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堅雪かんこのブログ一覧

2008年10月29日 イイね!

久々のマイルス

久々のマイルス 今日は家族は誰もいない。妻は東京、息子は筑波1000へ旅立った。夕方、駅に息子を送った帰り、フ○コーポレーションに立ち寄り、タイヤ交換後の増し締めをしてもらう。夕食はその近辺にある「バームクーヘン」という店に行った。レストランではなく食堂に近いのだが、店内はオーナーの嗜好か少しばかりJazz喫茶風のところもある。

 待っている間、本棚から雑誌を持ってくる。「男の隠れ家」という本で、Jazzの特集だった。その記事の中にマイルスについて何本か書かれてあるものを見つけた。生前、親しかった写真家や服飾デザイナーが彼について思い出を語っている。

 彼が晩年にステージでよく着ていた服は佐藤孝信という日本人デザイナーの服だった。マイルスが「ジャズミュージシャンの多くは怠け者だ」と言った言葉が思い出される。確かに彼らは自分のスタイルが一度確立してしまうと音楽のみならず格好にも気をつかわない。一方、マイルスの強烈な個性は、この佐藤孝信のあくの強いデザインをも相殺してしまうかのようなバランスで着こなしているように見える。

 被写体としてのマイルスもカッコイイ。体格は決して恵まれておらず、楽器を持たずただいれば、貧相な黒人にしか見えないかも知れない。しかしトランペットを吹く姿は、F430並みだ。ステージに垂直に、つまり地球の中心に向かってトランペットを吹く様はぞくぞくするくらい彼の孤高の強靭な精神性を表現している。

 食後はコーヒーをすすりながらこのような記事を読んでいた。店内は空いておりマイルスではないもののJazzが流れていて、久しぶりに昔の自分がちょっと蘇ってきた。
 Jazz喫茶で日々何時間も過ごしていた時が思い出される。

 一見、破天荒な人生だったマイルスも、音楽だけは「誠実」だった。決して投げやりではないのである。ここが凡百のジャズミュージシャンと一線を画するところだ。一つ一つの音が、音楽を有機的に構成していく。精緻とか正確というのでなく、深いのである。
先日の東京Jazzでの、ジョージ・ベンソンの音楽。あれを投げやりという。同じ曲を演って金もらって帰りゃいいやみたいな、音楽が全然心に沁みてこない。


  下のビデオは1985年、カナダのモントリオールでのライブからのもである。マイルスとはいえ、演奏の出来不出来のばらつきがあるが、これはしてやったりの演奏だ。そういう時は彼も満足している雰囲気が伝わってくる。




 これも久しぶりに聴いたが、鮮度は全然落ちていない。時折発するロング・トーンの比類なき美しさよ。
 その昔、彼が長期のブランクから復帰し、仙台の県民会館で初めて生マイルスを聴いた時も、このロング・トーン一発で二階席にいた私は不覚にも大粒の涙が頬を落下していった。

  このように本当にいいものって案外この世界にそう数多くあるものではないなと思う今日この頃である。



Posted at 2008/10/29 21:06:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年10月27日 イイね!

997型カレラ4の維持費は妥当・・・かな?

997型カレラ4の維持費は妥当・・・かな?  今のカレラ4が納車されたのが去年の9月だから一年ちょっと経過した。現在の走行距離がなんと34000km。ここまで来たらもう下取りのことなんか考えないで一生手元におこうと思っている。

 この間、オイル交換が7回、ブレーキパッド前後一回、ブレーキディスク前一回、タイヤは夏タイヤを2セット交換した。(冬タイヤは納車時にすでに購入)
 納車後にかかった費用を見てみると、オイル・エレメント交換、一回約3万5千円。ブレーキパッドは前がセットで部品代2万6千円、後ろが1万9千円。ローターが同じく部品代前が1個2万3千円。これらに工賃が加わるが複雑になるので省略。一番かかったのがタイヤでミシュランPS2、4本交換で30万円(フ○コーポレーションでまったく同じで23万円)だった。

 でトータルで約100万円かかった。これを高いとみるか安いと見るか。この半分以上はタイヤ交換で、それを引くと47万円くらい。走行距離数から見ると、決して高くはない。平均的な走行距離であれば、この半額くらいであろう。ランボやフェラーリの維持費はこれらとまったく比較にならない。

 しかも故障も一切なく、いつでもどこでも走れる。あ、ガソリン代が抜けている。ガソリン代は昨今の急騰で月4~5万円。多い時で七万円。これはやはり走り過ぎからくるもので参考にはならないと思う。

 趣味人の常で、自分の好きなものにはいくら使っても無駄使いとは思っていない。しかし月のガソリン代をちらっと妻に話したら「バッカじゃないの!!」の一言。

   やっぱりバカなんですかね・・・・・・。
Posted at 2008/10/27 22:23:11 | コメント(11) | トラックバック(0) | クルマ
2008年10月26日 イイね!

