おち＠(*´Д`)のブログ一覧

連日、広島の土砂災害の報道がなされてますね。

被災者の方にはお見舞い申し上げます。


さて、個人的には、最も効果的な災害対策は、

君子危うきに近づかず、だと考えています。

僕も過去記事に書いてある様に、自宅を建てました。

立地にはこだわりました。

職場からの距離や、小学校との位置関係等もありましたが、

とにかく、災害に巻き込まれなさそうなエリアを選びました。

海岸線、河川沿い、山際、これらは最も避けた項目です。

地震や雷雨、雹害、こういうものは避けようがないのかもしれません。

ですが、つなみ、氾濫、土砂崩れからは逃げられます。近寄らないことで。

今回の被災者に対して自己責任だの、親が無頓着なせいでこどもが犠牲になってかわいそうだの、

辛い思いをしている本人に追い打ちをかける様な、

そんな言葉を発する必要はないと思います。

ですが、自分ならあそこには住んでいないな、って思うのも事実です。

国が進める危険区域の認定作業に、住民自ら反対しているという話があるそうです。

そういう地区と認められてしまうと、地価が下がるから迷惑だ、と。

確かにそれはそうだと思います。

ですが、危険と認識していながらそれを伏せることに何の意味があるのでしょうか？

今は住宅も余ってきています。今後は危険そうなところに住もうという方は減るでしょう。

危険区域とレッテルを貼られなくとも、事実上地価は下がるのではないかと思います。


常日頃から思っていることですが、もっと大きな視野で考えた時に、

日本国民はみんなで効率化していかないといけないと考えます。

今住んでいる方を最後に、あまりに山の中など、交通、インフラ整備の困難な場所には

もう住まない。同じく、危険区域にはもう住まない。

そうすることで、人命や家を失う機会を減らし、インフラ整備も節約していく。

もっと言えば、本気で病気にならない生活を心がける。

防げない病気もありますが、防げる病気やケガでどれ程の経済的損失を被り、

それが税負担、社会保険料の負担としてのしかかっているか。

不用意なケガや病気は本当にお金の無駄遣いだと感じます。


田舎は好きです。僻地で働いてました。景色もとても素晴らしい。

人が住まなくなれば、途端に荒れ果て、ある意味、自然に帰るでしょう。

それはとても寂しいことですが、

国にお金がない中、都市集約化を進める必要があるのではないかと

切実に感じます。

国とは国民そのものです。国にお金がないってことは、国民にも余裕がないってことです。

お金がなければ、節約するのは当然です。

国にすべての山際を完璧にのり面処理する体力はないでしょう。

自治体だ、政治だ、首相だと責任を追及する声もあるとは思いますが、

それとは並行して、

自分自身で自分と家族を守る行動を取るべきだと思います。

少なくとも僕はそうします。

いくら国が責任をとっても、失った命は帰ってきませんからね。