続々々・スライドドアから異音? ~Bピラーからの異音対策Part2~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
シートベルトのアジャスターレールからの異音対策Part2です。
画像はシートベルトの高さ調節のレールまで外したところ。
上下2つの14mm(青矢印)でとまっていて、ボルトをとっても上端がフックみたいになっている(緑矢印)ので落ちたりはしません。
前回アジャスターレールからの異音対策を施したのち、しばらくは平穏な日々を送れていましたが、あるとき再発してしまいました。
高速道路など比較的速いスピードで走行中に、段差舗装などで細かく連続的に車体を揺らされたときにコトコト鳴るようになってしまいました。
安い隙間テープで押しつけていただけなので、まぁしょうがないかと割り切って次の手を。
2
さらにシートベルトをレールから抜いたところ。
前回の整備手帳で言及したように室内側から「解除ボタン」を押すと内側で白いボタン(青矢印)が押され、そうすると金属部品(赤矢印)が引っ込んでシートベルトが上下する仕組み。
3箇所のくぼみ(黄色矢印)で金属部品が止まって高さ調節。
ちなみに黒色の部品(シートベルトが固定されている部品とレール)は金属で、緑矢印で示した白い部品はプラスチックのような素材。
シートベルト側とレールの間に必要以上のクリアランスがあり、車体が揺れると金属部品同士が触れ合って異音が発生します。
3
引き戸の底に貼って滑りを良くする、その名も「トスベール」。
家具を動かすときの滑りをよくする「カグスベール」という商品のラインナップの一部。
フッ素樹脂のシートで表面ツルツルです。
やはり異音が発生しているレールの物理的クリアランスを埋めないことには異音は解消しないだろうということで、今回はこのトスベールを使用して異音対策することにしました。
この商品、そのコストパフォーマンスの良さ(18枚入りでネットで300円程度)から巷では本来の使い道のほかに、マウスの滑りをよくするためのマウスソールとしてよく流用されているみたいです。
4
こんな感じでシートベルト側の金属部品に適当な大きさにカットして貼り付けてみました。
手で貼っていったらなかなか大変でした。
ピンセットとか使えばよかった。。。
白い部品に重ねて貼ってしまうとキツくなり過ぎてレールが動かなくなってしまうので、重ねないように、でもなるべく隙間を埋めるように。
トスベールのこの薄さが絶妙で、普通の「カグスベール」の方だと厚みがありすぎて使えません。
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レールをはめてみたところ。
引き戸の滑りをよくするための商品だけあって、動きは良好です。
隙間も埋められて余計なガタツキは無くなり、トスベール自体が緩衝材のような役割も果たしてくれて、異音はなくなりました。
ただ、シートベルトのアジャスターレールからの異音は解消してスッキリしたのですが、また別の音が気になるようになってしまいました。。。
静音化の泥沼にハマり始めています。。。
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