーグルスの新譜「ロング・ラン」が酷評され(あくまで当時)、その反動でウエストコースト風味の曲が持て囃されたのが70年代末期だったと、今なら総括できます。
※総括ってのもあさま山荘っぽいなぁ(爆



イーグルス、ご存知ない方はまずコレを聴いてみてください。

https://youtu.be/OAn8piPPX_Y

コレ、ステージ前のリハですよ。
生でこんな素晴らしいハーモニーを奏でるグループ、他にいないと思いませんか。

でも「ロング・ラン」直後は我々リスナーの受け止め方は違っていたんです。
ウォークマン先輩も「俺のイーグルスは死んだ!」と言っていたし
苗場にスキーに行ったら、ウォークマンで♫ヘィ・ヘィ・ヘィ、♫ミー・ミー・ミーみたいな曲をエンドレスで聴きながら滑ってる奴が居た!とか聞いたのもその年の冬です。



・・・・「ヒム」、実はオラっちも死ぬほど聴いた(笑
ルパートホルムズ名人です。一時は流れない日がなかったほどラジオで掛かりまくってました。

しかしなんでこんな音楽ネタ、しかも香ばしいAORを!?
それは仙人・ボビーコールドウェルの存在があったからです。
残念ながら私の入院中に、彼が亡くなってしまい新たな歌声は聴くことができませんが、いい機会だからと振り返ってみようかと。



「イブニング・スキャンダル」ボビーのデビューアルバム
音がねぇ~、当時としては少し不思議でセンス良いんですよ。
スティーリー・ダンとかスーパートランプとか、フリートウッドマックみたいなメジャーじゃない感も好きでした。
ま、この後「キャット・インザ・ハット」とか「ハート・オブ・マイン」でメジャーに成りあがって、アメリカン・ブルー「パーラメント」になっちゃうんですが(汗


そしてポスト・イーグルスの流れはとどまらず
次のAORスターを生みます。
JDサウザー、「ユア・オンリー・ロンリー」です。



元々6人目のイーグルスと呼ばれてたほどウエストコーストな流れは一緒
やはりAORは伸びやかなテナーボイスが似合います。

そして一気にメジャーにのし上がった
クリストファー・クロス「セイリング」 (ロッドじゃないよ:笑



繊細なテノールは当時、男性とも女性とも違った不思議な印象で個性的でした。
クセが強~いから忘れない(笑
そんな大人なロックムーブメントに満を持して出たのがコレ。



ボズ・スキャッグス「ミドルマン」
もうね、コレと「シルクディグリーズ」は毎日朝から晩まで聴き続けても飽きない、それほどハマりました。
今じゃ高田純次に似ているとか散々な言われようですが、オトナなエロい感じがたまらない魅力。ついでに言うとジャケットのバニーガール風のモデルは13歳?だったかで、アメリカの風営法みたいなので引っかかって問題になってました。
としごろから応援していた百恵ちゃんがマイクを置いた時でも、コレと、ジャンル違いでポリスの「白いレガッタ」とか、RCの「シングルマン」とかばかり聴いてた覚えがあります。
みんカラ的に補足すると確かクレスタだったか、トヨタのCMでも流れてましたしね。

怒涛のマイAORの時代を締めたのはこの人
意外過ぎた伏兵、マーティ・バリン「ハート悲しく」
あまりにヒットしすぎて稲垣潤一もカバーしたくらいだから、覚えている方も多いかも。



この辺りの悲しみを含んだメロウな曲は、次々と出来てきたカフェバーや24H営業の店先でも流れていて、得体の知れない新人類やJDの撒き餌となっていました。
ぁ、思い出した。ザ・ベストテンだとルビーの指環の頃だ‼
あんな空気感です(笑
この大人風な流れがマネーを生むとなったら
シカゴとかドゥービーブラザーズとか、元々アメリカっぽく土臭かった連中も一気に雪崩打って小林克也のベストヒットUSAに出てくる異常さでした。

こういう混沌とした状況になって、あらためてイーグルスの偉大さというか「ロング・ラン」の素晴らしさが見直され始めて名盤評価が固まって現在に至るという摩訶不思議なファン心理。
けれどもその頃にはグレン・フライとドン・フェルダーがいよいよ抜差しならない状況となってイーグルスは解散。
28年後に再結集した「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」まで待たされてしまうのでした。


すっかりAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)じゃなくて
アホなオレのロック語りになってしまいました。
当時はアーバンのAだとか言ってる奴もいたけど
やっぱり「アダルト」って響きがイヤらしくて好きです(爆

独りよがり長文、読んでくださってありがとうございました。
Posted at 2023/05/12 03:18:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記

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