ARIA The ORIGINATION 第6話「その 課外授業に…」

あらあら、毎回が名編神作画と思えるARIAの中でも、特にココロ打たれるお話でしたぁ～(>_<。)

灯里を決して叱らないアリシアさんを不思議に思ったアリスちゃんが、その謎に迫るべく探偵さんごっこ…にもならない隠れっぷりでしたが、結局最後はアリシアさんに直接聞いてみる事に…

「もしアリア社長とスイカ割りをしたら、『そっちじゃないそっちじゃない』じゃなくて『こっちこっち』って言うわ。『そっちじゃない』って言い続けたら、失敗を恐れて何も動けなくなってしまうもの。」

なんかねぇ、ボクの仕事の事言われてるようで、ズキュンときちゃったよ…

何度言っても覚えてくれない、全然考えもなしの行動に見える…
そんな部下の細かいトコ何もかも叱ってばかりいるここ最近なワケですよ。
ついイライラしちゃって、余計に小言が増える悪循環みたいな…

んーでも、あれだけやる事なす事文句言っといて、「自分なりにきちんと考え持って行動しろ」って言ってもできないよねぇ…

「それでも失敗し続けたらどうするんですか？」
「その時は、自分の不勉強さを反省するわ。」

成功したら部下の功績、失敗したら自分の責任。
まさに上司のかがみん…じゃなくて鑑じゃないデスか。

大体、自分が彼の頃って、それこそもっと出来てなかったんじゃないかなぁ…

ボクがアリシアさんみたいにしようたって無理だし、もし出来たとしてもさすがにそれじゃ実際の仕事はまわらない。
でもね、ひとつの理想の姿として、アリシアさんがあってもいいと思う。

…なんて、こういう事説教臭くなく考えさせてくれるのが、アリシアさんのすごいトコだし、ARIAって作品のすごいトコだよなぁ…と思うデス。
ボクらみたいなヲタにとっては、変なビジネス書とか、もちっと寄ってサラリーマンまんがみたいのより、よっぽどココロに染み入ってくるなぁ…なんてね。

仕事嫌いで嫌いで、仕事しなくてもお金もらえるなら仕事なんてしないよってくらいの社会不適合者なボクデスが、いい仕事してみよう、ってガラにもなく思っちゃったりするワケでした。
単純だね。

…まぁ、ARIAの中でボク的2大萌えキャラがメインっていう珍しいお話だったってのが重要ポイントだったワケデスガ…ｗ