ルーフボックス 缶スプレー塗装 ~前編~からの続きを早速ですが説明していきます。まずDIY塗料塗装を行う前に、その日の気温湿度を選ばなければなりません。夏場はダメ。勿論雨の日もNGですし、屋外の日陰塗装の場合は風がある時でもNGです。なのでプロは快適なブースの中で塗装をする訳ですね。この塗装当日お昼頃の天気は快晴、気温19度前後、湿度は50%台。ブルーシートで仕切った車庫の屋内での塗装。自然の環境下では塗装日和と言っていいかと。一応、一般的に塗装をする場合は気温は25度以下、湿度は70%超えると厳しいそうです。缶スプレー塗装なので缶は日の当たる所に並べてある程度日光で温めて置きます。冬の場合はぬるま湯に漬けておくのがいいかもしれません。カイロで巻いて輪ゴム止めするお方もいるそうなw。では前回のプラサフ完了してその研ぎ出しも終わった段階からのスタートです。画像はまず初めにぼかし剤を捨て吹きする所です。何故ぼかし剤を使うかの説明は長くなってしまうのでここでは省略致します。ぼかし剤の捨て吹きが終れば即、塗料の捨て吹きを行い馴染ませます。終わりましたら約7分ほど置きます。塗料セミウエット1回目。終わって10分ほど置きます。塗料セミウェット2回目。終わって10分ほどおきます。塗料ウェット1回目。ここで早くもトラブルが発生。。みるお方が観ると・・・これウェットじゃないじゃん?と、思われるでしょう。後もう1回はウェットに塗らないと塗料艶が完全に出ないのに、そうここへ来て、あれ?!塗料が足りないんじゃね?問題が発覚。勿論塗料は多めに揃えたハズなのですが、ウェットに塗りだすと塗料があっという間に無くなっていく・・。塗り面積が大きくなればなるほど、ウェットに塗ると塗料の消費はその分更に激しくなるのをここで知る。。ここでかよッッ!wwやはりド素人の領域からは今だ出れません。缶の取説には一本あたりの塗り面積表記はありますがそれは薄塗を想定したものであってウェットの場合は全く参考になりません。。仕方ないのでセミとウェットの中間で13分程置きます。塗料ウェット?2回目。全缶使い切りましたが、やはりウェットには塗り切れませんでした。。観た感じは部分ウェットといった所です。ショップで売っていたら速攻買いに走るのですが、いかんせんこのカラーは車体と同じく 特注色。通販でしか買えない上に1本2780円もする。。苦肉の策として、時間を置かずにぼかし剤をセミウェット近くまで吹き付けました。塗料にあまりぼかし剤を使うと、使う色によっては本当に色までぼけてしまう可能性もあるのですが無理やり伸ばした感じです。。この画像は、ぼかし剤を手にしてますがぼかし剤塗装後、5分ほど置いてウレタンクリアを軽く捨て吹きした所です。ショックで手に持って写真を撮るのを完全に失念していますね。ここから10分程置きます。ウレタンクリアーセミウェット1回目。ここから10分ほど置きます。本数が無いので次はウェットに塗って行きます。ウレタンクリアーウェット1回目。終わって13分ほど置きます。ウレタンクリアーウェット2回目。ウレタンクリアー塗装終了後、時間を置かずに手に持ってるぼかし剤を捨て吹きして塗装は完了となります。一見、ウレタンクリアーにより光沢はそれなりに出ているようには見えますが・・こうしてハンディーライトを近づけて観ると左側は塗料がウェットに塗れて、その塗料艶が出てる所。ライトのLED光がハッキリと分かります。右側は塗料がセミ状態でライトのLED光がぼやけて映ってしまっています。塗料が完全にウェットに塗り終えていないとこの艶の差が出てしまってます。下地がこうだと、ウレタンクリアーでは完全に光沢は補えないという事ですね。。もし次に大物塗装をする機会があれば、今度こそ完璧に仕上げたいものです。無論、また懲りずに缶スプレー塗装でw。塗装はこれで終わりですが、勿論作業はまだ完了という訳ではありません。次の工程は ルーフボックス 缶スプレー塗装~完成編~にて続きますのでよろしければ。。