
去年の今時期、
関西へと旅行に出かけてました。
1日目は寄り道しながら熊野へ向かい、
2日目は熊野~天川村~奈良~京都
3日目は京都~長野を下道でずっと走り続けて帰ってきたのでした。
時々、当時の旅行のことを思い出しては、
色々あったなって振り返っています。
2日目の奈良では恩師の講演会を受講したんですが、
恩師が私たちに語りかけた言葉が今でも忘れられずにいます。
涙ながらに
彼の言葉に耳を傾けていたことを思い出します。
あの講演会をきっかけにして、
完璧でいることを少しずつ辞めていったんだなと思って、
今から思えば本当に感慨深いですね。
フォレスターとの出会いで
自分のできないことや苦手なところが
表面化するようになって
えらい大変でしたからね。
みんカラやってても時々、
人に対して劣等感を感じることがありますからね(笑)
でもフォレスターだって分かってて
私とお付き合いしてくれてるんですよね。
おかげで
自分の弱さを克服せずに
受け入れることになりました。
私は不器用だし、苦手なことがたくさんあるので、
クルマの維持やメンテナンスなんて
私1人だけではとてもじゃないけどできません。
それを日々思って生きてます。
まあでもありがたいことですね。
人は1人じゃ生きていけないって言う人もいますが、
その言葉はなんか強迫めいていてあんまり好きじゃないんです。
それはどこか出る杭を打つために、
だから自分は社会に適応しなきゃいけないんだよって
人を責める言葉に聞こえることがあるから私は好きになれない。
だけど、
誰かが働いてくれるから、
自分の好きなことが続けていられることには
感謝したいなと素直に思っております。
それと恩師は傷についても話してくださって、
そのことも今も心に残っています。
先月の旅行の前日に、
フォレスターを洗車していて気が付いたんですが、
クルマも走行距離が伸びれば
何かしらの傷がつくことが多いですよね。
私たち人間が長いこと人生を生きていれば
必ずどこかで傷を負うことだってあるように、なんですよね。
それが私の中で大きな気付きだったなっていうか、
むしろこれまで走ってきた距離があるから
傷がたくさんつくんだなと思って、
フォレスターの傷を見て初めて愛おしいと思いました。
必ず人には弱さがあるし、
生きていれば必ず傷を負います。
それを否定するということは、
人間の否定であると
恩師が言っていたことを
私はこの先もずっと忘れずにいようと思います。
だってクルマだってね、
ずっと新車のままでいられないわけですからね。
だけど私はもうすぐ93000kmに達しようとしてる
フォレスターがとても愛おしいです。
スバル車あるあるですが、
あちこちビリビリ音出てるし、
足回りも締まりが悪くなってきましたしね(今年中に交換予定ですが)。
神経質でハンドルに伝わる振動が気になって仕方ないから、
車検時に色々相談してエンジンルーム内の部品交換して
少しでも振動抑えたいかなとは思ってるんですけどね。
まあでももはや走行距離を考えると、
無駄な抵抗はしないでおきます。
まあ気にはなるんだけどね(笑)
私の年々減っていく髪の毛の量や体重の増加と
同じだということで(マテ
1年間早かったな。
でもこの1年間、がんばって走ってこれてよかった。
本当にそう思います。
この先も走り続けられることを願って。
Posted at 2020/07/14 15:19:29 | |
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