昨日、内閣不信任案が否決されました。
茶番劇でしたね。わかってはいましたが・・・。
個人的な見解は不信任案に賛成でした。
今そんなことをやっている場合じゃないという意見に反対です。
まずは原発について。
いろいろな反感を買うかもしれませんが、福島に関しては「私たちが生きているうちに終息してくれるかどうか」だと思っています。そしてそれは政府も東電もすでに理解しているはずです。ここでいう終息とは原発が更地になり、放射性物質を外に出さなくなることを言っています。
本来なら長期的な対策を考え国民の被曝量を少なくする方へシフトしなければいけない時期にあるはずなのですが、その道筋が見えてきません。下記の画像を見てみて下さい。(クリックで元サイト)
この基準値を決めたのは現政権です。
福島の20mSvまで安全と言い切っているのも現政権です。
下記のサイトは各省庁や東電が発表した正式な数値をグラフ化したものを掲載されていますが、例えば各地の放射線量マップの測定基準が不明瞭で統一されていなかったり、政府やIAEAからの依頼がなくなったからという理由で気象庁の拡散予測の発表がなくなったり、プルトニウムに関しては1度しか数字が発表されていません。
http://atmc.jp/
統一された測定方法で、正確な情報をキチンと発表し、その数字によってより安全と思われる対応をしてくれる政府。それを望んでいたのですが敵わぬ夢なのでしょうか?
被災地の方へ目を向けても、数年で確実に取り壊されることが分かっている仮設住宅を、1世帯あたり700万も掛けて建てています。
↓参考までに・・・
https://web-housing.eyefulhome.jp/
仮設住宅よりも時間は掛かりますが永住出来る家が出来るという安心感は被災者にとっても重要なんじゃないでしょうか?この先、高台にとか今のまま津波にも堪えられる港町をとか検討しているのですから区画整理まで国が請け負うということなんだと思いますが、もっと有効な手段があったはずです。
私はここまでの3ヶ月間、現政権が行ってきた政策を見てきてこのように思いました。
原発に関しても放出された放射線量の総量がチェルノブイリに近づいています。
あの悲劇を私が大好きな日本で再度見たくはありません。今の政府は最悪の事態を想定しているとは思えないんです。280km離れた場所に住んでいても不安で仕方ありません。
被災地支援も最善の方法を取ろうとしているのか甚だ疑問です。2次補正予算で復興に関わる企業の中に中国企業が混ざっているという話も聞きます。震災で日本全体が傾いている昨今、被災地の復興とともに日本を建て直そうという考えになぜならないんでしょうか?
私は内閣不信任案に賛成でした。
現政権が総辞職をし民主&自民の大連立になり、与野党協力してなんて無理なことじゃなく双方与党として復興に向けた取り組みを行ってくれることを期待していました。
そこであの茶番劇はショックがでか過ぎます・・・。
Posted at 2011/06/03 09:31:44 | |
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