車載動画を撮っていると、「動画の質」について考えることがあります。
コンテンツの内容は別にして、単純に考えると高画質&高音質となるのですが、それだとプロ用の撮影機材を買えば良いとなってしまうので面白くありません。(そもそも高くて買えませんw)
そこで、「臨場感」を動画の質を決める要素の一つと考えると、色々工夫出来ることがあります。
勿論、高画質&高音質にするだけでも臨場感は増しますので、余裕が有れば性能の良い機材を購入することは悪いことではありません。
閑話休題。
マフラーを交換した頃、マフラーの音を臨場感の演出に使えないかと考えていました。
YouTubeには車載動画が沢山有りますが、車外マイクでマフラー音を収音している走行動画はそれほど多くありません。(アクセルをフカしただけのものやバイクのは沢山有りますね)
恐らく手間が掛かるのと、収音中の見た目が悪いからだと思います。(トランクから垂れ下がったコードの先にウィンドジャマーの付いたマイクが、マフラー上部のバンパーにガムテープで貼り付けられているのを想像してみて下さいw)
一時的であれば開き直って撮れますが、毎回となるとやはり恥ずかしいし、そもそも取付けや取り外しが面倒です。
見た目は別にしても、車外マイクでの収音はノイズ対策で苦労するかも知れません。
風切り音はウィンドジャマーで低減できますが、ロードノイズが曲者です。
ロードノイズ対策として指向性マイクも試しましたが、効果はありませんでした。(指向性と言っても集音範囲はそれなりになりますので)
低音サウンド系のマフラーの場合、ロードノイズがマフラー音よりも目立ち易いので、マイクをマフラーに出来るだけ近づけるしかなさそうです。
あと、電気ノイズが発生する場合もありますね。音を拾ってないのにブーンとかジーとか発生するアレです。これはこれで対策が厄介です。
如何に、見た目はスマート、且つ効率良く収音を行うか。
直接的な車弄りではありませんが、恐らくこれが私流車弄りなのかも知れませんね。笑
一応、現在のマフラー音の収音環境を載せておきます。
・ワイヤレスマイク: Comica BoomX-U
・PCMレコーダー: TASCAM DR-60DMK II

ワイヤレスマイク受信器とPCMレコーダーです。

写真の様にワイヤレスマイク送信器をマジックテープの帯に固定。それをリヤスポイラーに取り付けています。(リヤスポイラーにはこんな使い道が‥‥ぇ)
脱着はマジックテープなので、簡単に出来ます。
ただ、この収音環境にも欠点は有りますが、それはまたの機会に。
Posted at 2021/03/04 16:07:33 | |
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