昨年の12月31日にアプリリアRS50で立ちごけした事はお知らせしましたが、その際、ある方から「後輪から音出てるけど、ベアリングかも?。」とのアドバイスをいただきました。
前々から、後退させるときに嫌な音出るのは気になっていましたが、前進は全く出ないので放置してきました。そこで今回は、意を決して異音解消に取り掛かることにしました。
作業の前は、いつも通りのNET検索。ありましたよ、RS50プロアームのベアリング交換作業。幸いなことにベアリングの番数もわかりました。
早速、いつものホームセンターでベアリングを買いました。

「なんと滑らか」のベアリングです。(下はフロントホイール用)
NETでは「6006LL」でしたが、「6006ZZ」を購入。
違いはシールが金属か、樹脂(ゴム?)の差でサイズは6006で同じです。
それでは作業開始。まずは、後輪を浮かせます。

私はいつも(道具が無いので)ロープで釣って後輪を浮かせます。今回は揺れないように、車のジャッキもあてがいます。

ここで、後輪を回して音が出るか確認します。あれ?異音はブレーキキャリパーから出ていそうです。

とりあえず、後輪を外します。

外すとこんな感じ。どうも後退時にパッドを引きずっている模様。

ブレーキキャリパーを外してパッド交換しましょうかね。

パッドはストックがあります。

画像ではよく分かりませんが、左は半分弱残っていますが方減りしています。
これが異音の原因だと思われます。右の新品に交換します。
(交換の画像は取り損ねました。)
これで異音が解消したので一件落着。と思いましたが、ここまで来たのでベアリングも交換しましょう。

シャフト、スプロケ等を外します。

ハブ?を固定しているボルト2本を外します。

ハブが外れました。

ベアリングを固定しているスナップリング(片側だけ)を外します。
手元にあったスナップリングプライヤーでは小さすぎて外せません。
急遽、ホームセンターで大きめのプライヤーを買って無事外せました。

ベアリングプーラーなど無いので古いショックドライバーを使ってベアリングをたたき出します。

下が新品。

いつもはソケットレンチのソケット?を使って打ち込むのですが、我が家にある一番大きなもの①でも外形が足りません。

外したベアリング③を使って打ち込むことにしました。片側のベアリングは奥まった位置に打ち込むので③のベアリングは外周を削って逃げを作ってあります。
②は新品を打ち込み過ぎたので外す際、誤って歪ませてしまったのでソケットのガイドとして、右のようにしてハンマーでベアリングを打ち込みました。

うまくベアリング交換が完了しました。

外した時の逆の手順で組付けます。

スプロケ、チェーン、ブレーキキャリパーを組付けます。
あとは、ホイールを付けて、チェーンの張りを調整して作業完了です。
久々にこんな作業しました。フロントホイールのベアリングはそのうち気がむいたらということで今回はこれにて・・・。
Posted at 2021/02/07 23:57:42 | |
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