
<前回のお話>
・車載動画を撮ろう!その壱
機材さえ用意すれば、誰でも簡単に始められる車載動画。
でも、奥が深い。何故そう感じるのだろうか?
車載動画に限らず趣味で撮る動画は、記録の為の撮ることが多いと思います。
記録することが目的なので、見たままありのままを撮影し、編集も最小限。
そして、その動画を視聴するのは自分自身や身近な人間に限られます。
一方で、不特定多数に見せる為に動画を撮るというのもあります。
YouTubeやニコ動等、動画サイトにアップすることを目的とした動画です。
不特定多数に見せる動画なので、少しでも視聴者に共感して貰えるような映像にしたいと考えている人も多いのではないかと思います。
つまり、共感を意識して自己満足で終わらないところに奥深さを感じるということですね。
勿論、あくまで趣味なので自己満足(或いは自己完結)でも構わないとも思っています。
さて、車載動画の話に戻ります。
撮影する時のカメラの設定ですが、カメラによって機能や特性が異なりますので、参考程度に留めてください。
尚、アクションカムでの撮影を前提に述べます。
■視野角
どのくらいの広さを映像として捉えるかです。カメラの視野角には、狭角、リニア、広角、超広角等があります。広角になるほど写る範囲は広くなりますが、画像の端が歪んで見えます。
視野角は、構図としての好みもありますし、映像のコンセプトもあるので、どれが良いとは一概には言えません。色々試して見ることをお勧めします。
私の最近の動画だと、視野角をリニアにして、同乗者視点(若干中央寄り)で前方を撮ることが多いです。
理由としては、歪みが少なく自然に見えるというのもありますが、自分が写らないようにしたいからです。笑
■解像度
映像の精細さを表します。YouTubeなら、フルHDの1080p(1920×1080)で撮影しておけば十分だと思います。
4kはまだ試したことがありません。編集する環境が整ってないのもありますが…
■フレームレート
1秒あたりのコマ数(静止画数)で、滑らかさを表します。
私は60(59.94)fpsで撮ってます。スローモーションに加工する場合は120fps必要とも言われてます。30(29.97)fpsか60(59.94)fpsで撮る人が多いのではないでしょうか。
■手振れ補正
手ブレによる映像の乱れを軽減する機能です。車は、揺れや振動があるので、補正を入れるかどうか、意見が分かれる機能でもあります。笑
映像のリアリティを求める人や画面酔いを嫌う人は手振れ補正無し、ブレを嫌う人や映像のヌルヌル感が好きな人は手振れ補正有り、という感じでしょうか。
まぁ、これも好みのような気がします。
私の最近の車載動画は、手振れ補正無しにしています。
■撮影時の電源
車載動画の場合、長時間撮影することが多いので内蔵バッテリーのみだと頻繁に取り換えることになるので、電源を常時供給できるようにすることをお勧めします。
私は、カメラを外部電源に繋いで長時間撮影できるようにしています。

使用しているのは、「Jackery ポータブル電源 240(大容量67200mAh/240Wh)」です。
ポータブル電源は、オートキャンプでも重宝するので持っていると便利です。
■カメラ操作とモニタリング
カメラの撮影開始・終了や各種設定、モニタリングは、iPadとリンクさせて、タブレットで行っています。

iPadは、こんな感じにセンターコンソールに取り付けています。本当はシートレールマウントで取り付けたいところですが…
Posted at 2021/01/17 05:10:21 | |
トラックバック(0) |
趣味 | 日記