そこに自分は映っているか?

そこに自分は映っているか? 飲み屋にたまに行くことがある。私はお酒を飲まないので、皆と飲み屋に行ってもひたすらウーロン茶を飲んでいる。あの雰囲気は嫌いではない。先日も研究会の後に流れて寄った。それなりにいつものように楽しかったが、あの日は帰りに駐車場の自分のクルマの席に乗り込んだ時の方が安らぎを感じてしまった。なぜだろう?

 いつもついてくれる娘は美人で明るい性格だ。会話も上手である。しかし、本当の意味で心の満足感は得られない。これはわかっている人からすればしごく当然のことで、飲み屋での接待は商売だからである。それを商売に見せず自然に行うのが彼女らの腕のみせどころ(足も見せるけど)だ。だから彼女らにもちろん非があるわけではない。

 だが、気持の振れ幅がやや下降してくると、そういった空疎な付き合いが虚しくなり、もっと確からしいものを欲したくなる。
 あの晩、ポルシェの座席に座って安らいだのがそういう理由だったのだと思う。

 クルマ好きの多くは、そのスペックを他人に自慢するというよりは、自分の内面とそのクルマとのインタラクティヴな触れ合いに無上の楽しみを感じる。簡単に言えば気持が通い合う楽しみこそクルマの面白さである。
 人でも、自分を理解してくれるキャパシティがあればあるほど、会話も弾み自分が解放されていく。逆に浅い理解、狭い了見の持ち主といると自分が矮小化され、息苦しさを感じてしまう。しかしながら、これは日常の生活ではほとんどの人が常態化していることで、自分が気持よく受け入れられるというのは稀か、理想上の出来事に過ぎない。例え身内でもそういうことは普通だ。
 
 クルマでも同じことが言える。あくまで個人的な感想だが、ト○タ車はレ○サスでさえ、運転してみると疎外感を感じる。自分の気持ちがクルマに入っていかない。一方、メルセデスやBMWは走りだした瞬間からスゥーと気持ちが寄りそっていける。その時点ですでに「好き」になっているのである。

 そのクルマがよく練られていればいるほど、自分の中にある眠っている感性が引き出され、それが快感に通じる。メルセデスに乗れば、メルセデス的なもの、BMWに乗ればBMW的なものが各自の心の中から立ち現れるのである。極端な話、フェラーリに乗って感動するというのは、財布の軽い重いはさておき、各自の心の中にフェラーリ的なものに反応する何かがあるということだ。

 つまり、クルマというのは自分を映す鏡に他ならない。少なくともクルマ好きにとってはそうだ。いいクルマは確実に自分を受けとめてくれる。さらにクルマの方が上手だと、逆に自分の方がひっぱられてそれまで知らなかった世界にも連れて行ってもらえる。

 飲み屋の娘は、以前私が自分のクルマに冗談で“志保ちゃん”と名前をつけたことを覚えていて「志保ちゃん、元気?」と聞いてくる。この一年はブランド物のバッグが何個も買えるほど“志保ちゃん”に貢いでしまったが、飲み屋の娘と違い確実に見返りはあった。

 私の中での一番のご指名は、もちろんカレラ4である。「お前よりクルマに乗っている方がいい」なんて言えないけど。
 
 
Posted at 2008/10/26 14:52:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ
2008年10月25日 イイね!

