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2024年03月19日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.20~軽自動車だらけの耐久レース「K4GP」に出てきた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.20~軽自動車だらけの耐久レース「K4GP」に出てきた!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、軽自動車の耐久レース「K4GP」にワタクシ山田が参戦してきたので、その模様をレポートします。

++++++++++



編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):山田さん、「K4GP」楽しかったですねー!

山田弘樹(以下・山田)ウィザムカーズさんがエントリーするケータハム セヴン170に乗りました。


TAKASHI:私、K4GPにすごく興味あったんですよ。
軽自動車なら敷居が低くて、レースを始めやすそうじゃないですか?

山田:K4GPは歴史も長いし、しっかりしたチームも多いからね。

ホームページのレギュレーションを見ながら車両を作るのも楽しいし、いきなりレースに出ないでも練習走行会に参加したりもできる。先輩チームに色々教えてもらいながら慣れて行けば、レースのことを覚えられるよね。




TAKASHI:参加台数も127台と多くて、ビックリです。
3台揃って出場していたアルトワークス、かっこよかったですね!

山田:あとはザウルスJr.をベースにしたポルシェ917とか、カプチーノベースのコルベットなんかもいたね。

かつてはフォードGT40とか、トヨタ7のレプリカまでいた。ボクの友人なんかはビートをベースにアルファ・ロメオ Tipo33 ストラダーレを作って、「BEAT33」なんて楽しんでいたよ。

TAKASHI:うわー、なんかワクワクしますね!

山田:K4GPはもともと、そうやって「軽自動車で遊ぼう!」って始まったんだ。創設者である「マッドハウスの杉山」さん(故・杉山 哲氏)が、そうやってお手製レーシングカーで遊ぶアイデアを出して、周りの友達と一緒に盛り上げたんだよ。

最初の頃はこうしたマシンたちが先頭集団に並んでね。それはもう可愛らしくて壮観だった。




TAKASHI:単なる軽自動車の耐久レースじゃなかったんですね。

山田:そう。ロマンがあったよね。

TAKASHI:軽自動車なら、それがやりやすかったというわけですね?

山田:うん。ただ速さを競うだけの競争じゃなかったんだ。「小さなル・マン」をやろうとしていたんだよね。

TAKASHI:なるほど! そこがK4GPのルーツだったんですね。

そういう意味でいうと今回山田さんが乗った「ケータハム セヴン170」は、凄かったですね。ちょっと反則じゃないですか?(笑)




山田:ははは。でも立派な「軽自動車」だから。

スーパーセヴンのシャシーに軽自動車のエンジンや駆動系を載せるのは、日本からのアイデアなんだよ。それが本場イギリスやヨーロッパでも、ウケた。

そういう意味でいうと日本が誇る「軽スーパースポーツ」としてもっと胸を張っていいと思うな。

TAKASHI:スズキ製コンポーネンツですよね!

エンジンは直列3気筒ターボが85PS! 確かに軽自動車の自主規制は超えているけど、可愛らしい数字ですね(笑)。




山田:でも車重は、ロールバーと燃料を併せても450kgを切っているから、パワーウエイトレシオは約5.2kg/PSだよ。

TAKASHI:よっ…450kg! パワーウエイトレシオが5kg/PSを切るとかなり速いスポーツカーと言われていますよね。楽しそう!

山田:うん。そのちょうどよさが「ケントの再来」なんて言われたね。

TAKASHI:ケ ン ト ?

山田:フォードの直列4気筒OHVをベースにKENTカムでチューニングしたエンジンでね。

セヴンの簡単な歴史はコチラをどうぞ(笑)。


TAKASHI:実際走らせたセヴン170は、どうだったんですか?




山田:気持ち良かったよー!

サーキットでは先代の「160」しか走らせたことがなかったんだけど、相変わらずコントローラブルだった。

ステアリングなんかちっちゃいからさ、カウンターも決めやすいし。軽さからしてFJ1600みたいな感じだけど、フロントエンジン・リアドライブだから動きはもっと穏やか。




TAKASHI:乗ってみたい!!

