
前回のブログで腕時計が趣味であること、とは言え周りの目も気になることについて書きました。
(いつも以上に駄文にも関わらず、文太の父さん、かずかず♪さんコメントありがとうございましたm(__)m)
前回記事→
https://minkara.carview.co.jp/userid/3281305/blog/44393042/
これまではデザインやブランド、機能性に対する自身の好みだけで時計を選んでいましたが、今回はTPOを考えた時の使い勝手の良さ(どこにでもつけて行ける)をメインに時計選びをしてみました。
(題名に結果書いてしまってますけど、、笑)
ここで考えた使い勝手の良さとは、
①どこにでも着けて行ける
会社でも、オフでも、冠婚葬祭でも着けて行けること。
周囲の人に印象(良くも悪くも)を与えないこと。
②高価ではない
あくまでメインウォッチでは無いので、、、
例えば、昔からの友人と遅くまで飲む時、アクティブなイベントがある時にも気兼ねなく使えること。
③自分のイメージを表現できる
①と矛盾するようですが、車や時計を選ぶ時には「こういう自分でありたい」とか、「こういう自分を見せたい」ということを考えて選ぶようにしています。
例えば、マセラティを選んだ際には「王道では無いけど拘りを持ちたい」とか、「洒落で、少し伊達な自分を目指したい」と言った思いがありました。
もちろんギブリ自体の、かっこいい!!!!速いっ!楽しい!ってのが、1番にありましたけどね。
ある意味、セカンドカーを選ぶのと同じ目線で選んでいますね。
ではでは、今回セカンドウォッチとして検討した時計達をご紹介します。
候補1
グランドセイコー クオーツ SBGP011
日本が誇るSEIKOの最高峰ラインであるグランドセイコー、そのクオーツウォッチです。
9Fというムーブメントを搭載していて、自動巻に比べてトルクで劣るクオーツであるにも関わらず、太く厚みのある針を駆動します。
秒針も、スッ。スッ。と武道のすり足のように、素早く、ただブレる事なく、時を刻みます。
また、グランドセイコーの時計にはザラツ研磨という特殊な研磨技術が使われており、ケースのエッジや、針もキラキラと光を反射します。デザインは地味なのですが、光を反射した時に美しさを感じます。
そんなグランドセイコー クオーツを今回の選考基準で見てみると、、
①どこにでも着けて行ける
これはもう、間違いなくクリアしていると思います。
フォーマルのスーツにはバッチリ合いますし、冠婚葬祭に着けて行っても問題ないです(今時、革ベルトじゃなくても誰も気にしないですよね)。
ちょっとカジュアルには弱い気はしますが、自動巻に比べて丈夫なクオーツなので多少アクティブな遊び方をしても大丈夫でしょう。
私のような30歳男性がつけていても、上司や、取引先に悪い印象を与えることはないと思います。
成人祝いや、結納返しの定番なので相手先と被るという可能性は多少ありますが、それはそれで良いアイスブレイクになりそうです。

これほどスーツに合う時計もなさそうです。この画像は少しケースサイズが大きい感がありますが。
②高価では無い
この時計の定価は308,000円。正直、安くは無いです。飲み行って無くしたら1週間は凹める自信があります。
アウトレット何かで安く買えても20万円を切るのは難しいでしょう。物はいいのですが、いいだけの価格はします。
ちなみに、ここで言う価格の安い高いはセカンドウォッチとしての相対的な物で、その時計が持つ技術やストーリーに価格を照らした際の絶対的な物では無いです。
③自分のイメージを表現できる
この時計のイメージは「真面目・堅実」、「質実剛健」と言ったものでしょうか。
私の場合だと、職業的にも堅実そうに見られることが多いですし、ファッションもそれ程派手では無いので、時計にまで「真面目・堅実」という印象はそれ程求めません。
候補2
CASIO G-SHOCK GMW-B5000D-1JF
世界で大人気のGショック。そのフルメタルバージョンです。
デザイン元になったモデルは、Gショックのオリジンとも言えるDW-5000系。
かっこいいんですよねー。この時計。
オリジナルのデザインを破綻させる事なく、上手くメタル化していて、ちょっとした高級感すら感じます。
そんなG-SHOCK GMW-B5000D-1JFを今回の選考基準で見てみると、、
①どこにでも着けて行ける
これは、、、うーーーん。。
かなりカジュアルに振っています。職場でスーツの時には少し合わせるのが難しいかもしれません。
冠婚葬祭でブラックスーツだったりすると、かなり時計が目立ちそうです。
一方でカジュアルでは、特にアクティブな場面で大活躍しそうです。
キャンプやBBQで傷だらけになっても、味が出そう。

意外とスーツに合わせても違和感ないですか?
②高価では無い
この時計の価格は66,000円。安いお店では4万円台で購入できそうです。
タイムレス、クラスレスなデザインで、この価格ならば高くは無いと思います。
③自分のイメージを表現できる
この時計のイメージは「タフ」、「遊び心がある」と言ったところでしょうか。
自身がタフかどうかは置いておいて、人に与える印象としては悪く無いように思います。
候補3
Apple Watch series6
数年前から登場しているスマートウォッチというジャンル。そのApple版です。
出始めのApple Watchは文字盤も常時表示ではなく、HUAWEIのそれにすら劣る出来でしたが、series4で常時表示に対応、series5にて更にブラッシュアップされました。
これまでは充電や質感の低さ等のデメリットばかりに目がいってしまい、正直なところスマートウォッチにはあまり興味がありませんでした。
しかし今回、先述の目線でセカンドウォッチを検討したとき、最有力候補として挙がってきました。
①どこにでも着けて行ける
カジュアルは問題なし。
フォーマル、会社のスーツに合わせるには少し抵抗もありましたが、最近は市民権を得ているように思われます。
Apple Watchはベルト部分を簡単に交換することができます。革ベルトや、メタルバンドに交換することで、より自然にスーツに合わせられそうです。
冠婚葬祭は、、結婚式では問題なくても、お葬式につけて行くのは憚られますね。

革のベルトであればそれ程違和感なく付けられそうです。
②高価では無い
Apple Watchの価格は3万円(廉価版:series3)から13万円(HERMES Edition)と幅広いですが、今回購入した40mmサイズのステンレスモデルでは8万円でした。
腕時計としては高すぎるということはないと思います。
ただ、、、この点に関しては、伝統的な腕時計と異なり数年で陳腐化し価値が0になることを考慮する必要があります。資産としてではなく、費用としての出費と考えて購入しました。
③自分のイメージを表現できる
この時計のイメージは、「新しいもの好き」、「(良くも悪くも)伝統にこだわらない」といったものでしょうか。
兎にも角にも、比較的リーズナブルな出費で、金持ちとも貧乏とも見られることなく、TPOを選ばない時計という意味では、今の私にとってApple Watchが最適解なように思えました。
series6の発表を待って注文、本日届きました。
自分のライフスタイルで使いこなせるかは分かりませんが、まずは使ってみようと思います。