GT-R、ガヤルドLP560-4も刺す

GT-R、ガヤルドLP560-4も刺す 今日の午前中は、タイヤ交換に行ってきた。と言ってもまだスタッドレスではない。値上がりを予想し、7月にフ○コーポレーションですでに買い置きして預けてあった。履いていたミシュランPS2は後4mm、前5mmの溝がまだ残っていた。結局16000kmはもったことになる。サーキットを二回も走った割には長持ちした。
 来春まで待ってもよかったが、アウディR8がアクワプレーニングでクラッシュするビデオを見てから、つまらない損得勘定はやめた。

 作業を待っている間、郵送されてきた最新号のAUTOCARを読んでいた。今回の記事の目玉はベストハンドリングカー選手権である。去年は911が破れアウディR8が優勝した。
 今回はどうだったか。結論から言うと、GT-Rが優勝した。参加車両はGT-R、R8、ガヤルド、クロスボウ、エリーゼ、911(997ⅡカレラS MT)、クリオ、エボX、DBS、シロッコ、IS Fの11台。予選をサーキットで行い、決選をマン島に上位5台を持って行き競わせる。

 9人のジャッジの総合点で決めるのだが、ここでなんと911が予選落ちしてしまう。これには編集部も驚いていた。
 
 マン島での決戦では去年の覇者のR8はもはや主役ではなく、GT-Rとガヤルドの一騎打ちだった。しかもこのGT-Rは英国日産から貸し出された日本仕様、つまり180km/hリミッターがついたままのものである。従ってストレートセクションでは負けたが、その他のセクションでは一位だった。ガヤルドは210.7kmまで出せたところをGT-Rは180km/hで我慢したにもかかわらず、トータルのラップタイムではガヤルドに対して1秒以内のビハインドしかない。リミッターを解除すれば3秒以上は縮まると予想された。

 本文中に印象的な描写があった。ガヤルドでは心臓が口から飛び出そうになるブラインドの高速右ターンを、GT-Rは完璧にフラットアウトで抜けられた。180km/hのまんまで進入し同じ速度で周って脱出できたと驚嘆している。

 GT-Rが今回参加したガヤルド、R8、エリーゼなどに比べ、クルマとして伝統の中で培ってきた味が欠落していることは彼らも感じている。GT-Rを“神聖なアイドル”ではなく“隣のお姉さん”だとうまい表現をしている。だから諸手を挙げて受け入れられないもどかしさはあるようだ。
 しかし、実際走らせた時の、圧倒的な性能に対してはもはやケチのつけようがない。それが“神聖なるもの”の領域を踏み荒らしていることが驚異なのである。


 ヨーロッパ文明の誇りの一つである高性能で高価なクルマが、悪魔ならぬゴジラに蹂躙されている。怪獣映画と同じで、観客として見ている分にはおもしろい出来事である。
Posted at 2008/10/25 12:36:52 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2008年10月23日 イイね!

世の中、知らないでいいこともあるのだけど

世の中、知らないでいいこともあるのだけど  ポルシェを買うということも、すごく勇気とお金が入ることなのだけど、最近ランボやフェラーリに直に接して、その毒気にあてられたという報告が目につくようになった。

 岩手にいるとめったに走っているところを見れるものではなく、一年に二三回遭遇したりすると思わず「おぉお」と感嘆の声を出していた。

 先日の伊達車倶楽部でもMODEOさんらがフェラーリも持ちこんでいたが、私にとっては鑑賞の対象ではあっても所有欲を惹起するものではなかった。

 3年前くらいだったか、品川プリンスの水族館の駐車場で初めて生エンツォを見た時はクルマに在らざるもの的な超越したデザインに圧倒された。その後もしばらく頭にこびりついて離れなかった。漠然と欲しいなとも思ったが、冷静に考えると不可能なことは自明だった。

 昔から、人々の話題に何度も上がるモノって、やはり底の深い魅力をたたえている。
911もそうだった。この一年で味わった面白さは過去10年分に匹敵する。であるならさらにフェラーリは、ランボは?と思ってしまう。

 しかし、個人的な諸般の事情(主に子供の教育費が一番かさむ時期に突入)のため、しばらくはそっちは見ないことにせざるを得ない。
 でも、その間911と過ごせるから、全然がっかりではない。と言うか、まさにいいタイミングで買えたことは幸運だった。

  カレラ4の隣に何を置くかは、まだまだ先の楽しみだ。
Posted at 2008/10/23 09:30:26 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
何シテル?   05/02 14:49
  2007年型カレラ4に乗っています。オールシーズン、日常の足として使用し、すでに10万キロを越えました。  カレラ4の乗り味は、ゆっくり走ればメルセデス、...
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