山田:でもね、今回はキツかった(笑)。

TAKASHI:雪降りましたもんね……(苦笑)。




山田:セヴンは軽すぎて、気温が低いとタイヤがほんと温まらないんだ。それでも「ネオバ(ADVAN NEOVA AD09)」だから、なんとかグリップしてくれたけど。

雨は想定していても、雪対策まで思いつかなかった。

TAKASHI:前日の予選(ドライ)では総合5番手だったのに、第一スティントでどんどん抜かれちゃいましたもんね……。




山田:うっ…。だってセヴンはコーナーが命なんだよ。

5MTのギア比もあって、燃費走行すると4000回転までしか回せないから、ストレートではみんなにバンバン抜かれちゃうんだ。

TAKASHI:クラスごとに給油量が決められているのも、このレースの面白いところなわけですね。

山田:TAKASHI君が出たカートの耐久レース「K-TAI」みたいでしょ?

JOY耐やメディア4耐もそうだけど、給油量が決められているのはスピードの抑制につながるし、そこで速く走らせる技術も学べるから、アマチュアにはいいレギュレーションだよね。




TAKASHI:途中から速くなっていったのはなぜですか?

山田:ウエットでペースをセーブしていたから、燃費がラクになったんだよね。そこから挽回できた。

TAKASHI:なるほど。

山田:ドライだったら、もっとラクなレース展開だったと思うよ。




あとはクラス優勝した「マーシャンクレート・クラブマン(マークレケンウッドDXLコペン)」と、3位に入った「テクモと愉快なお客たち(テクモアルトン23ばんたぼ)」の戦略がとてもよかった。素晴らしいチームだったね。

TAKASHI:でもクラス2位は、すごいですよ。本当はクラス優勝だけじゃなくて、総合でも上位を狙っていたと思うんですけど……。




山田:それがレースだよ。

今回なんで勝てなかったのかを考えて、それをクリアして行くのが面白いから続けられるんだよね。

TAKASHI:あとウィザムカーズのピットは、ホスピタリティも完璧で憧れちゃいました。

山田:だよねー。ストラテジストもいたし、メカニック君もがんばってくれた。




TAKASHI:ウィザムカーズさんが用意してくれたケータリングの「おひさまパン」も美味しかったですね!(笑)

山田:そうやって楽しむのも、耐久レースの醍醐味なんだよ。

TAKASHI:K4GP出てみたいなぁ!

山田:チャンスが作れるといいね!



写真:雪岡直樹

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
関連情報URL : https://www.witham-cars.com
2024年02月20日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.19~新型ロードスターが凄すぎた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.19~新型ロードスターが凄すぎた!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、大幅改良された新型ロードスターの試乗会にTAKASHI君と参加してきたので、その模様を振り返ります。TAKASHI君、かなりショックを受けています……。

++++++++++



山田弘樹:(以下・山田):ロードスターの大幅改良モデル、やばかったね!!

編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):……。

山田:TAKASHI君……?

TAKASHI:……あまりにショックで、言葉が出ません。

山田:……あ…はは(汗)。
TAKASHI君は前期型オーナーだもんね。




TAKASHI:一昨年「KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」が追加されたときも、「すごく乗りやすくなった!」と思いましたけど、それほど驚きませんでした。
でも今回の改良は……すご過ぎます。

山田:今回の改良は先進安全機能とマツダコネクトの進化が中心で、走りは「アシンメトリックLSD」の採用と「電動パワーステアリング(EPS)の進化」くらいだったもんね。

TAKASHI:あと山田さんに以前レポート頂いた「DSCーTRACK」も搭載されましたね!

山田:あっ、そうだったね。でもDSCーTRACKは、サーキットじゃないと試せないしな。

>>【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.14 ~マイチェン後のロードスターに搭載される「DSC-TRACK」を体験してきた!~




TAKASHI:つまり、デフとEPSだけですよ!?

山田:でもそれが、すごかった。スーッと走り出して、最初のカーブでわかるよね。

TAKASHI:ステアリングを切り始めたときの質感が、これまでとはまるで違います。最初からジワーッと手応え感が出てる。



旧型は大げさに言うと、切り始めでスコッ! って抜けてから、ロールが安定して曲がる感じがしました。

山田:ある意味その“スコッ!”が、俗に言うロードスターの“ヒラリ感”を演出していたのかもしれないね。
でも僕はその感じ、あまり好きじゃないんだ。“ヒラリ感”というより、“ヒヤリ感”というか。

TAKASHI:うまい! 山田くんに座布団1枚!

