会社の帰りにふらっと、表参道に期間限定オープン中のコンセプトショップ「Audi House of Progress Tokyo」に行ってみました。
都心に勤めているとはいえ表参道はなかなか行かないので、道に並ぶ高級ショップ群に気おくれしつつ……
◯入店、1F
不思議な形の建物の中には、今はQ4 e-tron conceptが鎮座していて出迎えてくれます。外にはRSQ8がいました。Q4コンセプトはライトの動きが面白くてじーっと見てしまいました(動画も撮ったんだけどここに貼れない…)。アウディはライトの技術が世界一だと思う。
とりあえず前から。
そして後ろからも。
◯B1F
階段を降りると地下には大きなスクリーンと、いくつか写真やオブジェクトの展示があります。
この階は、楽しみ方を自分で見つける階。何もないと思ってしまう人もいるかもしれないけど、たぶんそれは違う。モノは少ないかも知れないけど、そこにあるものからいろんなことを考えるための場所。
例えばこれらのコンセプトカーの絵。
なんの説明もなく、ただデカデカと壁に貼ってある。
だから何なの?これ何?と思ったらそれまで。
この絵に描かれたコンセプトカーはどんな時代を走るんだろう?自分はその頃何をしている??
考え出したら止まらない。
このフロアは、未来について否応なく考えさせられる階だと感じました。
アウディ的なちょっとしたテクノロジーを使った展示物はいくつかあるけど、それは見る人に何かを考えさせる1つのきっかけにすぎない。
Future is an attitude...未来は考え方ひとつ。それを具現化したようなフロアでした。
◯2F
二階に上がると喫茶スペースがあって、同行者がいればそこで談笑したり、1人ならショップのスタッフと話したりできます。
LINEでメッセージを送ると場内のテロップに表示できたり、そのメッセージが一年後にカードで届いたりするサービスもやってます。
試乗ができますよというご案内をしてくれます。基本的に試乗は事前予約なんだけど、当日枠に空きがあると乗せてもらえます。
なんとRSの枠が1つあいていて、私も試乗させてもらいました……!!まさかRSを運転する機会があるとは……。
◯RS、その感想
RSの感想は「いい意味で普通」。排気量や馬力などからめちゃくちゃヤバい車かと思っていたけど、全然違った。いたって普通の車だった(褒めています)。私でも全然運転できました。発進も軽々と、滑るように走り出す。シフトアップの感触のスムーズさはやはり、自分の車と比べちゃうと、年式の新しさとお値段の違いを感じてしまうところではあるけど^^;
アクセルはちょっと踏めばそれなりに加速するけど、街乗りレベルでは全然獰猛な感じとかではなかったです。高速の合流で加速するようなシーンは、なかなかスゴいかも。そんな片鱗は見えました。操作がうまくいかなかったのはアクセルよりブレーキ!!ブレーキはなかなかの曲者でした。ちょっと踏むとガッと止まる。さすがに最高時速も高い状態が想定される車だけあって、ブレーキ性能がすっごいな〜と感じました。そして渋滞ハマるとブレーキがキーキー鳴る。ブレーキのキーキー音は私の車よりかなり頻発していました。ブレーキが熱を持つと音がけっこうするという話です。
表参道を出て赤坂のあたりをしばらく走る試乗コースでしたが、私は田舎者なので、この大都会をRSで走っている……と思うとなんだか夢を見てるような気分でした。
最後に車を元の場所に戻し、傷などの確認をしたあとスタッフの方が車を駐車場に戻してくれましたが、そのときのエンジン始動音を聞いてビックリ!
ブォォンッ パンパンッ!みたいなすごい音でした。何でそこでパンパン鳴る必要ある!?笑 って思ってしまうほど。この音はさすがに、保育園の送迎には嫌がられそう!住宅街だと早朝深夜にエンジンかけるのも厳しそう!笑
とにかくすごい音だったんですが、驚くべきはそれを車降りるまで全く感じなかったことです。こんな音出す車を運転してたんか!って思ったくらい、車内は全然静かでした。遮音性がすごいんだと思う。
普通に乗れば、いたって普通の車。でも、ちょっとしたところで、この車本当はスゴイなっていうのがわかっちゃう。どうしても伝わってきてしまう。そして、自分の車に比べ、いろんな部分ですごく隙のない感じがした。能ある鷹は爪を隠し切れないものなのかもしれない。サーキットで本気出すのはもちろんだけど、街乗りでその隠し切れてない部分を楽しむのもRSの楽しみ方の1つなのかもね。
とてもビビって緊張して乗ったので写真も動画も全然ないんだけど、今思えばもっとリラックスして乗ればよかったな…。全然リラックスして乗れる車だったと思う!
機会があればもう一回乗りたいくらいです。いや、乗りたい。
しかしまぁ、最寄駅に戻って自分のA1のエンジンかけて、シートに座ってハンドル握ると、「そうそうやっぱコレコレ」と思うのです。そう思うところまでが試乗です。
いい車に乗り、自分の車の良さも改めて知る。
試乗、楽しいですね。
車の未来。自分の未来。未来についていろいろ考える場所Audi House of Progress、なかなか楽しい場所でした。
スタッフの皆さんもアウディ好きな人が多そうな感じで、アウディオーナーはスタッフと話すだけでも楽しいのでは?スタッフの方がそれぞれのアウディ像を持っていて、好きな車種のタイプも人それぞれだな〜と、話していて感じました。
余計な情報ですがスタッフのお兄さんみんなカッコよくて優しいので、女の人も楽しいと思います♡笑
地下鉄表参道駅のA5出口が最寄りかと思います。場所柄敷居が高いと思うかもしれないけど怯まずに入って正解。期間限定なので是非是非!
Posted at 2021/01/22 22:19:58 | |
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