
G82 M4 Competition にはフロントフルで STEK プロテクションフィルムが施工済みで、リアフェンダーのロックガードも対象なのですが、この部分は施工範囲外になっています。
DIY でプロテクションフィルムを貼っているのですが、施工が甘くて際が黒ずんできたので今回再施工しました。
まず、施工範囲の型取りをします。軽く洗車してから施工範囲をカバーするようにマスキングテープを貼り付けます。
貼り付けたら、ペンで溝をなぞって型を取ります。はみ出ても簡単に消せるので、ホワイトボード用ペンがお勧めです。
型が取れたら画用紙に貼り付けて、線の内側をハサミで切ります。広めに型取りしたところ、四つ切りの画用紙だとはみ出てしまいました。
型紙ができたら、現車に合わせてサイズの確認をしておきます。
ここで際ギリギリだったら数 mm ほど落としておくといいでしょう。施工時にフィルムが伸びるので、ギリギリだとはみ出てしまいます。
問題なさそうであれば、裏返しにして反対側にも使えるかを確認します。
次に、この型をプロテクションフィルムに転写し、同じように線の内側をハサミかカッターナイフで切ります。
今回は、タイヤハウス側だけ8mm ほど広めにして、タイヤハウス側も保護するようにしました。
ここまでで準備完了です。自分の場合は既に小さめのを施工済みだったので、それを剥がした上で施工範囲を洗車し、無水アルコールなどで脱脂します。
洗車が終わったら、水 : 中性洗剤 = 20 : 1 前後の施工液を施工範囲とプロテクションフィルムの糊面に霧吹きでたっぷりとかけます。
プロテクションフィルムの保護フィルムを剥がす際にゴミがついたりするので、十分に施工液をかけて落としておくといいかと思います。
あとは施工面に貼り付けて位置合わせをするのですが、この際には極力施工液を追い出さないようにします。ある程度位置が決まったら、角をスキージーで固定します。
スキージーの使い方は YouTube に色々とありますが、
1. スキージーを斜めに当てる
2. 表面に軽く施工液を吹きかけておく
3. スキージーは引かずに押す
ようにすると比較的綺麗にできるかと思います。
ある程度施工液を追い出したら、表面を水ですすいで施工漏れがないかを確認します。
慣れていないとだいたい施工漏れがあるので、ひどい施工漏れだとそもそも施工面に水が入ってしまうので一発でわかります。この場合はそこを再度施工します。
施工面に水が入らなかったとしても、ブロワーで水を吹き飛ばした上で確認するといいかと思います。
ここまでいけたら、タイヤハウス側にはみ出ている耳を折り返してほぼ完了です。
再度施工面を洗車し、際が浮いていないかを確認してください。際が浮いているとそこにゴミが入って黒い筋になってしまい、洗車しても取れなくなるので、ここはかなり重要です。
ヒートガンやドライヤーで確実に際を貼り付けるといいかと思います。
今回は Amazon か楽天で売っているハッピークロイツのものを使いましたが、値段の割にそれなりに使えますし、ミスってもそこまで財布にダメージが来ないと思います。
自分の場合、これである程度慣れてから XPEL に貼り替えるつもりです。
Posted at 2022/07/17 17:07:03 | |
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