山田:今回TAKASHI君が、自分のNR-Aを比較用に持ってきてくれていたでしょう? あれ、とってもよかったよ。

NR-Aも旧型だとEPSの切り始めに“抜け感”があるんだけど、ダンパーがロールスピードを抑えてくれるから、“スコッ!”となった途端に“グッ”と踏ん張ってくれる。さすがはパーティーレースのベース車両だよね。




TAKASHI:でしょう!? でしょう!?(必死)

山田:だから新型のNR-Aは、もっと良いんだろうね! あっ……。

TAKASHI:……(涙)。

山田:ごめん、ごめん。

TAKASHI:わかってます(笑)。

「DSC-TRACK」の体験と合わせて、サーキットで乗ってみたいですね。いや……今はまだ心の準備が……(笑)。

しかしEPSの制御だけで、あんなにクルマの動きが変わるものですかね?




山田:それがアシンメトリックLSDの効果なのかねぇ。

TAKASHI:そもそも、このLSDはどんな効果をもたらしてくれるんですか?

山田:詳しい説明はぜひcarview!での試乗記を読んで頂くとして、その狙いは実にマツダらしいよ。

>>1t超もその魅力は輝きを増すーー新型ロードスターは“小さな”変化で走りを“大きく”進化させた

このLSDはTAKASHI君のNDにも付いている「スーパーLSD」がベース。その加速側と減速側に作動制限のカムを付けたものなんだけど……。

TAKASHI:に、日本語でお願いします……(汗)。

山田:要するに、アクセルオフのカム角を大きめにして、アクセルオン側は少なめにしたということだね。




TAKASHI:1.5WAY式LSDみたいな感じなんですかね? どうして両方同じカム角にしないんですか??

山田:まずは、コーナーにアプローチしたときの姿勢を安定させるため。
ロードスターはブレーキングやアクセルオフをしてコーナーに入って行くと、リアがフワッと軽く感じるときあるでしょ?

TAKASHI:ありますね! うまいドライバーは、それを利用して曲がるんですよね?




山田:確かにそうなんだけど、普段の運転もあるでしょ?

目測を誤ってオーバースピードでコーナーに入っちゃったときとか、雨の日とか。
そこでLSDが作動して、後輪の左右差を減らしてくれたら……。

TAKASHI:スピンしにくくなりますね!

じゃあどうして、加速側は角度が少ないんですか?

山田:ロードスターは内輪接地がいいから、それほど作動制限する必要がないんだろうね。効かせ過ぎても、アクセルオンでスピンしやすくなるし。

TAKASHI:なるほど。




山田:そして一般的に言う機械式LSDのようなイニシャルトルクがほとんど掛かっていないから、カーブはオープンデフのように曲がりやすい。

TAKASHI:だからコーナーのアプローチは安定しているのに、カーブが軽快なんですね!

山田:そういうこと! そしてEPSの操舵感が安定しているから、トータルで質感が高く感じるわけ。

TAKASHI:ただ旧型には、電気系のアップデートはできないんですよね。LEDヘッドライト、私のロードスターに付け替えてみたかったんだですけど……(苦笑)。




ということは、このアシンメトリックLSDを組めば、ボクのNR-Aもかなり良くなるんじゃないですかね!?

山田:そうかもしれないね。でも本当にEPSとデフだけで、こんなにクルマの質感変わるかな?

TAKASHI:足周りには、まったく変更がないと言ってましたよね。




山田:本当なのかなぁ? 運転した感覚では、特にフロントのダンパーがワンランク上がったような印象なんだよね。私のレベルだと、LSDの効きはほとんど体感できなかった。

TAKASHI:確かにボクも、ただただ運転しやすいと感じただけでした。

山田:本当はそれこそが、最上のセッティングなんだけどね。

あとはKPCの制御も、そつなく効いていると思う。アシンメトリックLSDの設定がない「S」に乗ったとき、それは感じた。




ただ「S Special Package」を新旧で乗り比べたとき、あまりの違いに驚いたんだよ。そのときちょうど雨が降り出したんだけど、新型と比べてしまうと旧型は、まるで接地感がなくてちょっと怖かった。

TAKASHI:何はともあれそのくらい、新型が良くなったということですね! ますますNR-Aにサーキットで乗りたくなくなってきました!(笑)

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2024年02月06日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.18~奥が深いスポーツカートの魅力~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.18~奥が深いスポーツカートの魅力~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、12月に袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われたカート大会に、TAKASHI君、みんじどコラムでもお馴染みの自動車ライター・伊藤梓さん、自動車雑誌『CAR and DRIVER』統括編集長の山本善隆さんの4名で参加してきたので、その時の模様を振り返ります。

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写真:Club Panther Tour


山田弘樹(以下・山田):さて今回は、袖ケ浦フォレストレースウェイで「カート」です!

