先般の撮影会のついでにナニした、
「赤エルマー」こと、Elmar f3.5/5cm、、、
中古レンズを買う際には、
いくつか手に執り、前玉・後玉の傷や曇り、
その他もろもろをチェックし候補を絞っって行くのだが、
最終的にはM9に着けて順光・逆光で試写して、
これぞという所で残ったのがコレである、、、
シリアルナンバーから見て1955年(昭和30年)製であった。
ワタスのM3は初期型の1954年だから、1年若いことになる。
この時代、M型とⅢ型は併売されていたのだ。
Summarit-Mと同じく、コーティングが施されているが、
なにせ古いレンズで、写りもそれなりと思っていたが、
ワタスの予想は甘かった、、、、、
20121224-L1004219 posted by
(C)どれみそくん
コレは現役のプラナーやNikkorにも匹敵する写りである。
20121224-L1004230 posted by
(C)どれみそくん
ほどほどに付いた前玉の傷汚れが適度なフレアになって見た目に優しい。
20121224-L1004226 posted by
(C)どれみそくん
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20121224-L1004228 posted by
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20121224-L1004273 posted by
(C)どれみそくん
開放絞り3.5、
明るさに無理をしていないこともあるので、開放でも画像に破綻はない。
ボケ味は被写体との間合いの取り方である程度は調節できる。
ワタスも明るいレンズを付けると、つい絞りを開きたくなるものだが、
そこはグッと堪えて、、、
ま、大人のレンズですな(笑)
20121224-L1004248 posted by
(C)どれみそくん
流石にこのようなシーンでは、ツァィスのT*コーティングやニコンのナノクリのようには行かない。
しかし、これも味の内として逆手に取れば面白い表現もできよう。
たった3群4枚のレンズでここまで写ってしまう、、、
バルナック型ライカの名声を支えただけのことはある。
少し暗いレンズも、ハンドリング上便利で捨てたものではないと思った次第。
レンズ本体、L-Mマウントアダプター、純正フード、φ19㎜フィルターと合わせて、
5万ライヒスマルコ台に収まっているので、財布にも優しい鴨(^^;)
Posted at 2012/12/30 12:41:53 | |
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