堅雪かんこのブログ一覧

　　ＴＶでも「どっきり」ものが再び増えてきたが、残念ながら最近の「どっきり」は低レベルなものが多い。一方、音楽を用いた「どっきり」がたくさんＹｏｕＴｕｂｅに出ていて、これがけっこう素晴らしい。









　　　ソプラノ歌手の喉をレブリミットまで回させて痛めつけるモーツァルトの歌劇『魔笛』から、「夜の女王のアリア」。かつてカラヤンが若手歌手に、なんで無理してあんな曲を歌うんだと言ったのがこれ。それにしても、モーツァルトは凄い。この爆走するメロディーライン。真の天才である。









　　　これもよく耳にする曲。ヴェルディの歌劇『椿姫』から「乾杯の歌」。皆楽しそうに歌って笑っているが、歌詞を知るとうなずける。




（アルフレード）　　 友よ　いま飲み明かそうよ　心ゆくまで

　　　　　　　　　　　　誇りある青春の日の楽しいひと夜を

　　　　　　　　　　　　若い心には　燃える恋心

　　　　　　　　　　　　やさしい瞳が　愛をささやく

　　　　　　　　　　　　またと帰らぬ日のため　盃を上げよ

（合唱）　　　　　　　 ああいつか過ぎてゆく　若い日は短い

（ヴィオレッタ）　　　 この世の命は短く　空しく過ぎてゆく

　　　　　　　　　　　　ねえ　だから今日も楽しく過ごしましょう

　　　　　　　　　　　　このひと時は　ふたたび来ない

　　　　　　　　　　　　そのうちいつか過ぎてしまう

　　　　　　　　　　　　若い日は夢と　はかなく消えてしまう

（合唱）　　　　　　　 ああ　この世の命は短く　空しく過ぎてゆく

　　　　　　　　　　　　またと帰らぬ日のために盃を上げよ

（ヴィオレッタ）　　　青春の日は

（アルフレード）　　　とても短く

（ヴィオレッタ）　　　 このよろこびの

（アルフレード）　　　いつまでもながく

（合唱二重唱）　　　ああ　よろこびの　まねくところ　まねくところも

　　　　　　　　　　　　時は　時はすぎてゆく

　　　　　　　　　　　　人の世の命　人の世の　人の世の命は

　　　　　　　　　　　　はかない夢　はかない夢　はかない　はかない

　　　　　　　　　　　　夢とすぎてゆくよ







　　　同じくヴェルディの歌劇『アイーダ』から「凱旋行進曲」。出だしのトランペットの心地よいこと。アテンション！と言っているように、音が映える。





そして、最後はこれ。








　　　野外で聴く音楽は、オープンカーに乗っているような壮快感があって、いいですね♪