編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):レーシングカートショップ ライズさんが主催する「クラブパンサー 袖ケ浦400km GAMES =スポーツカーと耐久FES=」におじゃましています!

山田:普段は2輪と4輪が走るコースでカートなんて、新鮮だね!

TAKASHI:実は私と伊藤さんと山本さんは昨年「K-TAI」で一緒のチームで走ったんですけど、四輪も走るコースはすごく広いです!
※K-TAI:https://www.mr-motegi.jp/k-tai/

山田:なるほど! この袖ケ浦シリーズも、K-TAIを目指す人たちのファーストステップとして考えられているんだよね。私は初めてだから、ちょうどよかったかも。やっぱりモビリティリゾートもてぎとは、違う?

TAKASHI:コースは袖ケ浦の方が短いから、走りやすいですね。もちろん攻略が難しいところはあるんですけど……。


写真:Club Panther Tour


山田:あと、マシンが攻めすぎていないのもいいね。

レギュレーションはK-TAIの「クラス1/2」に準じていて、フレームはレーシングカート用。エンジンは4ストロークでヤマハ「KX200」(211cc 9.2PS/5600rpm)と、ホンダ「GX200」(196cc 6.5PS/3600rpm)の2種類から選択。あっ、K-TAIだと電動カートの参加も認められているみたいだね。

TAKASHI:へー! 耐久レースだからバッテリー交換が大変そう(笑)。

山田:でもそこで技術が磨かれていったらすごいよね。

ともかくエンジンカートの場合は、4ストロークでパワーも少ないから、ビギナーでも運転がしやすい。でもスリップストリームに付くと、車速がグンと伸びる。主催の中村さんはそこを体験して欲しいみたいだね。

ちなみに速度も80㎞くらい出てるみたいだよ。


写真:Club Panther Tour


TAKASHI:カートは着座位置が低いから、80km/hでも十分刺激的でした。スリップストリームは「レースしてる!」って感じですごく面白かったです!

山田:主催の中村さんも、扱いやすいのに、刺激的なところがスポーツカートの魅力だと言ってた。そう、これは「レーシングカート」じゃなくて「スポーツカート」なわけだね。

遠心クラッチ式はアクセルを緩めると途端に失速するから、タイヤを滑らせ過ぎてもロスになる。ただ全開で走ればいいわけじゃなくて頭を使うから、運転もうまくなるよね。

TAKASHI:そして、たとえ滑ってもコントロールしやすくて楽しかったです。本当カートはいい練習になりますね!

山田:耐久レース用のハードコンパウンドだったからね。どれだけ減ったかわかるようにタイヤには小さな穴が空いているんだけど、4時間走ってまったく減ってなかったよ(汗。

スリックタイヤはあんまりグリップが高いと横Gでアバラを痛めたり、最悪折ってしまうこともあるから、ビギナーにはローグリップな方がいいよね。それにしても冬場だからかグリップしなさすぎだけど(笑)。


写真:Club Panther Tour


TAKASHI:だから攻略が難しくて、最後まで3コーナーとヘアピンは、正解がわかりませんでした(白目)。

そして肝心なレースなわけですが、今回は伊藤さん、山本さんと我々の4人で車両をレンタルして出場しました。400kmの耐久レース、本当にお疲れ様でした!


写真:Club Panther Tour


山田:いやーーーーーー、ほんっと……ゴメン!
私やまだ、第2スティントで盛大にスピンして一番ロスしました。

TAKASHI:いえいえ、みんな何かしら、スピンしてましたから!
私もウエットの中スリックタイヤで予選アタックに出て行って、アウトラップで2回スピンしました(笑)

しかし400kmが、意外にもアッという間でしたね。

山田:1スティントあたり40分以上走ってはいけない規則だから、みんな何回も乗ることができて楽しかったね。


写真:Club Panther Tour


TAKASHI:給油も1回につき2リッターまで、その際は3分停止と決まっていたし、給油所が渋滞しているときに入らないようにしたり、ピットインの度にチェーンに油を射したりと、みんながやることがあって退屈しなかったですね。

山田:給油所の空き具合は、スポッター置かないとわからないよねー。今回はTAKASHI君が監督兼任したけど、4人でもバタバタだったね(笑)。


写真:Club Panther Tour


TAKASHI:だから、沢山の仲間で楽しめますね。プロのレースで監督、メカニック、ストラテジスト、ケータリングなど色々な役割の人がいる理由がわかりました。

山田:給油所の計測も、3台までオフィシャルのお姉さんたちがしっかり計ってくれているし、初心者でも安全にカート体験できるよね。

TAKASHI:そして結果はというと、全18台中13位でした。悔しいーーーー!




