Androidスマホで、アプリを使えば外部USB DACが使えると言うのは、
前から知っていたのですが、安くて動きそうな、USB DDCを見つけたので
Androidスマホからハイレゾ デジタル出しを、ちょっと、やってみようかと。
DSDのデジタルアウトが出来たら良いのですが、
ダメなら最低でも24bit/192kのデジタルアウトが目標。
用意するモノ

Androidスマホ(OS4.0以降ホスト機能が有ること)
OTGケーブル
(黒いのは、外部電源供給タイプ、白いのはスマホからのバスパワーのみタイプ)
あと、写ってないけど、普通のUSBケーブル。
と、、見つけたUSB DDC

スペック的には、中々のもので、
DSD:DoPの場合DSD128、DSDネイティブの場合DSD256まで。
リニアPCM:32bit/384kHzまで。 24Bit/192Khzまでは、S/PDIF出力対応。
これで、7900円(購入当時)・・・。
なんで、このUSB DDCが「動きそうだ」と思ったかというと、
・XMOSを採用している。
・USB AUDIO Class 2.0に準拠、Mac OS X 10.6.5以降、
kernel 2.6.35以降のLinux、Voyageでは標準ドライバーで動作する。
この2点と、後は感・・・(汗
安いので、動かなくてもお財布には最小限のダメージだし、
Win7と、foobar2000なら普通に使えるみたいだし、
Linuxに手を出しても使えそうだし?
注意点は、DACは付いてません。
あくまでも、USBからSPDIFか、I2S/DSDを取り出せるだけの基板です。
あとは、アプリのUSB Audio Player PRO(以下UAPP)のfree trial 版。

free trial 版は機能制限?と、20分の時間制限がありますが、
取り合えず使いたいUSB DDCを認識できるかチェックできます。
アプリのインストールと配線を接続。
無事に認識できれば

とか

なんて出ます。
無事に最低限の動きはしそうなので、

お買い上げ。

975円也・・・
今回はplayカードでお支払い。
使い勝手は普通だと思います。

とか

DSDはフォルダーリストからしか見れません。
フォルダーからは画像出ません。

再生画面

ちょっと?な部分もありますが、アルバムアートの出方などは良い感じです。
で、結局色々試した結果・・・
残念ながら、DoPによるDSD再生は出来ませんでした。
上手くDoPフラグが認識できないようで、基板側が、
普通のPCM信号として認識してしまいます(涙)
試しに、foobar2000でDSDをDoP再生すると、
ちゃんと認識してI2SラインにDSD信号が出るのと、
DSD HI/Loのピンも変わるので、基板自体は、DoP再生に、ちゃんと対応しているようです。
スマホとの組み合わせのせいかUAPPの偽装が上手く行ってないようです・・・。
スマホ変えたら上手く行くのかな?って感じです。
PCMは・・・192kまでは、同軸からデジタル信号が出てきます。
192k以上の場合はI2Sで取り出す感じです。
試しに、2Lのフリー音源で352.8kを入れてみましたが、

LRCKが352.8kになてるので再生出来てるようですが、再生出来るDACが有りません(汗)
音源も無いし・・・
今のところ、DSD再生が出来ないのは残念ですが、
基板、アプリ、OTGケーブルで、約1万円。
スマホから気軽にPCMの同軸出し出来るので使い道はあるかと。
ただし、
時々、不安定な動きを見せるときもありますし、
すべてのAndroidスマホで出来るわけではありませんので、試す際は自己責任で。
おまけ

スマホからのバスパワーだけで動作できました。ただ電池の減りは早いです。
MCLKは44.1k系が22.5792MHz、48k系が24.576MHzが出ます。
PCM再生時とDSD再生時のI2Sピンの使い方は一般的な使い方です。
・BCK/DSDBCK
・LRCK/DSDL
・DATA/DSDR
・MCLK/MCLK
X25はDSD再生にHi、PCM時にLo
I2S意外の空き端子は、何をやっているかは、まだ未確認(汗
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Posted at
2014/10/05 19:45:54