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再販。

順延されている様子ですが。。。



…エエ、
まずは、
嬉しい面も有る、
と云っておきマショカ。^^

私とて只ひたすらの天の邪鬼というワケではナイ。

思えば3年前、
熟慮の末に選んだ車種が、
こうして再び世間に御目見えし、
改めて価値を認められる、という点に於いて、
嬉しくない理由が無い。
これ程移り変わりの激しい巷に、
マイナーチェンジを経ているとは言え、
ほぼそのまんまのカタチで8年も前のモデルが再販に至る、という出来事は、
驚くべき事であると思う。
事実、
パッケージング、経済性、
実用面に於いてこれ程のパフォーマンスを誇る車種は存在しないと思う。

「流用パーツは無いカナ♪(^-^)」
私だって楽しみに思うトコロである。




しかし、
しかし、である。

センセイは敢えて、ノーの評価を下したい。

シエンタに、
というよりも、
再販の決裁を下すトヨタに、だ。

8年も前のモデルを、多少の燃費を改善した程度で世に出す、
という事は、
技術面での停滞を露呈している事に他ならない。
如何に専門家が短絡的と言おうが、
私はそうだと決めつけよう。

もとより、このガソリンエンジン→ハイブリッドの過渡期を早く越えねばならない現況、
更には、
EVの開発を急ぎ、内燃機関との決別という、遂げねばならぬ使命。
道程はまだまだ恐ろしく長いように思える…。




誰に似たのだろう、
隣に座る三度の飯より車が大好きな5歳児が、
ウィンドウの外を行き交う車を見て、
嬉しそうに笑う。

この子の好きなモノが果たして、
この子の成長した暁に存在するのだろうか。
いや、それ以前に、
マトモな生活圏を、一体、残してやれてるのだろうか…。



この再販が、技術革新の糧となる事を切に願う。
つまらぬ経営面での自己防衛術とならぬ事を。

業界を牽引すべき立場にあるトヨタ。
その責任から逃れる術など無い