山田:いやまぢ、ホントごめん! 予選で真ん中だったのに。
今回は完全に、エースTAKASHIにおんぶにだっこだったわ。カートで負けちゃうとは思わなかったよ……。

TAKASHI:なんせ私の方が10kg以上体重が軽いですからね(笑)
このコースだと、体重10kg差は大きいですよね。

そしてもっと燃費とか計算して、給油回数を減らす工夫も必要だと思いました。カートは奥が深いなぁ。


写真:Club Panther Tour


山田:ほんと。そしてスピンは厳禁(汗。

速く走るのも大事だけど、ロスなく走ることが何より重要。そこはまさに4輪の耐久レースと同じだから、これを極めていったらレースを理解できるようになるよ。

TAKASHI:あとは、マシンもすこーし違うような気がしました。

山田:われわれはレンタルマシンだけど、自前のチームは正直速かったよね(笑)。これだけテクニカルな部分が少ないコースで、ベストタイムで5秒違うことはないと思う。


写真:Club Panther Tour


TAKASHI:空気抵抗を減らすためにも、フロントカウルと耐久用シートは必須ですね!

山田:なんとそれもレンタルできるみたいだから、今度出るときはマストでしょう! というか「最初に教えてよーん」って感じだけどね(笑)。

TAKASHI:こうなると、カートも用意したくなりますよね!(鼻息)

山田:中村さんも、今は海外製のフレームがものすごく高いから、ロングホイールベースのオリジナルシャシーを開発したみたいだし。

TAKASHI:あのマシン、座らしてもらいましたけど、すごく寝そべっていて速そうでした。




山田:でもね、もともとは「レンタルカートで、コストを掛けずに楽しむ」がライズさんのコンセプトだから。まずは熱くなる気持ちをグッと抑えて、できることをひとつずつクリアしていこうよ。

レースってさ、最初はすごく熱くなるけど、お金を掛けすぎると続かないんだ。でも掛ける時は、ビシッと掛ける。そういうことも学んで行かないとね。

TAKASHI:そうなると、チーム作りからですね! 伊藤さんと山本さん、また一緒に走ってくれるかなぁ? お菓子とかも食べ放題で、賞品も充実していたので早くまた走りたい!

山田:TAKASHI君、すごくハマってます(笑)。

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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
関連情報URL : https://www.rise-ing.com
2023年12月28日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.17~やっぱりS耐は面白い!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ! Vol.17~やっぱりS耐は面白い!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、11月に富士スピードウェイで行われた全日本スーパー耐久シリーズ 最終戦 Rd.7 FUJI(S耐)にTAKASHI君と行ってきたので、その時の模様を振り返ります。

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画像提供:スーパー耐久機構


編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):山田さん! S耐最終戦、メチャクチャ熱かったですね!

山田弘樹(以下・山田):ST-2クラス(※)の話だね?
※ST-2クラス:2400cc〜3500ccまでの4輪駆動車両、および前輪駆動車両

現行シビックタイプR(♯743 Honda R&D Challenge FL5)が大逆転で、シリーズチャンピオンを獲得したね。まさかシリーズトップのエンドレス・スポーツ GRヤリスが、あんな形(※)で線戦離脱するとは思わなかった。

※:レース開始後およそ1時間半の時点でエンジンから白煙があがり、緊急ピットイン。その後復旧するも規定周回数が足りなく完走扱いにならず。


画像提供:スーパー耐久機構

TAKASHI:さらに743号車の後ろには、♯225 KTMS GR YARISも迫っていましたね。

山田:743号車はトップチェッカーしか逆転優勝の望みはなかったから、チームはドキドキだっただろうね。

TAKASHI:その225号車が、終盤でまたもやスロー走行とは、本当にツイてないですよ。やっぱりレースって、過酷なんですね。


画像提供:スーパー耐久機構

山田:だからこそ、クルマが鍛えられるんだよね。

ここ数年はトヨタが音頭を取ってS耐を盛り上げているけれど、こういうことを表現したかったんじゃないかなって思うよ。



画像提供:スーパー耐久機構


山田:ST-Qクラス(※)もさ、メーカーがクルマを鍛える場としてS耐を活用しながらシーンを盛り上げている。ここで作り上げられた技術が生かされれば市販車が強くなって、それを使うレースも盛り上がる。
※ST-Qクラス:他のクラスに該当しない、STO (スーパー耐久機構事務局)が認めた開発車両

いまS耐は、なかなか独自の面白い展開になってきているよね。


画像提供:スーパー耐久機構

TAKASHI:そんな山田さんも、これまで何度かS耐に出場されていますけど、山田さんにとってS耐って、どういうレースですか?

