後付け油温センサー配線修理(残念編)

Defiの油温計が非表示になってしまいました。
恐らく断線したのでしょう。
先日ラジエター周り作業の際、油温計の配線やらカプラーが邪魔で触れた時にトドメをさしてしまったかと。

過去にも油温計非表示はあり、その時はセンサー〜油温計間にあるカプラーをテキトーに触ったら復活したので、今回もそれかな？と決めつけてます。

なので、カプラー周辺を新品にします。

本来ならテスターなどで導通確認してから断線箇所をつきとめたかったのですが、このタイミングでテスターが行方不明という情けない事情が…
大した根拠もなくカプラーに決めつけてます。

※作業時間は、以下作業を無計画にやった時のものです

で、対象のカプラーはクランクプーリー辺りにあるため手が届き(入り)ません。
作業スペース確保のため邪魔なものを外すなりどかしていきます。

主な作業は
・パワステクーラー&ホース避け
　↑これ用のブラケット、フロントグリル外し
・ラジエターファン右側(画像向かって左側)外し
　↑上下の固定ボルト、ファンのカプラー外し
です。

画像は、パワステクーラーの金属部とISCバルブ筐体をタイラップで軽く固定してる様子です。
ホースやパイプ類が邪魔しなくて良いです。
(ISCバルブのカプラーに負荷がかからないよう注意してます)

邪魔なものを外して上から覗くとこんな感じ。
緑○が交換しようとしてるカプラーです。

余談ですが、青で囲ったやつはお手製のカプラー用ブラケット。
ホームセンターに売ってる棚とかの固定治具的なやつをただ曲げただけです。
Vベルト保護用のカバーに取り付けてます。

カプラーを外してメータ側の接点部(メス)です。
防水カプラーですが、湿気か水が入ったのか腐食してます。
腐食したら導通はダメになりますから、やっぱりここが原因か・・・？

センサー側のカプラーも、エキマニの間をすり抜けさせてハーネスを長く取ります。

ちょっと画像がイケてなくて載せてませんが、カプラーに近い位置でハーネスの被覆が剥けて芯線が見えてる箇所がありました。
そこから水なり湿度を吸ったら、上記の画像のようにカプラー内で腐食しますね。

工具屋にてこんなん買ってみましたので、さっそく使ってみます。
500円くらいでした。
耐熱が-50〜150℃と記載されてたので、まさに油温センサー辺りの配線にはうってつけではないでしょうか。
8mmと書いてありますが、編み込みチューブなので直径15mmくらいは余裕でした。

①元のカプラー＋30mmくらいで配線カット
　(30mmはなんとなく…)
②防水栓を通して被覆を剥く
③ターミナル(端子)を加締める

で、③が終わった段階で熱対策チューブ類を通します。
ハーネスの上にコルゲートチューブ(8mm)を、更にその上に編組チューブを装着。

コルゲートチューブで既に耐熱80℃ですが。。
まぁせっかく買ったので良いんです！
耐熱と耐擦れです！

④ターミナルをカプラーに挿入

で完成です。

あとは組み直してやって動作確認。

・・・はい！メータは非表示のままでした〜！
どうやら今回作業のカプラー周辺のせいでは無かったようです。
恐らくセンサー直後のハーネスかな？
オイルフィルターに着いてるセンサーを見たら、センサーに対してハーネスがほぼ直角になってたのでそこに負荷掛かってたのかもですね。
そうなったらセンサー交換になります。
で、センサー交換となるとオイルフィルター周りのスペーサーも外さないといけないですね。
どこかのオイル交換時にやるとしましょう。

も〜頑張って熱対策とかしてみたのに〜！
何が残念って、こんだけの作業しといて「効果無し」って事w
なんでもそうですが、ちゃんと原因究明して悪いところを断定しなきゃダメですね。
まずテスター探します！

おわり


＝＝＝後日談(2/1)＝＝＝
油温計、ちゃんと直ってました。
リンクメーター側の設定やり直したらちゃんと温度表示してくれました。
1回断線したら表示設定が変わって映らなくなるみたいです。