991(ナインワン)はすごい人気で、
朝から試乗引っ切りなしである。
殆どタッチアンドゴー状態にして、
同乗また同乗のため、ミスターナインの席は温まる暇がない。
生憎の雨でもあり、本日の試乗はナシと決め込んで、
ヒヤシンスのシュールなドライフラワーを眺めていた。
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(C)どれみそくん
ぼーっと無駄遣いの妄想に耽っていたら、
電話が鳴って顧客から業務上の相談。
アレコレ駄弁ってから電話を切ったところで、
「少佐、乗りますか?」
とのありがたいお言葉を頂き、
ナインワン車中のヒトとなったのであった。
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(C)どれみそくん
一緒に試乗しようとお約束していたお友達各位、
抜け駆けの功名、許して給れ。
あいにくの雨模様、無理はせず(笑)
スポクロスポーツをポチってやおらスタート。
グゥア!グファルルル
グファルルルルルルルルぐわああああああああああああん!バフッ!
グファッルルルルルルルルルルルルルルルルルルルバフッ!
ヒャイイイイイイイイイイイイイイ~~~~~ン
スポエグ+ナンタラインダクションシステム(室内へ音を伝える)装備でかなり勇ましい音だった。オートマ的に踏み込むとPDKはきっちりレヴリミット近くまで引っ張る。最初は静かだが、途中で段付き的に大きな音に変わるのだ!しかし、基本はMA系のエンジンなので、補機類やDFI特有のパワースペクトラムは「健在」であった。それなりにやる気な音であることは事実であるが、回転に音量が線型的に対応しない感じで、むかし乗ったレクサスナンタラFの美容形成的サウンドを思い出した^^: 天然な音ではないが、明らかに993のような音が作られており、こと音に関してはツッフェンハウゼンもナインセヴン後期型は失敗であったと認めたカタチである。
アレしてナニする間に、信号が赤くなって、思い切りブレムゼを蹴るとグワッと強烈な減速が始まる。
PDKはバフバフとせわしなくシフトダウンし、その都度排気管からタコタコタカタカと空冷みたいないい音が聞こえる。低重心としなやかな脚の恩恵であろうか、ウエットにもかかわらず、ABSの介入はナインセヴン後期型より遅く感じた。
雨でビビリミッターが全開でナニしていたので、安全マージンを多くとって曲がってみた。
しかし、そんな心配をヨソに大してロールもせず、「シレっ」とした感じで曲がってしまう。こんなに行ってしまっていいのか!ミタイナ^^; ま、雨脚もナニだし、今日は試乗も込み合っているので、呼び出しを戴く前に帰途に就いた。これってドライだったらどんなに恐ろしいことになるのだろうか。
普段MTに乗っている関係で、クラッチを踏む操作がないとリズムを作リ難いのだが、
よい意味で数段「獰猛な」感じになったPDK(音で騙されている可能性はあるが)と、左脚ブレーキを併用して小気味よく走るのも決して悪くはなさそうだ!
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(C)どれみそくん
センターコンソールについては賛否両論のようだが、
運転席に座ると結構タイトで閉所的快感を味わえる。
後でゲルベ2号に乗ったら、かなり「開放的」に感じた。
ナインワンの方が911らしくなく、本来のスポーツカー的文法に則っているのではないだろうか。
MTの場合は「手長猿」的ポジションを強いられそうだが、、、( ̄▽ ̄;)
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(C)どれみそくん
ドアパネルから生えたミラー。
ミラーのサイズは同じくらいだが、
前傾が強まり、前方に移動したAピラーと相まって、
視界は格段によくなった!
ナインワンに正直あまり期待をしていなかったおのが不明を恥じる次第である。
ナビは例によって胸糞悪い蔵獅子であるが、、、(爆)
それを差し引いても、十分に欲しいと思った本官であった!♪
因みにカレラS、今年中の納車は無理のようである。
ワタスのM9-Pの方が早そうね、、、( ̄▽ ̄*)
Posted at 2012/03/20 22:25:57 | |
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