山田:ボクにとってS耐は、憧れのレースでしたね。

TAKASHI:過去形なんですか?(笑)。

山田:いやいや、出られるものならいつでも出たいですよ?

ただ自分がレースを始めた2000年頃は、若手の登竜門という色合いがすごく濃かった。S耐に出ることができたら、「レーシングドライバー」と名乗っていいと思ってました(笑)。

実はそんなことなくて、S耐はどこまでいってもやっぱりジェントルマンレースなんだけど、そのくらい、真剣に憧れていましたよ。


画像提供:スーパー耐久機構


山田:ところでTAKASHI君はなんで、S耐なんか観に来たの?

TAKASHI:一応これも仕事ですよ?笑

S耐はずっとYouTubeで追いかけていたんですけど、やっぱり生で見たかったというのが1番です。

出走台数も多いので、やっぱり迫力が違いますね! あっという間の4時間でした。



画像提供:スーパー耐久機構


山田:ホントはいつか出てみたいなぁ……なんて思ってるんでしょ?笑

TAKASHI:あっ、わかります?笑

山田:クルマ好きな男の子なら、それは健全な発想です。

TAKASHI:ちなみに、どうやったら出られますかね?

山田:まず国際C以上のライセンスが必要だけれど、資格的なことは置いといて、一番大切なのは、自分がどのクラスで、どのクルマに乗ってレースをしたいかじゃないかな?

TAKASHI:そりゃ速くてカッコいいクルマに乗ってレースがしてみたいです!

#47 D'station Vantage GT8R(手前)と#777 D'station Vantage GT3(奥)

画像提供:スーパー耐久機構


山田:いきなりFIA-GT3マシンに乗るなんて、やっぱり無理でしょ?苦笑
いやGT4なら、実は運転しやすかったりするんだけどね。

でも完成度が高いクルマにジェントルマンドライバーとして乗るには、その分お金が掛かります。

TAKASHI:チームにお金を払うということですね。大体、どのくらい掛かるんですか?

山田:ボクも正確にはわからないけれど、スタディのM4 GT4に乗らないか? って話が来たときは、「ゴニョゴニョ」(耳打ち)って言われたよ。

TAKASHI:え゛ー!!

<スタディからS耐24時間レースに出た時の様子>
【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.3 ~S耐に出るには?~



写真:BMW Team studie


山田:とはいえ年間シリーズでの話だからね?

スタッフの数やチームの規模を考えたら、すごく安くしてくれたんだと思います。それでも払えなかったけど!
つまりチームや体制、自分のポジションによっても、掛かるお金は変わってきます。

TAKASHI:じゃあ、私が乗ってるNDロードスターが活躍している、ST-5クラス(※)だとどうでしょう?
※ST-5クラス:1500cc未満の車両


画像提供:スーパー耐久機構

山田:確かにST-5クラスは、S耐でも参加台数が多いし「レースしてる!」って雰囲気あるよね。

TAKASHI:ちなみに……いくらくらいですか?

山田:それでもたぶん、ゴニョゴニョゴニョ…。

TAKASHI:うわー、やっぱりレースってお金が掛かるんですねぇ!

山田:N1耐久の頃は、レース自体ももう少しのんびりしていて、これほどコストは掛からなかったみたいだね。

でも今はクルマの性能もずいぶん上がったし、そもそも貨幣価値もだいぶ上がったよね。それにしてもアマチュアが憧れるには、ちょっと高すぎるけどね。


画像提供:スーパー耐久機構


それにS耐は文字通り耐久レースだから、レースを始めてみたいなら、まずはスプリント形式のワンメイクレースで、自分を試してみる方がいいんじゃないかな。

TAKASHI:なるほどー。でもS耐マシンの方がカッコいいし、スリックタイヤを履いているから本格的じゃないですか。

山田:いやいや、スーパー耐久だって市販車をベースにしたレースだから。FIA-GTマシンはちょっと別格だけど、ST-5クラスでレースをすることを考えたら、ロードスターのパーティレースだって基本は変わらないよ。

TAKASHI:えー、ラジアルタイヤを履いたナンバー付きレースカーじゃ、比べものにならなくないですか?


