
ドライビングシューズを年末セールで手に入れるべく、
日本最大級(最大?)の売り場面積と専門店出店数を誇る「越谷レイクタウン」に行ってきました。
ショップを散策していたところ、埼玉トヨペットの売り場で「GRヤリス」を見学できたので、ちょこっと写真と印象を載せておきます。
GRヤリスは、トヨタがWRC(ワールドラリーチャンピョンシップ)で勝利するためのホモロゲーションモデルとして開発したスポーツカーです。
ヤリスという名前がついているものの、エンジンもボディも通常ラインナップのヤリスとは別物であり、全く別の車と言っても過言ではありません。
今回見学した、RZハイパフォーマンスは、272馬力を発揮する1.6L3気筒TBエンジンで4輪を駆動するトップラインです。
カラーはエモーショナルレッド(5.5万円のOP色)で、非常にスポーツカーらしい印象を受けました。
各所に配されたエアロパーツは決してこけおどしではなく、
ルーフに至ってはカーボンで形成されています。
前述の通り、エンジンパワーは272psですが車重が1230kg程度しかないこと、
4輪駆動であることからギブリよりも鋭い加速が予想されます。
サイドから見ると、3ドア化によってルーフがなだらかに傾斜しており、
スポーティな印象を受ける一方、ヤリスでもいまいちに感じた後席の居住性は絶望的です。
ただ、この車は前席に座る2名のためのものなので、
どんなことはどうでもいいのかもしれません。
エクステリアのデザインで特に目立つのは、前後のフェンダーの張り出しでした。
タイヤがボディ四隅についていることと、このフェンダーの張り出しによって、
踏ん張り感と安定感があるデザインにまとまっています。
ホイールもかっこいい。。。
内装は、ベースになったヤリスに準じるデザインになっていて高級感こそありませんが、
贅沢にアルカンタラが使われていて安っぽさはみじんも感じないつくりになっています。
各所に配された「GR]ロゴと、「WRC」の文字が気分を盛り上げてくれます。
シートの座り心地もGoodでした。
MTの捜査感は上々で、カチッカチッっと、シフトゲートに吸い込まれるような感触です。
ドアの開閉の際にも、ボディ剛性の高さを感じました。
本気のセミバケット形状。
エンジンルームも見せていただきました。
ここにもGRのロゴ。
唯一気になったのはシートポジションの高さ。
ラリーベースなので仕方のないところではありますが、
シート高を一番下まで下げても、まだかなり高く感じました。
ただ、各所から感じた上質感は、エンジンをかけなくても走りへの期待を高めてくれるものでした。
当初はヤリスという名に乗り出し500万円のプライスに驚きましたが、
実際に触れると決して高くないと感じました。
(カタログももらってきましたよー)
Posted at 2020/12/30 13:41:00 | |
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