画像提供:スーパー耐久機構


山田:そんなことないよ! 確かにボディ剛性やタイヤのグリップ、コーナリング速度は低いかもしれないけど、むしろクルマをコントロールすることを覚えるなら、パーティレースから始めた方がいいよ。レースの戦い方だって、きちんと学べる。

TAKASHI:そしたらまずは、パーティーレースですね! そこで速くなれたら、堤 優威選手みたいになれるかなぁ!?

山田:彼はもともとカートをやっていて、スーパーFJを走っていたときも、ものすごく速いドライバーでした。

TAKASHI:あらっ(笑)。

山田:彼は自分の力でレースをやるために、パーティレースから仕切り直してメキメキ頭角を現したんだ。でも、彼は真剣にレースがやりたくてパーティレースを選んだんだから、それはボクたちアマチュアにとっても希望の光になるよね。


写真:マツダ


あと「速くてイケメン」、これはレーサーになる必要条件かも(笑)。TAKASHI君も実はイケメンだから、あとは速さだな。

TAKASHI:よーし、じゃあ早速メンズエステに通って男磨きを……

山田:その前に、まずは自分のロードスターで走り込みでしょ。

TAKASHI:ですよね~(笑)



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山田弘樹(やまだ こうき)モータージャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、各種ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。
こうした経験を活かし、現在はモータージャーナリストとして執筆活動中。愛車は86年式のAE86(通称ハチロク)と、95年式の911カレラ(Type993)。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
2023年12月09日 イイね!

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.16 ~お台場に気軽に遊べる本格カート場が誕生したので行ってきた!~

【コラム】そうだ、ニュルへ行こうよ!Vol.16 ~お台場に気軽に遊べる本格カート場が誕生したので行ってきた!~みなさんゴキゲンよう!
モータージャーナリストの山田弘樹(やまだ・こうき)です。

千里の道も、一歩から。初心者でもクルマを目一杯楽しんで、最後の最後は「ニュルブルクリンクへ走りに行こう!」というこのコラム。

今回は、お台場にできた電動カート場「シティ・サーキット・東京ベイ」にTAKASHI君と行ってきました。

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編集部TAKASHI(以下・TAKASHI):はい、山田さん! 今日はお台場にできた「シティ・サーキット・東京ベイ」に来ております!

山田弘樹(以下・山田):国内トップチームのトムスが企画運営する、「東京にできた本格カート場」だね。

TAKASHI:しかも、置いてあるカートが全て電動ですよ!

山田:トムスは全日本カート選手権で、EV部門の車両開発をしているんだよね。

そしてここは「東京23区内で唯一のモータースポーツ・サーキットコース」なんだって。それもきっと、電動カートだからできたんだろうね。





TAKASHI:デモ走行を見てても、静かでした。排気ガスも出ないし、これならナイトレースだってできちゃいますね。

山田:来年は、正にこのお台場で「フォーミュラE(ABB FIA Formula E 世界選手権)」も開催されるしね。

TAKASHI:そうでした!

お隣のビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティーショー」も凄く盛り上がってましたし、一気にクルマの未来が押し寄せてきた感じですね!

山田:ほんとだよね。会場に来て驚いたけど、これは本格的な都市型サーキットだよ。

TAKASHI:ボクも今日は「取材でカートに乗れるのか、わーい!」くらいの気持ちで来たら、すごく立派な施設で驚きました。



山田:わかる!(笑)。でも仕事帰りにお台場は、ちょっと遠くない?

TAKASHI:そんなことないですよ。自分は学生時代、まさにここにあったトヨタのテーマパークである「メガウェブ」でバイトしていたんですけど、電車でのアクセスはすごくいいと思います!

山田:なるほど。あとは既存のサーキットやカートコースと比べたら、劇的に近いよね。

今までは近くても都心からだとクルマ移動で2時間くらいかかって、それだけで敷居が高くなってしまっていた。レジャーで楽しむのもいいけど、真剣にレースをやりたい若者たちにとっても、よい場所ができたと言えるのかな。

というわけで肝心なカートは、どうだった?



TAKASHI:エンジン付きのレンタルカートよりも、面白いかもしれないです。EVだから加速のレスポンスがとても良いですよね。

山田:今回試乗したレンタルカートはトップスピードが70km/hくらいだから、入門用レーシングカートよりは少し遅いくらい。でもEVだからアクセル踏んだ途端にトルクが出せて、100ccのエンジンカートとはまた違った速さがあったね。

エンジン回転を気にしないで走れるからブレーキングに集中できるけど、微妙なアクセル操作は必要になってきそう。

たしかに200cc/4ストロークのレンタルカートなんかよりは、ずっと速くて刺激的だったね。

TAKASHI:あとキッズ用 EVカートも可愛らしかったですね。



山田:ぶつかったとき頸椎を守るために、ヘッドレストも着いていたね。エンジン音がないから、小さい子でも怖がらずに体験できそうな気がするね。

TAKASHI:そういう点でいうと女性も試しやすいでしょうね。確かにEVカートは、モータースポーツの間口を広くしてくれる気がします。



TAKASHI:あと、コースもかなり曲がりくねっていて、少しアップダウンもあって面白かったです。常設コースじゃないから、いろいろ作り替えることができそうですね。

山田:コースに縁石が無くて、プラスチックウォールで仕切られているのは斬新でした(笑)。



TAKASHI:ちょっとハンドリングが独特ですけど、シミュレーターも用意されていてすごい施設ですよね。

山田:カートはタイヤのグリップが高くてハンドリングがダイレクトだから、それをモーターで忠実に再現するのはちょっと難しいかもね。でも慣れると、ほぼ実車と同じタイムが出るらしいよ?

ちなみにインストラクターや現役選手が乗ると、41秒台が出るらしい。



TAKASHI:うわー、速いですね! 私たち45秒台でしたよ(汗

山田:しかも今回のセッティングはメディア用に、リアが滑らないようにしてくれていたみたい。スピンしなかったでしょ?

TAKASHI:はい。でも曲がり切れなくて何度か壁にぶつかりました(苦笑)。

あと、本物のカートより汗をかきました!



山田:カートの動きがわかっている人とか、本格的にレーシングドライバーを目指したい人には、きちんと指導しながらセッティングも変えてくれるんだって。

TAKASHI:シミュレーターがあってトレーナーがいると、コースで走ってわからなかったことが直ぐに聞けたり試せるからいいですね。

山田:それは、ものすごく贅沢だよね。

TAKASHI:それと、プレゼンテーションもすごく知的で本格的でした。



山田:かいつまんで言うと、いまトムスはレーシングチーム経営だけじゃなくて、「EVモビリティ事業」「カレッジ事業」「デジタル事業」「新ビジネス事業」という4つの事業を構築していて、このシティ サーキット 東京ベイはドライバーを育てる「カレッジ事業領域」と、「デジタル事業領域」にリンクしているわけだね。

TAKASHI:東京にサーキットを作ったのは、モータースポーツの裾野を広げる目的であるのと同時に、新規事業としてのテストケースだと言ってましたね。

カート場を増やす計画もあるそうなので、子どもたちがプールやサッカーに通うようにカート場に通えるようになったら、モータースポーツの裾野がグンっと広がりそう! ホスピタリティも充実してますし。



山田:この東京シティサーキットには、「TOM'S」のロゴが全くないところも実は注目ポイント。それだけこの事業にトムスは、文化的な意味を込めているんだろうね。

ともかくカートを楽しみたい人も、運転がうまくなりたい人も、本格的にレーサーを目指したい若者たちも、一度は足を運んでみて欲しいな。いろんなことが感じ取れると思う。



TAKASHI:自分のクルマでサーキットへ行くのはまだちょっと敷居が高いけど、思い切り走ってみたい! という人にもお勧めですよね。

山田:もちろん。カートは4輪とは少し違うけど、その動かし方は基本が沢山詰まってますから。交通費が浮いた分、沢山走って欲しいです。

TAKASHI:EVカートとシミュレーターに2時間乗り放題の「プレオープンフェスティバル」も12月14日(木)まで延長したみたいですし、グランドオープンも12月17日(日)に決定しました。

申し込み概要もあるので、気になる人はホームページをチェックして足を運んでみてはいかがでしょうか??

>>シティ・サーキット・東京ベイの詳細はこちら!

関連情報URL : https://city-circuit.com

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